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加熱調理を前提とした食品による食中毒に注意しましょう!
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月9日更新
冷凍メンチカツを原因食品とする腸管出血性大腸菌O157による食中毒事例が広域で確認されています。
このメンチカツは,未加熱の挽肉が使用され,消費者が調理して食べる製品ですが,加熱不十分な状態で食べた可能性がある患者も確認されています。
食中毒予防のための対策
1. 食肉調理品(特にメンチカツやハンバーグ等,挽肉を使用した製品)であって,未加熱の状態で販売されているものは,その製品特性上,内部にまで食中毒の原因となる菌等が存在するおそれがあるため,中心部の色が変化するまで,十分に加熱しましょう。
2. 未加熱の食肉調理品から,他の加熱せずに食べる食材や調理済み食品への交差汚染を防ぐため,次のことに注意しましょう。
◇ 未加熱の食肉調理品を触った後は,よく手を洗いましょう。
◇ 加熱前後で器具(菜箸,トング等)や食器を使い分けるか,または,その都度,洗浄・殺菌して使用しましょう。
◇ カツ類・フライ類等,衣が付いた製品についても同様に注意しましょう。