本文
大塚璃子さんの夢へのチャレンジ!(手話の出来る看護師になりたい!)
大塚璃子さん(銀河学院中学校3年生)×槌田有希さん・谷山隆子さん(福山手話講師団)
福山夢・未来開花プロジェクト【夢の応援コース】の支援対象者となった銀河学院中学校3年生の大塚璃子さん。
夢は、「手話の出来る看護師になりたい!」です。
母の勧めで、昨年初めて手話講座を受講した大塚さん。聴覚障がい者の方は「病院で名前を呼ばれたことに気づかなくて、ずっと待っていることがある」と聞きました。
9月の最終審査会では、「聴覚障がい者の方々とのコミュニケーションの取り方を学び、悩みなどを抱える人の不安を和らげることができる看護師になりたい!」と熱くプレゼンをしました。
そこで、大塚さんが企画したのは、「手話講座」の開催です!
大塚さんの夢へのチャレンジを支援してくれたのは、福山手話講師団より、槌田有希さん(ろう講師)、谷山隆子さん(聞こえる講師)です。
支援当日は、小学生から高校生まで幅広い年代の方に参加していただき、見学の保護者の方々も一緒になって「手話」を学ぶ、大変貴重な経験ができました。
支援の様子
講座は、「聴覚障がい者の言語『手話』について学びませんか?」と題し、まずは講師の槌田さん、谷山さんにそれぞれお話しいただいた後、手話講座と交流会を行いました。
槌田さんには、「手話」の表現方法について、聴覚障がい者の日常生活、病院内での出来事、情報保障についてなど、普段感じる聴覚障がい者にとっての困難を赤裸々にお話しいただきました。
また、「ろうあ者等相談員」として、普段から手話を使って仕事をする谷山さんには、手話通訳士の仕事について、手話をする上で心掛けていること、どのような勉強をしたらよいかなどをお話しいただきました。
続いて、手話講座では「あいさつ」「自分の名前」「好き・嫌い」などの表現の仕方を教わりました。
講座中は、手話通訳者の助けを出来るだけ借りず、聴覚障がい者の方とコミュニケーションを取るにはどうしたらよいか、参加者は文字の空書きや口の形で伝えるなど、試行錯誤しながら、講師の槌田さんとコミュニケーションを取っていました。
交流会では、「学校との面談の時は、どのように対応していますか?」「『金柑』ってどうやって手話で表現しますか?」などたくさんの質問が飛び交い、和やかな雰囲気で講師のお二人と交流ができました。
支援を受けた大塚さんは、
「聴覚障がい者の方の生活や手話通訳士の仕事について、新たに知ったことも多かったです。手話を使う時は表情を付けることが大事など、たくさんの学びがある良い機会になりました!」
「手話に興味のある同年代と一緒に活動出来て楽しかったです!」
「これからも手話の勉強を続けていきたいです!」
と話していました。
この経験を活かして、夢に向かって頑張ってください。
Facebook、X(旧Twitter)でも、若者の夢に向かって頑張る姿を配信中!
皆さんからの「いいね!」をお待ちしております。
【X(旧Twitter)】 【Facebook】