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希少野生動植物とは?

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年5月9日更新

希少野生動植物種について学ぶ

 日本には、いまだに知られていない生物を含めて約30万種を超える生物がいると考えられています。日本の豊かな自然が作り出した生態系の内、哺乳類の4割、爬虫類の6割、両生類の8割が日本にしか生息しない固有種です。

 私たちの暮らしを支えてくれているのは、豊かな自然が生み出した様々な種による恵みです。すべての種が生物を相互に支える役割を持っており、一つ一つの種を大切に守っていく必要があります。

守るための取り組みについて

 国内外の絶滅のおそれのある野生生物の種を保存するため、平成5年4月に「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(種の保存法)が施行されました。

 種の保存法では、現在356種の生物を国内希少野生動植物種として指定しており、捕獲の禁止、販売目的の陳列又は広告の禁止、譲渡し等の禁止、輸出入の禁止等を法律で規制しています。

 また、広島県では「広島県野生生物の種の保護に関する条例」を平成6年3月に制定し、特に保護が必要とされる野生生物を「指定野生生物種」として指定しています。

 本市に生息する生きものでは、スイゲンゼニタナゴが種の保存法で「国内希少野生動植物種」、県条例で「指定野生生物種」にそれぞれ指定されています。

 豊かな自然をみんなの財産として守り、次世代に引き継いでいくことを目的として取り組みを続けています。

      すいげん     スイゲンメス

芦田川水系スイゲンゼニタナゴ保全地域協議会についてはここをクリック

国内希少野生動植物種の一覧についてはここをクリック(外部サイト:環境省)

最新の環境省レッドリスト2020についてはここをクリック(外部サイト:環境省)

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