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先端技術体験イベント「キッズラボ」を開催しました!~多くのご参加ありがとうございました~
11月3日,「子育てパパ活躍ウィーク」のオープニングイベントとして,先端技術体験イベント『キッズラボ』を開催しました。
当日は前日までの雨模様がウソのように青空が広がり,絶好のイベント日和,お出かけ日和となりました。
終日多くのみなさんに会場を訪れていただき,私たちの暮らしの中に普及し,日々進化し続ける『先端技術』を親子で体験してもらうことができました。
開催概要
日時
2020年(令和2年)11月3日(火・祝) 午前10時から午後4時まで
場所
エフピコアリーナふくやま 1階多目的室
(広島県福山市千代田町1-1-2)
参加者数
約400人
イベント内容
親子でやってみよう!
プログラミング体験
子ども向けプログラミング言語「Scratch」と人型ロボット「Pepper」を組み合わせたプログラミング体験講座。
コロナ禍での開催ということもあって,換気や消毒,密回避のため,1回あたりの定員は8組に限定。計8回開催し,あっという間に予約が埋まる大盛況ぶりでした。
参加したキッズたちはスタッフやパパなどから手ほどきを受けながら,真剣なまなざしでプログラミングを行い,Pepperを自由自在に動かしたり,お話しさせたりすることができました。
※Peeperの名称,ロゴはソフトバンクロボティクス株式会社の登録商標です。 Pepper© Softbank Robotics
※このプログラミング体験は,ソフトバンクグループ株式会社およびソフトバンクロボティクス株式会社の『Pepper社会貢献プログラム2』で提供されたPepperを使い,実施しました。
迫力の現場を体験!
VRでの工場見学
福山市と府中市でオープンファクトリーイベントを実施されている「瀬戸内ファクトリービュー実行委員会」様のご協力を得て,日頃はなかなか見ることができなかったり,知られていないような備後のモノづくりの現場をVRで体験するコンテンツ。
迫るドリル。飛び散る火花。VRゴーグルをかぶれば広がる迫力の映像に,キッズたちはもちろん,パパやママも大興奮でした。
参加企業
- 株式会社三暁 (福山市/鉄鋼工業)
- 篠原テキスタイル株式会社 (福山市/繊維業)
- 松葉製作所 (府中市/木工業)
- 土井木工株式会社 (府中市/家具製造・卸)
- 高橋工芸株式会社 (府中市/家具製造・卸)
【参考】 「ちょっとドキドキするVR映像が撮影できました。」(NPO法人府中ノアンテナ様) ※外部サイトへリンクします
もっと便利に!
活躍する近未来のロボット
そう遠くない未来,私たちの生活に溶け込んで,ありとあらゆる場面で活躍しているであろうロボットを体験したり学べるコンテンツ。
会場入口近くでは,コロナ禍を受けて注目され,香港などではホテルでの導入が始まった自律走行ロボット「RICE」が,機体前面のディスプレイで感情表現をしながら,指定されたエリアからエリアまで自動でモノを運び,その後充電ステーションに戻ってきて自動で充電する様子に大興奮!
また,会場奥のブースでは,人型ロボット「Pepper※」について,意外と知られていないその構造や,全身に埋め込まれている様々なセンサーの仕組みなどについて楽しく学んだりしました。
※Peeperの名称,ロゴはソフトバンクロボティクス株式会社の登録商標です。
文字や絵が宙に浮かぶ!
AR体験
AR(拡張現実)を手軽に体験できるコンテンツ。
ペンを握って空中をなぞると画面上に現れる様々な色の線に,キッズたちは大興奮。
おもいおもいにサインを書いてみたり,絵を描いてみたり,映し出されたパパやママの顔に色を塗ったり落書きしてみたり。
世間は「脱ハンコ」で盛り上がっていますが,「紙」すらいらなくなる未来に想いを馳せながら,空間に絵や文字を創造して楽しみました。
目の前がスタジアム!
5G時代のスポーツ観戦を疑似体験
「高速大容量」「超低遅延」な5G通信やVRゴーグルを活用した,未来のスポーツ観戦スタイルを疑似体験するコンテンツ。
VRゴーグルをかぶり,バーチャルな空間に現れる自分の「アバター」で野球やバスケットの試合を観戦。
「ソーシャルディスタンス」が求められるwithコロナのこれからの時代。
スタジアムに行けなくても,リビングがいつだって特等席に早変わりし,スタジアムの興奮を離れたお友達などとも共有できる-,そんな新しいスポーツ観戦の形を体験しました。
番外編
みんな大好き!幸せを届けるばらの妖精「ローラ」も会場に遊びに来てくれました。
話題のVRを体験したり,自律走行ロボットを体験したり。
人型ロボット「Pepper」ともパチリ!
Society5.0時代も,ローズマインドで人をやさしい気持ちにしてくれます☆
お礼
キッズラボが皆さまのご理解とご協力のもと,400人をこえる来場がある中で,事故や怪我など大きなトラブルもなく,終始大盛況で終了することができましたこと,心より感謝申し上げます。
今回はコロナ禍での開催ということもあって,会場内の密集回避や消毒作業などのため,ほぼ終日にわたって入場制限をかけざるを得ませんでした。
参加を楽しみに,当日朝早くから会場を訪れていただきました皆さまを長時間お待たせしてしまい,申し訳ありませんでした。
なお,当該イベントは,『新しい豊かさや安心・安全な暮らしを想像する未来都市』の実現に向け,本市が「ふくやまICT戦略」に基づく取組を推進していくにあたり,この街の次代を担う子どもたちに先端技術に対する興味・関心を高めてもらおうと,今年初めて企画したものです。
今後も様々な取組の実施や機会の活用を通して,先端技術を活用した地域課題の解決や次代を担う人材の育成,デジタル社会の実現に取り組むことで,企業がチャレンジできる都市としての信頼性や魅力の向上に取り組んでまいります。
願わくばこのキッズラボが,先端技術やプログラミングを体験した約200人の『キッズ研究員』をはじめ,会場を訪れていただいた皆さんにとって,未来のまちづくりやロボットなどの先端技術,そして郷土のものづくりなどについて考えるきっかけになるとともに,ご家庭の中でのコミュニケーションを通して家族の絆を深める一助となることができましたら幸いです。
2020年11月3日
福山市先端技術推進室