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不法投棄は犯罪です
○不法投棄は犯罪です!!
◇廃棄物の不法投棄は法律で禁止されています
廃棄物を不法投棄した者や,その未遂行為をした者は,5年以下の懲役若しくは1千万円以下の罰金,またはこの両方の罰則を受けることがあります。(法人に対しては3億円以下※の罰金)また,不法投棄する目的で廃棄物を収集,運搬した者は,3年以下の懲役若しくは3百万円以下の罰金,またはこの両方の罰則を受けることがあります。
※2010年度の法改正で法人に対する罰則が強化されています。
○お願い
◇市民のみなさまへ
産業廃棄物や一般廃棄物の不法投棄は,「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で禁止されています。これらの行為を防止するためには,市民のみなさまの御協力が必要です。
特に産業廃棄物の不法投棄は近年悪質,巧妙化しており,人目につきにくい場所や時間帯がねらわれています。産業廃棄物は一度に大量に不法投棄されるおそれがあるため,発見が遅れてそのまま放置されると周辺の生活環境を脅かすことになります。
- 突然大きな穴が掘られた。あるいは,穴を掘るための重機が置かれている。
- 出入口に鉄板が敷かれ,見慣れないトラックが何台も入っていく。 等・・・
産業廃棄物の不法投棄や上記のような状況を見かけたら,早めに「警察または廃棄物対策課」へ連絡して ください。
一般廃棄物の不法投棄については「警察または廃棄物対策課・環境部各環境センター」へご連絡ください。(ごみステーションに家電リサイクル法対象品目や処理困難物を出すのも不法投棄です)
※また現場を発見した際は,車のナンバー,車種,特徴などを警察に通報してください。
◇事業者のみなさまへ
収集運搬業者に廃棄物の処分をまかせっきりにしないで,事業者(排出者)自らが,マニフェストによって管理を行い,許可を受けた廃棄物処理業者に処理を委託するなど,適正に処理してください。もし,違法な委託をして不適正な処理が行われたときは,事業者(排出者)が再度廃棄物の適正処理を行わなければなりません。
◇土地所有者・管理者のみなさまへ
土地を他人に貸す場合は,賃貸契約書に使用目的なども明記し,もし,野外焼却や野積みなどが行われたときは,すぐに契約の解除の手続きをしてください。そのまま放っておくと,地主が廃棄物の処理をしなければならないことがあります。
○連絡先
◇産業廃棄物については
- 廃棄物対策課 084-928-1168
◇一般廃棄物については
- 南部環境センター 084-954-2125
- 西部環境センター 084-930-0411
- 北部環境センター 084-976-8809
- 東部環境センター 084-940-2573
○福山市の取組み
◇福山市では,不法投棄をなくすため,様々な不法投棄防止対策を行っています。
- 6月の環境月間には,不法投棄監視ウィークを設定し,市民・行政・警察が協働して不法投棄の撤去などを行っています。
- 毎月,定期的なパトロールを行っています。
- 不法投棄を未然に防止するため監視カメラを設置しています。
※JA福山市・郵便事業会社(旧郵便局)と情報提供の協定を結んでいます。
不法投棄調査
監視カメラ
2012年度には27トンもの不法投棄によるごみを回収しました。
その多くが、テレビや冷蔵庫といった家電リサイクル対象品目でした。
ポイ捨ても,ステーション内に家電リサイクル法対象品目や処理困難物を出すのも不法投棄です。
※市民による見回りや清掃など,地域で不法投棄をさせない環境づくりにみなさんのご協力をお願いします。