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福山市の奨学金制度について(福山市青少年修学応援奨学金)
福山市青少年修学応援奨学金について
福山市青少年修学応援奨学金は、経済的な理由によって大学などへの進学を諦めることがないよう、福山市が奨学金を貸与し、その受験を応援する奨学金制度です。
主な特徴として、事前貸与(受験前・入学前貸与)と返還免除があります。
事前貸与
貸与金額 | 貸与時期 | 貸与の対象となる費用 | ||
---|---|---|---|---|
受験資金 |
最大20万円 (5万円単位で選択) |
受験料支払前 |
入学試験を受けるにあたり必要となる費用 |
|
入学準備金 |
最大80万円 (10万円単位で選択) |
入学手続き前 |
大学等合格後、入学前後に必要となる費用 |
返還免除
奨学金の貸与を受けた後、一定の条件を満たした場合、貸与額のうち、必要として認められた金額が返還免除となります。
○受験資金…支出金額のうち、必要経費と認められた金額が免除となります。
○入学受験金…大学等を卒業したとき、必要経費と認められた金額が免除となります。
※修学状況が良好と認められる場合、段階的に免除することもできます。(例:4年制大学…1年ごとに1/4ずつ免除。)
※入学を辞退した場合や退学をした場合は、その半年後から返還期間が始まります。(最大20年間・無利子)
対象者
この奨学金を受けることができるのは、次の(1)~(4)のすべてに該当する方に限ります。
(1)満25歳以下(申請年度末時点)であり、受験校への入学の希望がある方。
(2)保護者が福山市在住であること。(独立生計者の場合、本人が福山市在住であること。)
(3)生活保護世帯、市区町村民税非課税世帯、児童扶養手当受給世帯のいずれかであること。
(4)卒業又は卒業予定高等学校の校長による推薦があること。もしくは高等学校卒業程度認定試験合格者。
申請・貸与スケジュール(例)
7~8月 | 9月 | 10~12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
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奨学金 申請 |
貸与の決定 |
私立大学 出願 |
大学入試共通テスト 国公立大学出願 |
個別 入学試験 |
合格発表 →入学準備金貸与 |
入学 |
※本記載例は、あくまでも一例です。
Q&A
よくある質問についてお答えします。
Q1 短大や専門学校、大学校は対象ですか?
貸与を受けることができるのは、大学、短大、専門学校、一部の大学校を受験する場合です。
※対象となる大学等
・学校教育法に規定する短期大学及び大学
・学校教育法第124条に規定する専修学校及び同法第134条に規定する各種学校(修業年限が1年以上のものに限る。)
・防衛(医科)大学校、職業能力開発(短期/総合)大学校、水産大学校、航空(保安)大学校、気象大学校、海上保安大学校、その他これに準ずるもの。
Q2 高校を卒業していないのですが、申請をすることができますか?
高等学校卒業程度認定試験合格者については、申請が可能です。※別に面接を実施
Q3 他の奨学金制度と併給はできますか?
日本学生支援機構や福山市などが行っている奨学金制度と併給することができます。
ただし、受験料や入学金、入学準備金等を目的とした奨学金との併給は認めていません。
Q4 貸与を受ける金額を選ぶことができますか?
受験資金は5万円単位(最大20万円)、入学準備金は10万円単位(最大80万円)で選べます。
Q5 保証人は必要ですか?
原則、1名の保証人が必要です。保護者が保証人となることも可能です。
父母がいない場合など、保証人を頼むことのできる人が全くいない場合は、ご相談ください。
Q6 受験資金を利用して受験する大学等の数に制限はありますか?
20万円以内であれば、受験校の数に制限はありません。※奨学金対象の大学等に限ります。
Q7 受験資金の免除を受けられるのは、合格したときだけですか?
合否にかかわらず、必要経費と認められた場合、必要経費分の受験資金が免除となります。
Q8 貸与を受けた金額より、実際に使った金額が少ない場合、差額はどうなるのですか?
貸与を受けた奨学金のうち、未使用の金額については、対象経費の確定後に返還となります。
対象経費の確定には、領収書等の提出が必要となりますので、大切に保管してください。
奨学生募集
福山市青少年修学応援奨学金の奨学生募集ついては、次のとおりです。
2025年度(令和7年度)募集
募集は終了しました。
受付期間…2025年(令和7年)7月22日(火)~8月5日(火)17時