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カミツキガメが捕獲されました。

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年8月14日更新

8月10日,「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(以下,「外来生物法」という。)」により特定外来生物に指定されているカミツキガメを福山市内で捕獲しました。福山市立動物園の専門職員によりカミツキガメと同定され,甲羅の大きさは縦横約30センチ,全長約60センチ,体重約10キロのオスでした。カミツキガメは攻撃的で,噛まれると大怪我をする場合があるので,もし見つけても触らないようにし,環境保全課にご連絡ください。

なお,カミツキガメは外来生物法により,飼養等(飼養・保管または運搬),輸入,野外に放つ行為などを原禁止されており,違反した場合は法律で罰せられます。

発見場所

発見日時: 2018年(平成30年)8月10日 20時ごろ

発見場所: 福山市木之庄町の水路

今後の対応: 関係機関と協力しながら,周知啓発等の必要な措置を図っていく予定です。

カミツキガメ

原産地

・北米から南米

特徴

・甲長約50センチ,体重約30キロに達する。・背中の甲には,3本のやや発達した隆条(キール)があり,後ろの淵はギザギザ状。

・お腹の甲は,背中に比べ小さく十字型。

・足は,太く鋭い爪が生え,尾には骨質の大型のウロコが1~3列並ぶ。

 カミツキガメ

 (3本の隆条と後ろの淵のギザギザ)(腹甲は背甲に比べ小さく十字型)        

生態                                                                            

・泥の底質があり,水生植物や沈水木などがある環境を好む。

・夜行性で,早朝や夜間には岸や沈水物に沿って活動し餌を探査する。

・雑食性であり,様々な動植物を捕食するため、定着地域では生態系に大きな影響を及ぼすことが想定される。

・一般的に甲長が20センチを超えるメスが産卵する。

・雌雄は,成体では,総排出口の位置によって判別できる。

注意点

・カミツキガメは攻撃的で噛まれた場合に大怪我をする場合があるので,触らないよう気をつけてください。

・噛まれたときは,医療機関にご相談ください。

アカミミガメ(ミドリガメ)との見分け方

・アカミミガメは目の後ろに赤い模様があるので,容易に識別できます。

アカミミガメ

アカミミガメ

(出展:カミツキガメ防除の手引きより)

(その他のカメについての参考リンク)

●東京都環境局「気をつけて!危険な外来生物」

http://gairaisyu.tokyo/species/danger_03.html