物語で綴るローズマインド
戦後の荒廃した街に、希望の光を与えたのがばらでした。人を優しくしてくれる-そんなばらに夢をのせて、“100万本のばらのまち”の実現をめざす「福山ローザリアンクラブ」の物語。ばらへの愛情を胸に、ローズマインドを伝える土井会長は今日もばらの普及に静かな情熱を注いでいます。
人の心を優しさであたたかくしてくれる、ローズマインド。その想いを届ける「ばらのまち福山」のイメージキャラクター・ローラ。ローラは、まちの各地にふわりと飛んでいき、様々なイベントを通してみんなを笑顔にします。そんなローラの活動を支える「ローラちゃん応援隊」の物語-。
人を想いやるローズマインドと、福山への愛郷心を抱いて、ばらの活動を行う加茂中学校の生徒たち。美しいばらが溢れる素敵なまちに誇りを持ち、ばらの取り組みをはじめる加茂中学校の物語。子どもたちが描く、福山の豊かな未来-。
福山市の市制施行100周年を記念して行われたニューミュージカル「ローズ・マインド」。3歳から76歳まで、未経験の市民が200人以上も集まりスタートしたこのプロジェクトは、想像を絶する苦労がありました。しかし、いざ幕を上げれば苦しみも吹き飛ぶような感動と喜びがあったのです。
1956年。1,000本のばらが福山の街に植えられてから、福山のばらの歴史ははじまりました。そして2016年、福山市に咲くばらは100万本を数えるまでになったのです。毎日、コツコツと、何年にもわたってばらの花壇を手入れし、ばらの普及活動に努めてきたボランティアの方々の活動を紹介します。
福山市の南小学校では、ばらのまちならではのユニークな取り組みが行われています。それが、4年生の1年間で担当する「ばらの世話係」。一筋縄ではいかないばらの世話を通じて、児童たちは思いやり、やさしさ、助け合いの心を育みます。どんなときも、ローズマインドを忘れない大人に成長してほしいですね。