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知っていますか?緊急時の受診先
印刷用ページを表示する 掲載日:2021年10月1日更新
休日・夜間などの急な病気・けがに備えて,日頃から緊急時の受診先情報を収集しておくと役立ちます。
まずは初期救急医療機関へ
本市では,医師会などの協力で夜間診療所や休日当番医などの初期救急医療体制を整えており,急病やけがなどに対して応急的な診療を行っています。
また,救急医療ネット広島ホームページでは,「今,受診できる医療機関」などの検索ができますので,ご利用ください。
初期救急医療機関で対応できない場合
急病時などに対応が可能な医師や施設,設備を有する医療機関として救急告示医療機関があります。
ただし,診療時間外は,原則として救急車による搬送の対応を行っていますので,直接受診する場合は,診察が可能かどうかを事前に電話で確認してください。
医療機関によって,軽症の場合に時間外選定療養費等を徴収される場合があります。
救急医療の現状
入院などが必要な重症患者を受け入れるための二次救急病院を多くの軽症患者が受診している状況があり,その割合は8割を超えています。
これらの軽症患者の多くは,昼間に忙しくて病気に行けなかった…,常備薬が無くなった…などの理由で二次救急病院を受診している状況もあります。
このような状況が続くと,医療従事者の負担が大きくなり,命の危険がある人への対応が遅れてしまい,救急医療体制の維持に深刻な影響を及ぼします。
軽症の場合は,夜間成人診療所などの初期救急医療機関を利用してください。
(参考)福山市の救急医療の体制
患者の状況に応じて,次の3つの体制がとられています。