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第1回ふくやまピース・ラボ開講式を行いました!
【2025年度】
「ふくやまピース・ラボ」は、被爆・福山空襲から70年を迎えた2015年度に発足し、2025年度で11年目を迎えています。戦争を知らない若い世代が、福山空襲や原爆について学び、平和について考え、活動を通して平和へのメッセージを発信することを目的に活動しています。
2025年度ふくやまピース・ラボ始動!!
日時:2025年(令和7年)5月25日(日曜日)10時00分~12時00分
場所:ふくやま文学館、福山人権平和資料館
内容:開講式、ふくやまピース・ラボの活動内容、参加者の自己紹介、ラボで取り組んでみたいこと、お話「私の平和への取り組み」
~開講式、自己紹介シート作成の様子~
ピース・ラボの活動が始まりました。
第1回は、中学生と高校生が合わせて16名のメンバーが集まりました。
はじめに、福山人権平和資料館の西岡館長からメンバーのみなさんへ、ふくやまピース・ラボ活動の参加への感謝と広がりを期待する話がありました。
続いて、参加者の自己紹介を行いました。ここでは、趣味や特技、好きなことを発表して、これから一緒に活動するメンバーに自分のことを伝えることができました。
~ふくやまピース・ラボで取り組んでみたいこと~
昨年のふくやまピース・ラボの活動内容について学んだ後に、メンバーが、それぞれの考えや思いを発表する時間を取りました。
テーマは、「ふくやまピース・ラボの活動で取り組みたいこと」や、「ラボに参加しよう!続けてみよう!と思った理由」、「平和のために私たちになにができるだろう」についてです。
【メンバーの発表内容】
●ふくやまピース・ラボの活動で取り組みたいこと
・戦争や平和について、様々な世代にもっと発信していきたい。
・福山空襲について、学校での学びをより深いものしたい。
・平和な世界を実現するために、戦争が何なのかを学びたい。
・戦後80年の節目に、平和や戦争について関心を持ちたい
●ラボに参加してみよう!続けよう!と思った理由
・前年と比べて、平和や戦争についてより学びたくなったから。
・前年に参加できていないイベントがあり、ぜひ参加したいから。
・今年改めて平和や戦争について学ぶことで、どのような心情の変化があるのか興味があるから。
・前年参加したことで、気になることや、やりたいことが増えたから。
●平和のために何ができるか
・個々の得意分野を活かした形で、メッセージを発信していきたい。
・平和について定期的に考え、意見を具体的に形にし、交流する機会を作りたい。
・どうすれば、より良い情報発信ができるのかを考える。
お話「私の平和への取組み」
講師:佃 和佳奈さん(福山暁の星女子高校)
(ふくやまピース・ラボ第9期生、第27代高校生平和大使)
講師の佃さんは、ふくやまピース・ラボ第9期生です、さらに、第27代高校生平和大使も務め、現在も井原を拠点にして、平和活動を行っています。
講義では、これまでどのような平和活動を行ってきたのか、これからの活動の方向性、一緒に活動を行っていくピース・ラボのメンバーに伝えたいこと等について、お話をしていただきました。
参加したメンバーの感想
・世界では、核兵器廃絶の動きについて、肯定だけでなく否定の考えがあることに驚いた。
・大切なものがなくなることの悲しさを知り、平和が大切なものであると感じた。
・核一つの威力が、想像していたものよりも大きくて驚いた。
恒久平和の実現に向け、ふくやまピース・ラボとしてできることに取り組んでいきましょう。