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ノロウイルスによる食中毒に気をつけましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年10月7日更新

しかりと手洗いをしている画像

冬季は、ノロウイルスによる食中毒患者が最も発生する時期ですので、十分に予防することが大切です。

家庭での調理や地域の行事等で食品を取り扱う際は、予防対策を行い、十分に気をつけましょう。

予防対策

(1)石けんと流水でしっかり手洗いを行いましょう。

  • 調理前、盛り付け前、配膳の前、食事の前、トイレの後、オムツを交換した後、下痢やおう吐等の患者の汚物処理を行った後など。
  • 予防のための手洗いは、『2度洗い』が効果的です。
  • ハンドソープや石けんを使い、流水による手洗いを2回繰り返してください。

   PDFファイル 手洗い手順 [PDFファイル/572KB]

(2)食品は、中心部までしっかり加熱しましょう。

  • 二枚貝等ノロウイルス汚染のおそれのある食品は、中心温度85~90℃で90秒間以上加熱しましょう。

(3)加熱後あるいはそのまま食べる食品を素手で取り扱わないようにしましょう。

(4)調理器具をしっかり消毒しましょう。

  • アルコールや逆性石鹸はあまり効果がありません。
  • 次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒しましょう。
  • 熱湯での消毒も有効です。

(5)下痢やおう吐の症状がある場合は、調理を控えましょう。

  • 症状がなくなっても、一定期間、便の中にウイルスを排出することがあるので注意が必要です。

(6)従事者自らが感染している可能性があることを自覚して行動しましょう。

  • 感染しても症状を示さない場合があります。

 

ノロウイルス対応マニュアル

※参考

 ■消毒液について
  ノロウイルスの殺菌に有効な次亜塩素酸ナトリウムは、市販の家庭用塩素系漂白剤にも含まれています。
  (原液の濃度は5~6%が一般的ですが、商品の説明書などで確認してください。)
  なお、次亜塩素酸ナトリウムは時間の経過とともに殺菌効果が減少しますので、早めに使用してください。

 

ノロウイルスに感染すると?

 潜伏時間(感染してから発症するまでの時間)は24~48時間で,主な症状は,吐き気・おう吐・下痢・腹痛です。発熱は軽度です。
 通常,これらの症状が1~2日続いた後,特別な治療を必要とせずに治ります。後遺症もありません。
 また,感染しても発症しない場合や,軽い風邪のような症状の場合もあります。
 ただし,幼児や高齢者など体の抵抗力が弱い人が感染すると,脱水症状を起こすなど重症になることがあります。水分と栄養の補給を充分に行うなど注意が必要です。
 ※感染すると,ふん便やおう吐物には大量のノロウイルスが含まれています。下痢等の症状が改善しても,通常では1週間程度,長いときには1ヶ月程度ノロウイルスの排泄が続くことがあります。食中毒を防ぐため,感染した場合は,しばらくの間,直接食品を取り扱う作業を控えるなどの注意が必要です。

PDFファイル リーフレット(厚生労働省ホームページにリンク) [PDFファイル/480KB]
リンク(ノロウイルスに関するQ&A(最終改定:平成25年10月11日)) ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省ホームページにリンク)
リンク(大量調理施設衛生管理マニュアル(最終改正:平成25年10月22日付け食安発1022第10号)) 大量調理施設衛生管理マニュアル(厚生労働省ホームページにリンク) [PDFファイル/613KB]

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