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オーバードーズ(医薬品の過剰摂取)について

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年4月1日更新

オーバードーズとは

「オーバードーズ」とは、医薬品(薬局やドラッグストアで購入できる市販薬を含む)を、決められた量を超えてたくさん飲んでしまうことを言います。

特に最近、かぜ薬や咳止め薬などを、かぜや咳の症状を抑えるためではなく、感覚や気持ちに変化を起こすために大量に服用することを指して、「オーバードーズする」「ODする」などと言われています。

医薬品は、安全に効果を発揮するために、用法・用量が決められています。

市販薬であっても、この決まりを守らずに服用すると、身体に大きなダメージを与えたり、依存症となってやめられなくなることに加え、最悪の場合は死に至ることもあります。

【参考】厚生労働省「一般用医薬品の乱用(オーバードーズ)について」 

一般用医薬品の乱用防止に関するポスター

【参考】「オーバードーズって何だろう~あなたとあなたの大切な人の命を守るために~」

オーバードーズの背景

「オーバードーズ」は、10代・20代の若い世代を中心に広がっており、2021年の薬物使用に関する全国高校生調査によると、約60人に1人(1.57%)「過去1年以内に市販薬の乱用したことがある」としているなど、若年層のオーバードーズは深刻な社会問題となっています。

背景には、いじめ虐待親との関係が悪い学校での孤立など、家庭や学校等で感じている「ストレス」「生きづらさ」等のつらい気持ちがあり、それを和らげるための手段として薬を頼り、オーバードーズをする若者も少なくありません。

市販薬の過剰摂取を行うことで、沈んだ気持ちを和らげようとしますが、これらは一時的なものです。

効果が切れると、再び気を紛らわせようとして、オーバードーズを繰り返してしまいます。

オーバードーズの裏には深刻な問題が潜んでいる場合もあるので、周囲の大人がそれに気づき、力になってあげることも大切です。

若年層で増えている市販薬のオーバードーズ(OD)とは?(広島県ホームページ「ひろしまラボ」)

 

相談できる窓口があります

オーバードーズがやめられない方は、一人で抱え込まず、ご相談ください。

また、家族の方も、本人が何に悩んでいるのかを探り、一緒につらい気持ちに向き合う姿勢を示すことも必要ですが、自分たちだけで解決しようとしてもうまくいかず、こじれてしまうこともあります。

まずは、相談してみることが大切です。

 

こころの健康相談(保健師による健康相談)

身近な友達や先生や家族にはちょっと話しづらい、そんな時に話を聞いてくれる相談窓口があります。

今の気持ちや嫌なことを話したり、困っていることを相談してみませんか。

相談は無料です。もちろん、秘密は絶対に守られます。

※月曜日~金曜日 8時30分~17時15分(土日・祝日、年末年始を除く)

  • 福山市健康推進課    084-928-3421
  • 福山市松永保健福祉課  084-930-0414
  • 福山市北部保健福祉課  084-976-1231
  • 福山市東部保健福祉課  084-940-2567
  • 福山市神辺保健福祉課  084-962-5055

福山市のさまざまな相談窓口~ひとりで悩んでいませんか?~

 

こころのライン相談@広島県

電話で話しにくいと思ったときはSNS(LINE)で相談してみませんか?

ひとりで悩まず、相談してみませんか?(広島県ホームページ)

 

つらい、消えたい、死んでしまいたい、と思ったら

電話やSNSで悩みを相談できる窓口や、厚生労働省の自殺対策の取り組みについて紹介しています。

まもろうよ こころ

 

孤独 ・孤立で悩まれている方へ

誰にも頼れず、一人で悩みごとを抱えていませんか。
いくつかのご質問に答えていただくことにより、あなたの状況にあった支援をチャットボットで探すことができます。
さまざまな相談窓口を用意しておりますので、つらい時は相談してみてください。

孤独・孤立対策ウェブサイト「あなたはひとりじゃない」

 

困難な問題を抱えた女性の方へ

こころの不調やDV、性的な被害、その他の様々な困難な問題を抱えている女性のための支援ポータルサイトです。

様々なお悩みに合わせた相談窓口が掲載されています。

女性支援ポータルサイト:困難な問題を抱える女性を支える「あなたのミカタ 」

 

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