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金政杏香さんの夢へのチャレンジ!(夢:大事なことや伝統を自分なりに伝えることができる人になりたい!)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月1日更新

金政杏香さん(近畿大学附属広島中学校福山校1年生)×三野友華子さん(女優,歌手,朗読家)

夢・未来プロジェクト2022の支援対象となった近畿大学附属広島中学校福山校1年の金政杏香さん。

夢は,「大事なことや伝統を自分なりに伝えることができる人になりたい!」

夢の実現のためにチャレンジしたいことは,「朗読で活躍している方に指導してもらいたい!」

金政さんと語りとの出会いは,小学3年生の時,全国語りべ大会に出場経験のある小学6年生の語りを聴き,衝撃を受けたことに始まります。

物語に描かれた教訓を自分なりの解釈で語り,聴いている人に感動を与えたいと強く感じました。老人ホームでの語りや備後一宮吉備津神社のほら吹き神事への参加などを通じ,語りの経験を重ね,第7回全国語りべ大会への出場を決めましたが,受賞するに至りませんでした。

この大会に出場されている全国の方々の語りを聴き,更に自分なりの解釈や表現で,童話や民話を伝えていきたいと思うようになり,大会への挑戦を続け,第9回大会では小学の部で最高位を受賞しました。

これからは「語り」に加え,新たな表現方法として「朗読」にも挑戦したいと考えています。

 

8月に行われたプレゼン大会では,「大事なことや伝統を自分なりに伝えられる人になる」と熱く語り,審査の結果,支援対象者として決定しました。

金政さんの夢へのチャレンジを支援してくれたのは,なんと女優,歌手,朗読家としてご活躍中の三野友華子さんです。

三野さんも第9回全国語りべ大会の一般の部で最高位を受賞されており,演技,歌唱などの経験とスキルから生み出される表現に金政さんはたちまち魅せられました。

支援では,金政さんの憧れの存在である三野さんに呼吸法や発声法などを直接指導していただきました。金政さんの弱点を克服するための練習方法やコンテストに活かせるテクニックなどをご指導いただきました。これからもご指導いただいたことを復習,実践しながら頑張っていきたいと,決意を新たにしました。

 

支援の様子

 
No 日時 場所 内容 課題(作品名)
第1回 2023年(令和5年)1月14日(土曜日)15時~16時30分

男女共同参画センター

(リモート)

・自己紹介,希望確認,練習方法

・腹式呼吸,発声トレーニング,姿勢,アクセント

「おなかのへったへび」
第2回 2023年(令和5年)2月12日(日曜日)15時~16時30分

男女共同参画センター

(リモート)

・腹式呼吸,ロングブレス,発声トレーニング,濁音,口の動き,プロミネンス

・朗読

・「おなかのへったへび」

・「ささくれ」

第3回 2023年(令和5年)2月23日(木曜日)15時~16時30分

男女共同参画センター

(リモート)

・アクセント,ロングトーン,発声トレーニング,滑舌,鼻濁音

・朗読

・「おなかのへったへび」

・「ささくれ」

・「よだかの星」

第4回 2023年(令和5年)3月13日(月曜日)15時~16時30分

男女共同参画センター

(リモート)

・母音の無声化

・ロングブレス,発声トレーニング

・朗読

・「ささくれ」

・「よだかの星」

第5回

2023年(令和5年)3月17日(金曜日)14時~17時

福山市役所本庁舎

中会議室

・呼吸トレーニング,声帯の開き方,体幹,声の距離感,発声トレーニング

・朗読

・「よだかの星」

・「赤い着物」

オンライン 対面1 

対面2 対面3

 

三野友華子さんのご協力のもと,5回にもわたる朗読指導をしていただきました。

支援では,発声の仕方や抑揚の付け方や間の取り方などリモートで指導していただきました。第5回の支援では,対面指導により,直接,呼吸法・発声法などの確認・指導を受けました。

また,舞台に立つ前に食べると良い料理,日頃から避けた方が良い飲み物,マイクと自分との位置関係など,中々教えてもらうことのできない内容もユーモアを交えながらご指導いただきました。

 

指導を受けた金政さんからは,

「全国語りべ大会での語りを聴かせていただいてから,私の憧れとなった三野先生が,本当にお忙しい中,指導を引き受けてくださったことが,まさに夢のようで,すごくすごくうれしかったです。

初回から的確に私の弱点を見抜き,弱点克服のための練習方法やコンテストでのテクニックなどを毎回教えていただけることが楽しくて仕方なかったです。

ただ,夢のような時間は,先日お会いできた日で終わりを迎えました。ご指導いただける期間でさ行(だけではありませんが)の発声や間の取り方,プロミネンスをもっともっと改善したかったのですが・・・

これからも,ご指導いただいたことを復習,実践しながら頑張っていきたいと思います。

最後に,夢・未来プロジェクト2022で支援対象に選んでいただいた審査員,一般審査員の皆さま,私の夢実現のためにご尽力いただいた市職員の皆さま,そして指導を快くお引き受けいただいた三野友華子様,関係するすべての方々に,衷心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。」などの感想がありました。

 

この経験を活かして,夢に向かって頑張ってくださいね!


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