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水質について
水質について
水質についてよくある質問をQ&A形式にしています。
色のついた水が出た
【赤い水】
水道工事や断水または家庭の水道管が古くなっている場合に、水道管の中を流れている水の速さや方向が変わったとき、赤い水が出ることがあります。これは、管の中の赤さびが原因です。しばらく放水するときれいになります。
【白い水】
水道水に空気(気泡)が入ったためです。コップなどにくんでそのままにしておくと、空気の泡が消え透明な水になります。
水の臭いが気になる(カルキの臭い)
水道水は安全な飲料水にするため、塩素で殺菌しています。どうしても気になる方は沸騰させてからお使いください。
鉛管を使用しているか調べてほしいのですが
1980年(昭和55年)以前の建物には鉛管が使用されている可能性があります。上下水道局へご連絡ください。
通常の使用状態では問題ありませんが、朝一番や長時間お使いにならなかった場合、一時的に鉛濃度が高くなることがありますので、念のためバケツ一杯程度をトイレ・散水など飲み水以外に使用してください。 詳しくは『鉛製給水管について』をご覧ください。
水道の水は安全ですか?
水道の水は、水道法に基づく51項目の水質基準で厳しく管理されています。福山市の水道水も、水源の水から家庭の蛇口の水まで水質基準を含め100項目以上の水質検査を定期的に実施し、安全を確認しています。蛇口については色や濁りがないかどうか、また、消毒のため入れている塩素が適量残っているかどうかなどを、市内28数箇所で毎日検査しています。詳しくは『水質検査計画』・『水質検査の結果』をご覧ください。
水道の水がカルキ臭いのはなぜですか?
カルキ臭は、水道水に含まれる塩素によるものです。水道水は法律によりじゃ口から出た時に1リットルあたり0.1mg以上の塩素が検出されることが義務付けられています。このため、浄水場では一定量の塩素を注入しています。
カルキ臭が気になる場合は、冷やして飲む方法や、ヤカンなどに入れて火にかけ、一旦沸騰させ弱火で5分ほど煮続ける方法があります。(沸騰後は塩素を蒸発させるため、ふたを取っておいてください。)
軟水と硬水の違いはなんですか?
軟水か硬水かはその水の硬度で決まります。硬度とは、ミネラルと呼ばれるものの一つであるカルシウムやマグネシウムがどれだけ含まれているかを示したものです。カルシウムやマグネシウムをあまり含まない水を軟水、たくさん含む水を硬水と呼んでいます。硬度は水の味に影響し、硬度が高すぎると口に残るような味がしますし、低すぎると淡白でコクが無くなると言われています。
浄水器は必要ですか?
水道水は水道法に基づく水質基準に適合した安全な水ですので、そのままお飲みいただけます。
もし浄水器をご使用される場合は、用途に応じたものを選び、使用方法を守ってお使いください。
上下水道局では浄水器の販売をしていますか?
上下水道局では、浄水器の販売や貸付・斡旋・紹介などはいっさい行っておりません。最近、上下水道局職員を装ったり、上下水道局の名前を語る悪質な訪問販売が増えています。「水道の水質検査に来ました。」「水道の水はよく出ていますか。」と言って言葉巧みに家内に立ち入り、浄水器などを売りつけるケースがありますので十分ご注意ください。不審な場合は、職員は名札及び身分証明書を携帯していますので、提示を求めてください
水道水の保存期間はどれくらい?
水道水には消毒のために塩素が入っていますが、塩素は時間とともにどんどん無くなってしまいます。水道水は、清潔な容器に入れてきちんとフタを閉め、冷蔵庫などの冷暗所に置いた場合で3日~1週間保存できます。ただし、保存期間はあくまで目安ですので、なるべく早くお使いください。