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多様性社会とは

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年6月3日更新

多様性社会とは

 私たちの社会は、知識や経験、価値観が異なった人々によって構成されています。「自分らしく生きること」は大切ですが、自分らしく生きることが他人や社会を傷つけることがあってはなりません。かといって、社会が一つの価値観に人を縛りつけてしまえば、自分らしく生きることができなくなってしまいます。

 私たち一人ひとりが自分らしく生きていくためには、お互いの多様性が認められることが求められます。

 「多様性社会」とは、性別、年齢、国籍、障がいの有無、性的指向・性自認などにかかわらず、一人ひとりが違った個性や能力を持つ個人として尊重され、誰もが希望を持って自分らしく生きることができ、誰もが能力を発揮し参画・活躍できる社会です。そして、多様性社会を実現するための基盤となる理念が「人権の尊重」なのです。

本市における人権施策

 本市では、これまで様々な人権施策を市民と共に進めてきました。しかしながら、性別、年齢、障がいや疾病の有無、社会的地位や生まれ、民族、国籍、性的指向及び性自認などを理由にした様々な差別や偏見が今もなお存在しています。また、グローバル化や少子高齢化に伴う社会構造の変化、インターネット・スマートフォンの普及等による生活様式の多様化等を背景とした新たな人権問題も生じています。

 本市のめざす「多様性社会」を実現するため、市民一人ひとりが、「多様性に気付く」ことができ、「お互いの人権を尊重する」「多様性を認める」行動に繋げていけるよう、市民、事業者の皆さんとともに取り組んでいきたいと考えています。