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広報ふくやま2025年12月号

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広報ID:380400印刷用ページを表示する 掲載日:2025年12月1日更新

特集:めざせ国宝 筋鉄御門SUJIGANE・伏見櫓FUSHIMI・吉備津神社本殿KIBITSUJINJA・沼名前神社能舞台NUNAKUMAJINJA

 本市には歴史的価値の高い建造物があることを知っていますか。国の重要文化財に指定されている建造物4棟は国宝化に向けて動き出しています。それぞれの「推し」ポイントや価値、歴史を紹介します。

  • 問い合わせ

    文化振興課 084-928-1278

  • ID

    380400

\国宝化をめざす/国重要文化財4棟ここが推し

  • 徳川家から
    譲り受けた伏見櫓(ふしみやぐら)

    伏見櫓の写真

    全国で唯一現存する伏見城の証

     豊臣秀吉が築城し徳川家康が受け継いだ京都「伏見城」から移築。福山城を建てた水野勝成は家康のいとこにあたり、権力の象徴として譲り受けた。現存する伏見城の櫓の一部としても貴重。

    「松ノ丸ノ東やく(ら)」の文字の写真

    「松ノ丸ノ東やく(ら)」の文字!

  • 天下人の城から
    来た筋鉄御門(すじがねごもん)

    筋鉄御門の写真

    鉄板を打ち付けた「筋鉄」の門扉

     福山城築城の際に伏見櫓と一緒に伏見城から移築したと伝えられている二階建櫓門で、福山城本丸の正門。格式高いとされる建築様式が用いられ、白壁の堂々とした姿で城の入り口を守っている。

    鉄板が打ち付けられている門扉の様子
  • 巨大スケールの
    吉備津神社本殿

    吉備津神社本殿の写真

    破風板(はふいた)などが建立時期を立証

     全国的に見ても大規模な本殿が特徴。平安時代に建てられ江戸時代に水野勝成が再建し、建立時期を示す刻銘や文書が発見されている。「一宮(いっきゅう)さん」の愛称で親しまれている。

    本殿屋根の破風板にある、「慶安元年」などと書かれた墨書の写真。
  • 秀吉ゆかりの
    沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)
    能舞台

    沼名前神社能舞台の様子

    全国でもめずらしい移動式能舞台

     豊臣秀吉が伏見城へ設けた能舞台。福山城に移築された後に、三代藩主 水野勝貞によって沼名前神社へ移された。

    移動式能舞台の写真

    分解して移動できる貴重な様式

  • 国宝化に向けてこんな調査をしています!

    建築に使用している
    部材のルーツをたどる

    伏見城から移築した際に柱や梁(はり)などに使用されている部材の年代を調査。

    転用された部材の写真

    転用された部材

    加工の痕から年代を探る

    伏見櫓の内部の柱にある凹凸の加工の痕から、使用した大工道具や年代を調査。

    加工痕の写真

    加工痕

  • この取り組みを
    応援しよう!

    めざせ国宝のうちわを持つ親子たちの写真

     4棟の国宝化に向けた調査や歴史的価値・魅力を発信するため、寄付を募集しています。

    ※この寄付はふるさと納税が適用されます

    寄付を募集しています

    受付先:文化振興課

    電話番号(084-928-1278)

    締め切り:12月31日(水曜日)

    詳しくはこちら
皆さんからの

応援メッセージを
募集しています!

詳しくはこちら

枝広市長の今月のひとこと

 2025年も残すところ1カ月です。今年は世界バラ会議福山大会とRose Expo FUKUYAMAを開催し「ばらのまち福山」の魅力や市民をあげてのおもてなしなどに、国内外から高い評価を受けました。これからも、ばらのまちづくりの原点である平和への願いを次の世代に引き継いでいくとともに「世界一のばらのまち」の実現に向けて取り組みます。

 さて本市には、歴史的・文化的価値の高い文化財が数多く存在しています。中でも明王院は全国で唯一、本堂と五重塔の両方が国宝に指定されている寺院です。

 他にも世界に誇れる文化財として、福山城の伏見櫓(やぐら)と筋(すじ)鉄(がね)御門、沼名前神社能舞台、吉備津神社本殿があり、現在、国宝指定をめざして取り組んでいます。今年度は伏見櫓において、移築の経過の調査を実施します。

 こうした取り組みと併せて福山市登録文化財制度を創設し、文化財の活用による地域の活性化を図っていきます。

枝広市長の写真