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ペットボトルのリサイクル及びベール品質調査結果

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年4月1日更新

 福山市では、容器包装プラスチックごみとしてペットボトルを収集し、リサイクルしています。

ペットボトルのリサイクルの流れ

 ペットボトルは、次の流れでリサイクルされます。


【1】排出・収集(ひとりひとりができること)

 リサイクルの向上のために、適切な捨て方をお願いします。

ペットボトル出し方

ペットボトルの正しい捨て方はこちら

【2】選別(人の手で仕分けています)

 収集されたペットボトルは、中間処理施設の中でその他の容器包装プラスチックごみと仕分ける作業(選別)を行っています。
 選別は人の手で行っていますので、「排出」のときに適切(きれいな状態)に分別されたかどうかが重要です。
 また、適切な排出がされていない場合、作業員がけがをする危険性があります。

注意点

下記の写真は、福山市リサイクル工場でキャップやラベルを外している様子です。

手選別 手選別

 回収されたペットボトルのうち、約半数がキャップやラベルが外されていない状態です。


 

【3】圧縮(ベール状に固めます) 【4】運搬(リサイクル業者へ引渡します)

  選別されたペットボトルは、四角いブロック状の「ベール(下記写真のとおり」に圧縮します。

  このベールをリサイクル業者に引渡します。

  ☞定期的に、ペットボトルの品質をチェックする「ベール品質調査」が行われています。



ベール品質調査とは

 容器包装プラスチックごみの日に出しているペットボトルは、福山リサイクル工場で選別・圧縮し、四角い「ベール」と呼ばれるブロック状にまとめて再資源化事業者へ引き渡します。そして新たなペットボトルとして商品化されています。
 この「ベール」の品質改善を図るため、年に一度(公財)日本容器包装リサイクル協会によって異物や汚れたものが入っていないか検査が行われます。この検査のことを「ベール品質検査」といいます。
 調査結果はA、B、C、Dの4段階で評価されます。

実施内容

(1)実施機関 公益財団法人日本容器包装リサイクル協会

(2)実施頻度 年に一度、中間処理施設ごとに実施

(3)内  容  ベールの汚れ具合や異物の混入割合を調べ、Aランク~Dランクの4段階で評価を受けるもの

実施結果

2024年度は、次のとおり実施しました。

結果一覧
実施日 実施場所 実施結果

2024年6月21日(金曜日

遠東石塚グリーンペット(株) 姫路工場 Bランク

なお、福山市(Bランク)のベールを他市(Aランク)のベールと比較すると、透明度(純度)にかなり差があることが分かります。

ごみは1つ1つ丁寧に分別することが大切です。

ベールの写真

福山市 Bランク

他市 Aランク
ベール品 ベール品

(上写真)ラベルやキャップが残ったままのボトルが多い

(下写真)ペットボトル以外の不純物が混じっている

(上写真)ラベル等がなく、かなり透明
ベール品 ベール品

効率的なリサイクルのために、品質向上のご協力をお願いします。

汚れたものをリサイクルする場合、コスト(リサイクルにかかる費用)や時間が多く必要になります。

汚れを落とし、ラベルやキャップを外して捨てることで、効果的なリサイクルにつながります。

ペットボトルを捨てる時は、「キャップなし・ラベルなしの空っぽボトル」の状態でお願いします。