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「ふくやま環境フォーラム」を開催しました
~活動の輪を広げ、できることからはじめよう~
2026年(令和8年)3月1日(日)に、広島県民文化センターふくやま(エストパルク)ホールで「ふくやま環境フォーラム」を開催しました。環境保全に関する活動事例や環境問題の最新情報を共有し、参加者の理解を深めるとともに、環境保全の重要性への意識を高め、実践につなげることを目的とし開催しました。

第1部「ふくやま環境賞表彰式」
本市では、2008年度(平成20年度)から、地球温暖化防止活動及び3R推進活動など環境にやさしい活動を積極的かつ継続的に実践し、顕著な功績のあった市内で活動する団体、事業者及び個人を「ふくやま環境賞」として、その活動をより一層発展させることを目的に表彰を行っています。
今年度から新たに、「ふくやま環境賞」の受賞者の中で最も優れた活動を「ふくやま環境賞大賞」とし、2025年度は1個人・4団体・2事業者、合計7受賞者を表彰しました。
2025年度(令和7年度)ふくやま環境賞 受賞者
株式会社エフピコ 様
消費者が日常の買い物の中で無理なく参加できる「エフピコ方式」のリサイクルを推進しており、障がい者雇用や環境教育を通じて、経済性と社会貢献を両立させた社会の構築をめざしています。また、市内6か所のスーパーで始めた食品トレーの店頭回収は、現在では11,000か所に拡大し、小学校への出前授業や工場見学を通してリサイクルの輪を広げ、次世代へつなぐ取り組みも推進しています。
株式会社かこ川商店 様
廃材を活用したものづくり体験を通して資源循環を実感させ、持続可能な循環型社会への活動を実施しています。総合的な探求学習などのニーズに応じて市内の小学校や高校を対象に「環境出前講座」を実施し、ごみの分別などの重要性を伝えることで環境意識の向上に努めています。
近畿大学付属広島高等学校・中学校 福山校科学部 様
海岸清掃や各種イベントの開催、コンテストや環境フェアへの参加などを多岐にわたり実施しており、活動の中心であるビオトープづくりは県内の絶滅危惧種が自然繁殖するなど「全国学校・園庭ビオトープコンクール」で優秀賞を受賞しています。地域の環境意識を高める活動として「芦田川水族館」「福川見学会」の開催や、大阪・関西万博で里海をテーマに発表するなど外部への発信にも力を入れています。
東学区東雲町内会 様
管理するごみステーションにおいて適切な維持管理がされており、ステーション利用者の徹底したごみ分別やごみ出しマナーの定着などが他のごみステーションの模範となり、地域の公衆衛生の向上やごみの減量に寄与しています。
福山市立常金丸小学校 様
「ふるさとの自然を生かし、住みよい暮らしを考える」をテーマに、家庭から出るアルミ缶を回収する「団結プロジェクト」や地域住民と学区内のごみを拾う「ごみ0プロジェクト」などに取り組んでいます。また、校内に回収ボックスを設置し、菓子箱や牛乳パックなどを回収して教材として再利用しています。これらの活動を通して、児童が環境保全を自分ごととして捉え、個人や全体で何ができるかを主体的に考える人間性を養うことを目的に活動しています。
前市 正詔 様
自治会と連携して独自に製作したイラスト入りの看板をごみステーション等へ設置や、粗大ごみステーションに電池や小型家電回収ボックスを設置するなど住民に分かりやすく啓発し、分別の徹底に取り組んでいます。また、「ごみポイ捨て『0』に挑戦」などの環境月間イベントを企画・実施するなど地域の環境美化と衛生管理に貢献しています。
2025年度(令和7年度)ふくやま環境賞 大賞者
堂々川ホタル同好会 様
会員相互や地域との交流を深め、地域を明るくすることを目的に発足し、堂々川中流域の清流をホタルなどの多様な生き物が生息する環境として保全するとともに、江戸時代に構造された砂溜を保護する活動をしています。堂々川の整備や草刈り、ごみ拾いなどの他に環境学習の推進にも力を入れるなど、その活動は20年間にわたり継続されています。
ふくやま環境賞大賞を受賞された、「堂々川ホタル同好会 様」には、活動報告をしていただきました。
第2部「福山環境保全講演会」
講師として、五箇 公一さんをお招きし、「人類と野生生物、滅ぶのはどちらが先か?~地球環境変動と生物多様性異変~」と題し、環境保全講演会を行いました。
五箇さんは、国立環境研究所に所属し、テレビや新聞などで環境科学の普及に力を入れています。また、フジテレビ「全力!脱力タイムズ」にレギュラー出演など、バラエティー番組を活用して環境科学に対する無関心層の引き込みを図っています。
講演では、生物多様性の劣化が招く様々な生態リスクと、劣化を招いている要因が我々人間の一人ひとりの日常生活といかに密接に結びついているかについて解説していただきました。






