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第20回 福山道路と神辺水呑線の新規事業化
今回は、今年度新たに事業化された「福山道路(笠岡西~長和)」および「神辺水呑線」についてお伝えします。
福山道路(笠岡西~長和)および神辺水吞線の新規事業化について
福山道路(笠岡西~長和) 新規事業化
これまでの回でもお伝えしているとおり、福山市中心部を走る国道2号では、朝夕の通勤・退勤時間帯を中心とした渋滞の発生が課題となっています。加えて、市の西側では「木原道路」が開通し、東側では今年4月に、「笠岡バイパス」の一部区間が開通しました。さらに今年度には「玉島・笠岡道路」が開通予定となっているなど、東西から道路整備が進んでおり、今後、国道2号のさらなる渋滞が懸念されます。
このような交通状況や福山市周辺の道路整備状況を受け、今年度、福山道路16.5kmのうち13.2km区間(笠岡西~長和)が新規事業化され、既に整備が進められている3.3km区間(長和~赤坂)と合わせ、全線が事業化されました。

| 事業者 | 国土交通省 |
| 起 点 | 笠岡市茂平(笠岡バイパスに接続) |
| 終 点 | 福山市瀬戸町長和(整備中の福山道路に接続) |
| 延 長 | 13.2km |
| インターチェンジ(6箇所) |
(東から) 笠岡西IC、引野IC、手城IC、川口IC、千代田IC、長和IC ※IC名は全て仮称 |
| 道路規格 | 第1種第3級(自動車専用道路)、設計速度80km/h、 4車線 |
| 事業者 | 広島県 |
| 整備区間 | 明神町~曙町 |
| 整備延長 | 約2km |
| 整備内容 |
高架部:片側1車線の合計2車線の高架道路 平面部:高架道路に並行する片側2車線の平面街路と、これにつながる新入江大橋の東側の橋梁 |
完成でどう変わる?期待される効果
今回新規事業化された区間含め、福山道路が完成することで広域ネットワークが形成され、様々な整備効果が十分に発揮されることとなります。
また、神辺水呑線の完成により、明神町交差点付近の渋滞が緩和されるとともに、福山港へのアクセスが強化されることで物流の効率化も期待できるようになります。
<期待される整備効果>
- 幹線道路の交通混雑緩和
- 幹線道路の交通安全の確保
- 物流効率化による地域産業の支援
- 救急医療活動の支援
- 信頼性の高い道路ネットワークの確保
福山道路(長和~赤坂)
(写真:2026年7月撮影)

写真Ⓐでは、国道2号と並行して橋脚が立ち並んでいる様子が分かります。橋脚の上をなぞると、ここに架かる橋が見えてくるようです。
この写真を左手方向に少し進んだ場所が下の写真Ⓑ。橋脚が、国道2号から離れていくように山に向かっています。

また、国道2号と福山道路の間に目を向けると、地面が弓なりの形をしているのが見えます。ここには、国道2号と福山道路を接続するアクセス道路「瀬戸連絡線」が通ります。舗装はまだですが、道路の形状は出来つつあります。

こちらのⒸは瀬戸町地頭分(じとうぶ)で、先ほどの写真Ⓑが延びた先となります。一部、橋脚に橋桁が架かっているのが分かります。
この写真の右奥に向かった先が、次の写真Ⓓです。

こちらは、福山道路と福山沼隈道路が接続する長和IC(仮称)付近の整備状況です。
ここでは、福山道路から福山沼隈道路へ、また、福山沼隈道路から福山道路へと繋がるランプが出来るため、入り組んだ構造となります。
福山沼隈道路(草戸大橋西側付近)
(写真:2026年5月撮影)
こちらは、草戸町半坂(はんざか)で進められている福山沼隈道路の状況です。本線橋やランプ橋の舗装が行われ、トンネルの掘削も完了する等、着々と工事が進められています。


福山西環状線(駅家町)
(写真:2026年7月撮影)
こちらは駅家町で行われている福山西環状線の整備状況です。
現在、工事が行われているのは、国道486号から一般県道柞磨駅家線までの約1km区間です。
その先は、瀬戸町へ続いていく計画となっています。


今後も進捗をお伝えします
どの路線も大規模な道路工事のため、完成までに時間がかかりますが、ご紹介したとおり工事が着々と進んでいます。今後も、1日も早い完成をめざし、事業者である国土交通省や広島県と連携を図りながら、着実な事業の推進に努めてまいります。
HP 「“ぶち混む”ふくやまの道路事情」では、今後も幹線道路の整備状況をお伝えしていきますので、次回の更新を楽しみにお待ちください。
※写真上の色付線はイメージ








