本市には歴史的価値の高い建造物があることを知っていますか。国の重要文化財に指定されている建造物4棟は国宝化に向けて動き出しています。それぞれの「推し」ポイントや価値、歴史を紹介します。
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問い合わせ
文化振興課 084-928-1278
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ID
380400
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徳川家から
譲り受けた伏見櫓(ふしみやぐら)
全国で唯一現存する伏見城の証
豊臣秀吉が築城し徳川家康が受け継いだ京都「伏見城」から移築。福山城を建てた水野勝成は家康のいとこにあたり、権力の象徴として譲り受けた。現存する伏見城の櫓の一部としても貴重。
「松ノ丸ノ東やく(ら)」の文字!
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天下人の城から
来た筋鉄御門(すじがねごもん)
鉄板を打ち付けた「筋鉄」の門扉
福山城築城の際に伏見櫓と一緒に伏見城から移築したと伝えられている二階建櫓門で、福山城本丸の正門。格式高いとされる建築様式が用いられ、白壁の堂々とした姿で城の入り口を守っている。
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巨大スケールの
吉備津神社本殿
破風板(はふいた)などが建立時期を立証
全国的に見ても大規模な本殿が特徴。平安時代に建てられ江戸時代に水野勝成が再建し、建立時期を示す刻銘や文書が発見されている。「一宮(いっきゅう)さん」の愛称で親しまれている。
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秀吉ゆかりの
沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)
能舞台
全国でもめずらしい移動式能舞台
豊臣秀吉が伏見城へ設けた能舞台。福山城に移築された後に、三代藩主 水野勝貞によって沼名前神社へ移された。
分解して移動できる貴重な様式
枝広市長の今月のひとこと
2025年も残すところ1カ月です。今年は世界バラ会議福山大会とRose Expo FUKUYAMAを開催し「ばらのまち福山」の魅力や市民をあげてのおもてなしなどに、国内外から高い評価を受けました。これからも、ばらのまちづくりの原点である平和への願いを次の世代に引き継いでいくとともに「世界一のばらのまち」の実現に向けて取り組みます。
さて本市には、歴史的・文化的価値の高い文化財が数多く存在しています。中でも明王院は全国で唯一、本堂と五重塔の両方が国宝に指定されている寺院です。
他にも世界に誇れる文化財として、福山城の伏見櫓(やぐら)と筋(すじ)鉄(がね)御門、沼名前神社能舞台、吉備津神社本殿があり、現在、国宝指定をめざして取り組んでいます。今年度は伏見櫓において、移築の経過の調査を実施します。
こうした取り組みと併せて福山市登録文化財制度を創設し、文化財の活用による地域の活性化を図っていきます。




