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受動喫煙の防止~イエローグリーンリボン運動~
たばこの害について
たばこの煙には,ニコチン,タール,一酸化炭素をはじめとする化学物質が含まれており,その中には数十種類の発がん物質を含んでいます。
たばこは,肺がんだけでなく,多くのがんの発症にかかわっています。また,肺胞が破壊され,酸素を体に取り込めなくなり,慢性的なせきやたん,息切れなどの症状が現れるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)になりやすくなります。
さらに,脳梗塞,胃十二指腸潰瘍,歯周病なども引き起こす原因にもなります。
たばこは百害あって一利なし!
未成年からの喫煙はなぜいけないの?
受動喫煙について
受動喫煙とは
受動喫煙とは,タバコを吸わない人がたばこの煙を吸い込むことです。
受動喫煙の害
たばこの煙に含まれる有害物質(ニコチン,タール,一酸化炭素など)は,たばこを通して吸う「主流煙」よりも,たばこの先から出る「副流煙」に何倍も多く含まれています。
また,喫煙した人が吐き出す呼気や衣服,カーテンや壁にしみついたたばこ臭を吸うことを「サードハンドスモーク(三次喫煙)」といい,これも受動喫煙の一つで害を与えます。
受動喫煙によって,目や喉の痛みなどの症状だけでなく,がん(特に肺がん)や心筋梗塞,脳卒中のリスクが数倍も高くなります。
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妊婦は流産や早産,低出生体重児の出産などのリスク,子どもは気管支炎・ぜんそく・中耳炎や乳幼児突然死症候群のリスクを高めます。
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イエローグリーンリボン運動
「ふくやま健康・食育市民会議(フクイク21)」では,たばこの煙を吸いたくない意思をさりげなく伝えるために,イエローグリーン(黄緑色)のリボンを身につける取り組みを行っています。
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このリボンを見たら近くでたばこを吸わないようにしましょう。
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イエローグリーンリボンの配布先一覧 [PDFファイル/48KB]
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◆「フクイク21」の詳しい内容については,こちらをご覧ください。
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禁煙に挑戦するときに,ご活用ください