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広報ふくやま2024年12月号

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広報ID:346763印刷用ページを表示する 掲載日:2024年12月1日更新

特集:増改築でパワーアップ 福山市民病院

 2024年から約9年をかけて増改築を行い、病院機能の強化や来院する皆さんが利用しやすいフロアレイアウトをめざします。

  • 問い合わせ

    市民病院 084-941-5151

  • ID

    346763

NOW

福山市民病院の現在

 地域医療支援病院と広島県災害拠点病院に指定され、専門的かつ高度な医療技術で市民の暮らしを支えている病院。

※外来診療は原則予約制。かかりつけ医の紹介状が必要

福山市民病院の写真

現在(北側)

所在地:蔵王町五丁目23番1号
診療科目:29科目
病床数:506床(一般病床:500床 感染症病床:6床)
職員数:1,042人(2024年4月1日時点)
入院延患者数:139,486人(2023年度)

救急医療

 救命救急センターがあり、備後圏域など市内外からの救急患者に対応。災害現場出動や各種訓練にも参加しています。

がん・高度専門医療

 地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、治療にはロボット手術を導入しています。高度な医療にも対応。

新本館1期完成は2026年度、
全整備完了は2032年度

医療を継続しながら
段階的
増改築を行います

2032年度完成イメージ

2032年度完成イメージ(南側)

  • 周産期
    母子医療
    センターの
    設置

  • 病院
    機能
    強化

  • 利用しやすい
    フロア
    レイアウト

院長の写真

福山市民病院 院長
室 雅彦

備後圏域の医療を支えます!

工事中も医療は継続しますのでご安心ください。

なぜ増改築工事が必要?どうなっていくの?

 竣工から47年が経過した本館の老朽化解消のためです。さらに東館・西館も改修し、現状の機能強化と新機能の整備を実施します。建設・改修・解体を繰り返す工事ステップを予定し、病院機能を継続しながら、備後圏域で地域完結型の医療体制を構築します。

工事の進捗(工事ステップ図など)は
病院ホームページ から

詳しくはこちら
工事スケジュール 2023~2032年度まで

2024年

増改築工事スタート

2024年度工事着工の様子

2024年度工事着工の様子(南側)

LED整備の様子
  • 基礎工事を開始

  • LED整備

    敷地南側の「新本館1期」の基礎工事に着手。
    院内照明のLED化整備も進めています。

基本構想から5年をかけ、ついに基礎工事がスタート。
工事に伴うフロアの変更などにご協力をお願いします。

管理課(建設担当)

建設担当の写真

2026年

PowerUp!2

新本館1期完成
機能強化
新たな設備導入

新本館の一部の工事が完了します。
大地震が発生しても医療提供が
継続できる免震構造になります。

  • PowerUp!1

    NEW

    周産期母子医療センターの設置

     県外の病院へ搬送していたリスクのある出産の対応や、新生児の受け入れ・治療ができる環境を整備します。

    周産期母子医療センター(イメージ)

    周産期母子医療センター完成イメージ

    • 母体・胎児集中治療室

      切迫早産、多胎妊娠などリスクのある出産に対応

    • 新生児集中治療室

      低出生体重児、臓器に異常がある新生児を24時間体制でケア

    • 新生児回復室

      新生児集中治療室で治療を受け安定した新生児を受け入れ

    福山でできる安心・安全な出産をめざして

    母体・胎児、新生児、小児まで、切れ目のない医療体制を実現します。
    安心・安全な出産をサポートします!

    産婦人科病棟 職員

    産婦人科病棟 職員の方々
  • 救急医療

    救命救急センター
    屋上ヘリポート
    整備

    ヘリポートのイメージ

    イメージ

     現在東館にある救命救急センターを新本館2階に移設し、新本館の屋上にヘリポートを整備することで、より迅速な救急搬送が可能になります。

    備後圏域で救命救急センターがある病院は当院のみです。
    院内での連携を強化して命を守ります。

    救命救急センター 医師

    救命救急センター医師の写真
  • がん・高度専門医療

    地下1階RALS(ラルス)を導入

    難しい症例や高難度手術にも対応するため、各診療科で最新の医療に取り組んでいます。

    放射線治療装置の写真

    放射線治療装置

    手術支援ロボット「ダビンチ」の写真

    手術支援ロボット「ダビンチ」

    RALS(遠隔操作密封小線源治療装置)の導入

    体の中から放射線を照射する治療装置を導入し、より体への負担が少ない放射線治療を行うことが可能になります。

    中央手術部/産婦人科 医師

    中央手術部/産婦人科医師の写真
    完成イメージ(北側)

    2032年度完成イメージ(北側)

2032年

PowerUp!3

もっと
利用しやすい病院へ

フロアの完成イメージ

フロア完成イメージ

  • ワンフロア外来の整備

  • 救急関連部門を集約

 現在フロアが分散している外来診療部門を新本館と西館の1階に集約。効率的で分かりやすいフロアレイアウトにします。

より良い医療の提供をめざしていきますので、長期間にわたる工事へのご理解・ご協力をよろしくお願いします。

院長の写真

広報誌で情報を発信

広報誌ばら(隔月発行)

 病院の取り組みや増改築に関する情報などを紹介。WEBでも閲覧できます。

詳しくはこちら
医事課(広報担当)の写真

医事課(広報担当)

寄付のお願い

 増改築には多額の費用が必要です。皆さんからの寄付を受け付けています。

詳しくはこちら

枝広市長の今月のひとこと

 2024年も残すところ1カ月です。今年は6年ぶりに芦田川の夜空を花火が彩り、大いに盛り上がりました。2025年はいよいよ世界バラ会議福山大会とRose Expo FUKUYAMAが開催されます。大会本番に向けた準備を万全に整えてまいります。


 さて今月の特集のテーマである市民病院は、今年から増改築工事を行っています。約9年をかけて建物の老朽化解消とともに、病院の機能を強化します。

 例えば、これまでは市外の病院で出産するしかなかった「リスクのある出産」に対応する周産期母子医療センターを設置し、安心して出産できる環境を整えます。また利用する人に分かりやすいフロアレイアウトになるよう整備します。


 引き続き、備後圏域を支える基幹病院として、高度で質の高い医療体制を確保していきます。

市長の写真