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原安三郎コレクション 広重 

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年6月15日更新

福山市市制施行100周年記念協賛 日本化薬株式会社創立100周年記念協賛原安三郎コレクション 広重

 
原安三郎コレクション 広重 
左:歌川広重《名所江戸百景 水道橋駿河台》(部分)1857年(前期展示)・右:歌川広重《六十余州名所図会 阿波 鳴門の風波》(部分)1855年(後期展示)すべて原安三郎コレクション

 

 

原安三郎コレクションは、日本化薬株式会社元会長で財界の重鎮として活躍した、原安三郎(1884-1982)の収集した約2,000点に及ぶ浮世絵コレクションであります。今回初公開となる原コレクションは、初摺で保存状態が極めてすぐれており、国内外でも稀にみる名品です。

今回の展覧会では、歌川広重(1797-1858)晩年の代表作で初公開となる「六十余州名所図会」と「名所江戸百景」を中心に展示します。同コレクション作品では、初摺の状態を保っており、「広重ブルー」と称される鮮やかなベロ藍のブルーを見ることができます。また、葛飾北斎(1760-1849)の「冨嶽三十六景」や幻の揃物「千絵の海」、および歌川国芳(1797-1861)の「東都名所」など約230点を前期・後期に分け、総入れ替えで展示いたします。

1世紀半も前に摺ったと思えないほど濃密で鮮やかな色彩により、江戸時代の自然風土の美しさや、四季の移ろい、そこに生きる人々の姿をご堪能いただけると思います。


会  期:2016年(平成28年)7月16日(土曜日) ~ 9月4日(日曜日) 

※前・後期総入れ替え 前期:8月7日(日曜日)まで 後期:8月9日(火曜日)より  

 

休館 日:月曜日  ※ただし7月18日(月曜日・祝日)、8月15日(月曜日)は開館し、7月19日(火曜日)は休館

開館時間:午前9時30分 ~午後5時 
※ただし8月26日(金曜日)、27日(土曜日)、9月2日(金曜日)、3日(土曜日)は午後7時まで開館

観覧 料:一般1,000円(800円)高校生以下無料 ※( )内は前売りまたは20名以上の団体料金

※前売り券は、ふくやま美術館ミュージアムショップ、JR福山駅観光案内所などで7月15日(金曜日)まで販売。
※前売り券販売所は、ふくやま美術館ホームページまたはふくやま美術館にお問い合わせください。

前売り券販売所

中国新聞備後本社、中国新聞販売所(取り寄せ)、天満屋カードサービス(株)福山営業所(天満屋福山店内)、ガレリア・レイノ 福山店、福山リビング新聞社、啓文社、フジグラン神辺、さんすて福山、神辺文化会館、福山ニューキャッスルホテル、JR福山駅観光案内所、尾道市立美術館、華鴒大塚美術館、笠岡市立竹喬美術館

前売り券の販売は7月15日(金曜日)まで

※ 次の方は無料です。(証明となるものを各受付にご提示ください。)
・社会福祉施設に入所されている方。
・福山市,府中市,神石高原町に住所を有する65歳以上の方。(運転免許証や健康手帳など,住所・年齢が確認できるものが必要)
・身体障害者手帳,療育手帳,精神障害者保健福祉手帳を持参する方及びその介護者の方。

広重展前売り券販売所一覧 [PDFファイル]


歌川広重《六十余州名所図会 阿波 鳴門の風波》1855年(後期展示)
歌川広重《六十余州名所図会 阿波 鳴門の風波》1855年(後期展示)

歌川広重《名所江戸百景 水道橋駿河台》1857年(前期展示)
歌川広重《名所江戸百景 水道橋駿河台》1857年(前期展示)

歌川広重《名所江戸百景 亀戸梅屋舗》1857年(前期展示)
歌川広重《名所江戸百景 亀戸梅屋舗》1857年(前期展示)

歌川広重《名所江戸百景 両国花火》1858年(後期展示)
歌川広重《名所江戸百景 両国花火》1858年(後期展示)

歌川広重《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》1857年(後期展示)
歌川広重《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》1857年(後期展示)

歌川広重《名所江戸百景 深川萬年橋》1857年(前期展示)
歌川広重《名所江戸百景 深川萬年橋》1857年(前期展示)

歌川広重《六十余州名所図会 備後 阿武門 観音堂》1853年(後期展示)
歌川広重《六十余州名所図会 備後 阿武門 観音堂》1853年(後期展示)

歌川広重 《六十余州名所図会  安芸 巌島 祭礼之図》1853年(前期展示)
歌川広重 《六十余州名所図会  安芸 巌島 祭礼之図》1853年(前期展示)

葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》1829~32年(前期展示)
葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》1829~32年(前期展示)

歌川国芳 《近江の国の勇婦お兼》1831~32年頃(前期展示)
歌川国芳 《近江の国の勇婦お兼》1831~32年頃(前期展示)

葛飾北斎《冨嶽三十六景 凱風快晴》1829~32年(後期展示)
葛飾北斎《冨嶽三十六景 凱風快晴》1829~32年(後期展示)

  葛飾北斎《千絵の海五島 鯨突》1832年頃(後期展示)
葛飾北斎《千絵の海五島 鯨突》1832年頃(後期展示)


主  催:(公財)ふくやま芸術文化振興財団 ふくやま美術館、福山市、中国新聞備後本社
特別協賛:日本化薬株式会社
後  援:(公財)アダチ伝統木版画技術保存財団
企画制作:TBSテレビ

原安三郎コレクション 広重チラシ [PDFファイル]

 

展示構成: 

第1章 初公開 歌川広重〈六十余州名所図会〉・・・・・・・70点(+後摺り1点)

第2章 最晩年の傑作 歌川広重〈名所江戸百景〉・・・・・・120点 

第3章 幻のシリーズ 葛飾北斎〈千絵の海〉・・・・・・・・10点

第4章 名所絵の名品-葛飾北斎、歌川国芳とともに・・・・・・30点    

計:230点(+1点)

 

関連イベント

記念講演会1「旅する広重〈六十余州名所図会〉」

講  師: 小池満紀子(中外産業株式会社美術担当 国際浮世絵学会 理事)
日  時: 7月16日(土曜日) 午後2時~午後3時30分 (開場:午後1時)
会  場: 1階ホール 
定  員: 150名 先着順 聴講無料 

記念講演会2「〈名所江戸百景〉と広重」 

講  師: 市川信也(那珂川町馬頭広重美術館館長)
日  時: 8月11日(木曜日・祝日) 午後2時~午後3時30分 (開場:午後1時)
会  場: 1階ホール 
定  員: 150名 先着順 聴講無料

 

ワークシートで浮世絵を鑑賞しよう!

当展覧会オリジナルワークシートを使ってギャラリートークを行います。
講    師: 当館学芸員
日  時:  8月12日(金曜日) 午後2時~3時
会  場:  1階企画展示室 
対  象:  中学生対象(一般参加も可)     
聴 講 料:  当日は特別展観覧券が必要(高校生以下無料)

 

ギャラリートーク

講    師:  当館学芸員
日    時:  7月23日(土曜日)、8月20日(土曜日)、8月28日(日曜日)午後2時~午後3時
会  場:  1階企画展示室
聴 講 料:  当日は特別展観覧券が必要

 

子ども造形教室「これぞわが街名所二十景」~広重に想いをはせて版画で制作~

講   師: 岡村 勇佑(版画家)
日   時:  2016年7月18日(月曜日・祝日)午後12時30分~午後4時30分
会   場:  2階工芸版画室
内   容: 歌川広重の「名所江戸百景」、「六十余州名所図会」にちなんで、わが街の名所の版画を、様々な素材を生かして制作し、会期中、会場出口に展示します。
※担当学芸員による子ども向け「広重」展の解説・鑑賞もあります。
参 加 費: 1人1,000円(材料代)
対   象: 小・中学生 20名(申込多数の場合は抽選) ※保護者の方の見学も可
応募方法:  ハガキもしくは、市HP電子申請システムに「郵便番号」「住所」「電話番号」「名前」「年齢(学年)」を明記し下記宛先まで。

募集締切: 7月8日(金曜日)必着         

宛  先: 〒720-0067福山市西町二丁目4番3号  ふくやま美術館「子ども造形教室」係

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