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広報ふくやまの表紙

広報ふくやま2024年2月号

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広報ID:324766印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新

自分のまちをもっと好きになる 特集 わたしたちのまちづくり

 本市では地域が抱える課題解決や魅力向上に地域が一体となって取り組んでいます。安心・安全、支え合いの観点からも地域のコミュニティは重要です。しかし地域によっては役員の高齢化や担い手不足が課題となっています。そんな中で自分たちの地域をより良いものにするため、取り組んでいる人たちがいます。地域の人や資源を生かしたまちづくりの事例を紹介します。あなたもまちづくりに参加してみませんか。

  • 問い合わせ

    地域振興企画課 084-928-1302

  • ID

    319285

地域の課題解決、魅力向上

わたしたちのまちづくり

6つの地域それぞれの取り組みを紹介します!

南部地域

泉学区

の取り組み
ひまわり畑の写真
耕作放棄地を活用したひまわり畑 映えるスポットができたよ!

ふくやまシュタイナー学園 郷分校山本 直子さん(左)小畑 充希さん(右)

地域の人と泥だらけで種まき、
楽しかった!

 地域課題について考える「まちづくりミーティング」から始まったプロジェクト。イノシシなどの被害に困っていた耕作放棄地を地域の人たちと満開のひまわり畑に変えました。6月の種まきは約80人が参加。子どももおとなも一緒に泥だらけになって約2万個の種を植えました。

園児や小学生が種まきをしている様子

 郷分幼稚園の園児や小学生も参加。

草刈りをしている様子

 準備は大変でしたが新たな地域資源が生み出せました。

  • 自分たちが植えたひまわりが咲くのが楽しみで待ち遠しかった
  • ひまわりを見に土手まで訪れる人もいた
まちのイラスト

中部地域

光学区

の取り組み
オンライン会議をする様子
デジタル化で連絡や会議の効率化 わりと簡単じゃわ

光学区花谷 忠厚さん

町内について
関心を持つ人が増えました

 担い手不足のため役員の多忙化が進む中で、持続可能な地域コミュニティの形成をめざす「まちづくり懇談会」を学区独自で開催。地域課題を洗い出し、皆さんの意見を受けてデジタル化に取り組みました。効率化が図れただけでなく、地域の人たちのコミュニケーションが増えました。

オンライン会議の様子

 パソコンなどを購入し、オンラインで会議を開いています。

  • 特に若い人に情報が届きやすくなり、行事への関心が高まった
  • 他学区から経緯を知りたいという声があった
まちのイラスト

松永地域

藤江学区

の取り組み
イルミネーションの写真
企業×地域の連携で魅力向上 みんなの力でできたよ

藤江学区織田 尊恵さん

ライトアップの瞬間が
とてもうれしいです

 地域住民の心を癒やし、住民同士の交流を図ることを目的に始まったイルミネーションは今年で2年目。地域住民だけでなく、学校や企業と連携して取り組むことで地域全体が盛り上がっています。空き缶やペットボトルを使い、アイデアを出し合いながら楽しく作りました。

会場の写真

 会場は藤江交流館横のグラウンド。

ライトアップの様子

 出来栄えに満足。今回は17日間で約2,300人が来場。

  • 手づくりのイルミネーションがすごい!他の地域の人も楽しみにしている
  • 藤江学区を代表する行事にしたい
まちのイラスト

北部地域

加茂学区

の取り組み
交流の場の様子
将来のまちづくりを自分たちでコーディネート 前向きが大事よ!

スマイルup加茂 代表勝岡 昭吾さん

楽しく準備すれば、
参加者も楽しめる

 自分たちが住む加茂を今よりもっと笑顔あふれるまちにするために、PTA役員をしていたメンバーで「スマイルup加茂」という団体を作りました。地域から相談を受け、あいさつ運動やデジタル化などに取り組んでいます。幅広い世代との交流の輪を広げながら、楽しんでいます。

活動メンバーの写真

 30~50代の23人で活動中。

会の様子

 「つれのうていぃ~かもNight」を毎月第4火曜日に開催。

  • 幅広い世代・職業の人と交流できるのでいろいろな話が聞けて楽しい
  • 若い人が行動していて頼もしい
まちのイラスト

東部地域

大谷台学区

の取り組み
ごみ解体の様子
お互いさまの近所お助け活動 手伝うことあるかのぉ

大谷台学区井手 学さん(左)中川 寿信さん(右)

助けを必要としている人を
支える地域へ

 大谷台は住民の半数が60歳以上。町内会費を納めているが行事に参加できない人のために、行事に代わる生活支援活動を行っています。植木の伐採や買い物支援などに協力できるボランティアを募集したところ想像以上の人数が集まり、高齢の人に喜んでもらえています。

草刈りの様子

 昨年4月から「近所お助け隊」を発足。

ごみ清掃の様子

 町内会に加入している75歳以上の高齢者を支援。

  • 人は宝であり財産。安全で住みやすい大谷台にしていきたい
  • 利用者の喜ぶ姿を見てやってよかった
まちのイラスト

神辺地域

神辺学区

の取り組み
廉塾バラの写真
地域で育てる「神辺の宝」廉塾バラ みんなで育てよう!

神辺小学校松本 琉空さん

神辺の歴史を守り、
伝えていく活動です

 「廉塾バラ」は特別史跡 廉塾ならびに菅茶山旧宅に古くから咲いている歴史あるばらです。挿し木や接ぎ木を行って増やし、地域の人たちに配り神辺学区全体で育てています。かわいい花が年中咲き、とてもいい香り。神辺で育ってきたばらなので、大事にしていきたいです。

地域の人と育てる様子

 1,000本をめざして地域の人たちと育てています。

講習会の様子

 講習会を開いて育て方を伝えています。

  • 歴史あるばらに関われることが誇らしい。大切にしていきたい
  • もっと広めて神辺を活気づけたい
まちのイラスト

市ではまちづくりの
サポートを行っています!

「自分の地域のために何かしたい」「まちを元気にしたい」そんなあなたの思いが地域をより良いものにします。
まちづくりに興味がある人や参加してみたい人は近くの地域振興課へ相談を!

枝広市長の今月のひとこと

 先月、石川県能登地方を震源とする地震が発生しました。石川・新潟・富山・福井県を中心に、甚大な被害が出ました。現在、義援金を受け付けています。皆さんのご協力をお願いいたします。

 さて、今月の特集は「まちづくり」についてです。皆さんは自分のまちが好きですか? 本市では地域の特色を生かしたまちづくりが進められています。住民同士がつながり合い、地域コミュニティや行政、NPO、企業、学校などが連携して課題解決に取り組めるような体制を整備しています。「地域を盛り上げたいけど関わり方が分からない」「地域に関わるきっかけがない」という方も、まずは自分のまちに関心をもち、地域活動に参加することがまちづくりの第一歩につながります。

 地域コミュニティの在り方も変化しています。デジタル化で役員の負担を軽減し、若い世代も参加しやすくするなど、持続可能なコミュニティづくりに取り組んでまいります。みんなで一緒に良いまちをつくっていきましょう。

枝広市長の写真