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「アメリカオニアザミ」にご注意ください。

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月5日更新

福山市内でキク科の植物,アメリカオニアザミ(環境省が定める「生態系被害防止外来種」)が確認されています。

◎ 葉や茎に鋭いトゲがあるため,安易に触れると危険ですので,ご注意ください。

◎ 生息域を広げないために駆除へのご協力をお願いします。

特徴

○キク科の多年生植物で,原産地はヨーロッパです。

○花は淡紅紫色で,枝上に1~3個つき,開花時期は7月~10月です。

○繁殖力が強く,肥沃で湿った土地を好みます。

○葉や茎に鋭いトゲがあります。

○種子には綿毛が付いており,風に乗って運ばれて分布が広がります。

生息しているおそれのある場所

○家庭の庭,使用していない田んぼ,畑地,路傍,荒地などに生えます。

駆除方法

○花が咲く前に駆除すると効果的です。

○草刈り鎌等による刈り払い,もしくは周辺の土ごとスコップ等で掘り返す。

 ※手作業での抜き取りは鋭いトゲがあるのでお勧めしません。

   軍手など容易に貫くので,皮手袋や厚手のゴム手袋などを着用し,十分に注意の上,作業ください。

○多年草のため,株や根が残っている場合は,再び生えてくる場合があります。

○駆除した後に放置をしてしまうと,種子が飛散することもあるので,早めに可燃ごみとして処分してください。

  ※可燃ごみとしてごみステーションへ出す場合,収集作業員の安全確保のため,トゲがごみ袋を貫通しないように

 新聞紙などで包み,「植物のトゲ注意」などの張り紙を表示するなどのご配慮をお願いいたします。

アメリカオニアザミ 花,葉や茎の写真

写真1:アメリカオニアザミの花(左上に映っているものが種子の付いている綿毛)

アメリカオニアザミ 花,葉や茎の写真2

写真2:葉や茎に堅く鋭いトゲ

アメリカオニアザミのロゼッタ

写真3:アメリカオニアザミのロゼット(小さい株の時も葉に鋭いトゲがある)