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「IoTを活用した出没検知センサー及びダッシュボードシステムによるデータに基づいた害獣対策」(福山市実証実験まるごとサポート事業)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年4月30日更新

支援概要

 
分野

防災・安全

状態 支援中
実施者

株式会社電信

事業概要

簡易型の出没検知センサーとダッシュボードシステムを組み合わせた,害獣対策の実証実験。
害獣が出没する地域に設置した複数台のセンサーによる検知データや住民等から寄せられた目撃・被害データをシステム上で一元管理し,マップや表形式で確認できるようにすることで,これまでハンターの経験などに依存していた害獣(イノシシ)の生息分布や動きなどを見える化し,箱わな設置や住民への注意喚起などの有害鳥獣対策立案と執行に活用します。

実施場所

蔵王山周辺地域(蔵王学区)

実施時期

2021年(令和3年)1月24日(日)~2021年(令和3年)3月31日(水)

支援内容
  • ホームページ,SNS等を活用したPR
  • 実証実験場所の調整 など
参考
リンク
備考

イノシシ福山市では近年,イノシシによる農作物の被害が多発しているほか,山沿い地域での住宅地や農地での出没が急増しており,課題となっています。

 

実験にあたって(実験実施者によるコメント)

害獣対策に従事されている行政・猟友会・駆除班・農家の皆様にも高齢化の波が押し寄せており,福山市におかれても例外ではないと思います。そして,害獣捕獲に皆様が培ってきた知見・知恵・経験等無形財産の裏には,多大な経費と労力が費やされてきたかと思います。

私たち電信株式会社が行う今回の実証事業では,従来,人の活動によって生成されてきた捕獲成果を,IoTソリューションによって得られたデータを活用することによって効率化するとともに,捕獲数及び率のアップを目指すものです。

まず,害獣目撃情報を一元管理し,地図情報システム上に目撃地点情報等を可視化させます。
更に,クラウドに蓄積された目撃情報からヒートアップ機能により抽出されたピンポイントのエリアに,「害獣出没検知センサー」を8ヶ所設置致します。
そして,設置個所の中から出没検知数の多い場所に罠を仕掛け,効果的な捕獲活動に繋がるか成果を検証して参ります。

電信株式会社では,今回の実証事業を契機に福山市における害獣対策の一助となるべく,全力で取り組んで参ります。

2021年1月29日実施者
電信株式会社