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福山市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)(第5期)を策定しました
福山市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)(第5期)を策定しました
福山市では,「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づき,2001年(平成13年)3月に「福山市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)(第1期)」を策定して以降,率先的に温室効果ガスの削減に取り組んできました。
第4期の計画が2020年度(令和2年度)で終了したことから,「福山市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)(第5期)」を策定しました。
本計画に基づき,温室効果ガス排出量削減に向け,省資源・省エネルギー等の取組を推進します。
福山市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)(第5期)の改定について
国は,2021年(令和3年)10月に「地球温暖化対策計画」を閣議決定し,2030年度において,2013年度比で温室効果ガスの46.0%の削減を目指すこと,さらに50%削減の高みに向けて挑戦を続けることを示しました。
その中で,地方公共団体を含む「業務その他部門」の削減目標は,約51%とされたことから,2023年(令和5年)3月に本計画を改定しました。
計画期間
2021年度(令和3年度)~2030年度(令和12年度)
計画の削減目標
○温室効果ガス総排出量の削減目標
基準年度は,国の計画に合わせ,2013年度(平成25年度)に設定します。
温室効果ガス総排出量については,基準年度比で中間目標の2025年度(令和7年度)に51.7%の削減,2030年度(令和12年度)に53.9%の削減をめざします。
項目 |
【基準年度】 2013年度 (平成25年度) |
2021年度 (令和3年度) |
【中間目標年度】 2025年度 (令和7年度) |
【目標年度】 2030年度 (令和12年度) |
---|---|---|---|---|
温室効果ガス総排出量 |
131,299 t-CO2 | 67,556 t-CO2 | 63,378 t-CO2 | 60,506 t-CO2 |
削減率 |
48.5 % | 51.7 % | 53.9 % |
目標達成のための取組
○公共施設の設備の高効率化
省エネ設備機器の導入による効果の高い施設を「低炭素化優先施設」として選定し,照明のLED化や空調等の高効率型機器への更新,施設の運用によりエネルギー使用量を削減します。
また,低炭素化優先施設以外においても,設備更新等の際には省エネ設備機器を導入し,エネルギー使用量の削減に取り組みます。
○二酸化炭素排出係数の低い小売電気事業者との契約
本市の温室効果ガス総排出量のうち,電気の使用に伴うものが37%を占めているため,二酸化炭素排出係数の低い小売電気事業者と契約することで,二酸化炭素の排出量を大幅に削減することができます。
そのため,現在,公共施設(高圧・特別高圧施設)において,本市などが出資して設立した地域新電力会社「福山未来エナジー(株)」と契約し,低炭素な電力を使用しています。引き続き,「福山未来エナジー(株)」を活用し,再生可能エネルギーの地産地消を推進することで,温室効果ガスの削減に取り組みます。