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ばらのまち福山の歴史 contact


戦後の復興からばらのまち福山と呼ばれるまで 

戦後の復興からばらのまち福山と呼ばれるまで

1956年

ばらのまちの始まり

戦後、御門町南公園の再建復興戦後、再建復興が進められ、町は姿を一新していきましたが、
市民の心はなかなか混迷を抜け出せないでいました。
そんなとき、御門町南公園(現在のばら公園)付近の住民が、
「戦災で荒廃した街に潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻そう」
と、1956年(昭和31年)から1957年(昭和32年)にかけて、その公園にばらの苗木約1,000本を植えました。住民が熱心に世話を続けたばらは、やがて真っ赤な花を咲かせました。

1956年

第1回バラ展示会開催

ばらを植えた2カ月後、市内のばら愛好家「福山ばら会」が主催して、市内の金融機関で
「第1回バラ展示会」を開催。翌年10月には、市主催の「第1回福山バラ展覧会」を
南公園で開催しました。以後市とばら会がそれぞれ主催して、春と秋にバラ展を開いてきました。

1957年ばら公園整備着工

ばら公園記念碑1957年(昭和32年)2月、ばら公園の整備に着工しました。
その後、ばら花壇、生け垣、芝生、園路などの整備が進められました。
1965年(昭和40年)にはほぼ現在の姿となり、市民の間で「ばら公園」と呼ばれるようになりました。現在では、280種5,500本のばらが植えられています。

1968年

全国美しい町づくり賞最優秀賞受賞

全国美しい町づくり賞最優秀賞受賞ばらの花を育てようという住民の熱意は人々の心を打ち、1968年(昭和43年)には「全国美しい町づくり賞最優秀賞」を受賞。これを記念して「ここに善意の花ひらく」と刻まれた記念碑がばら公園に建てられました。
この年から、春の「バラ展」を「バラ祭」とし、市が主催することになりました。(第1回バラ祭の開催)

1985年

市の花「ばら」を制定

1985年(昭和60年)4月、ばらを市の花に制定。
長年にわたって培われた市民の「ばら」への想いを市の象徴として位置付けました。

1993年

「ばらシンボルマーク」を制定

ばらのシンボルマーク市の花が「ばら」であることをPRするため、市内外からデザインを公募し、1993年(平成5年)11月に制定しました。女性と男性、おとなと子どもが向かい合って、ばらをはぐくみ、支え合う姿を象徴し、全体でばらの姿を表現しています。

2001年

緑町公園ばら花壇完成

緑町公園ばら花壇緑町公園の中に、2001年(平成13年)5月、ばら花壇が完成しました。当時,面積約7,100平方メートル、六角錐状のピラミッド型のばら花壇には、市民オーナーのばらを含む190種・約5,000本が植えられました。現在では,広さ約13,000平方メートルの花壇に330種・約5,100本のばらが植栽されています。

2006年

ばら公園が優秀ガーデン賞受賞ばら公園が優秀ローズガーデン賞受賞

2006年(平成18年)5月、優良なばらを展示し、市民にばらの知識や興味を深めたことが評価され、世界バラ会議大阪大会で、ばら公園が優秀ガーデン賞を受賞しました。

2007年そして、ばらのまち福山へ

2007年度(平成19年度)に策定した第四次福山市総合計画において、
本市の将来都市像を「にぎわい しあわせ あふれる躍動都市 ~ばらのまち福山~」と定めるなど,ばらは福山市を代表する都市ブランドと位置付けられ,市民と行政の協働による「100万本のばらのまち福山」をめざしました。

2010年ばらのアクションプラン~みんなの「ばら」100万本プロジェクト~の策定

市制施行100周年を迎える2016年(平成28年)に向けて、「100万本のばらのまち福山」を実現するための行動計画を策定しました。

2010年福山市ばらのイメージキャラクター”ローラ”誕生

「ばらのまち福山」のPRと「100万本のばらのまちづくり」の取り組みを一層周知するため、誕生しました。

2015年福山市ばらのまち条例制定

ローズマインドを福山の文化として根付かせ、世界に誇れるばらのまちをめざすことを条例で定めました。
また、5月21日をばらに込められた思いを伝える日として「ばらの日」と定めました。

2016年市制施行100周年「100万本のばらのまち 福山」の実現

福山市ばらのまち条例制定後、初となる「ばらの日」に100万本のばらのまちを実現しました。

ローズマインド福山のこころ
イメージキャラクターローラちゃん