福山市商業施設（エフピコRiM）運営事業者の公募に係るプロポーザルの実施について

印刷用ページを表示する　掲載日：2021年4月19日更新

事業候補者の選定（2021年3月3日更新）

エフピコRiMの再生に係る事業候補者を次のとおり選定しましたのでお知らせします。今後は、事業候補者と基本協定の締結に向けた協議を行います。

事業候補者

福山電業株式会社　代表取締役社長　島田宗輔

福山市昭和町６番１号

次順位者

なし　※重点項目のうち、得点が配点の１０分の７に満たない項目があったため

企画提案書の提出者数

２者

評価結果


大項目（括弧内は配点）	評価項目（括弧内は配点）	重点項目	福山電業株式会社	A社
企画（官民連携・エリア価値の向上）（240）	参加動機（40）	○	36.4	25.6
	コンテンツ（60）	○	52.8	40.2
	パブリックスペース及び公開空地の活用（60）	○	54.6	47.4
	周辺への波及（30）		26.4	16.5
	プロモーション（30）		22.8	19.2
	事業の質の確保（20）		14.6	11.8
施設整備（80）	空間構成（60）	○	51.0	49.2
	安心・安全（10）		7.0	7.9
	施工計画（10）		6.4	7.6
施設運営（40）	運営計画（10）		7.3	7.6
	維持管理計画（10）		7.0	8.5
	安全管理計画（20）	○	14.0	15.8
資金計画（60）	資金調達計画（60）	○	43.8	54.6
総合得点（420）・基準評価点（294）			344.1	311.9

評価内容

事業候補者の提案に対する各評価員の評価内容

評価内容 [PDFファイル／157KB]

事業の目的

　福山市商業施設（以下「エフピコRiM」という。）は，旧福山そごう時代から商業機能を中心とした消費活動の場として運営されてきました。しかし，郊外型店舗との競合やインターネット通信販売による消費行動の変化等により，エフピコRiMを取り巻く商環境は変化しました。これに加えて，新型コロナウイルス感染症の拡大を契機に，人々の価値観やビジネスモデルが大きく変化しており，withコロナ時代における持続可能な新しいライフスタイル・ビジネスモデルの構築が求められています。
　エフピコRiMの再生に係る事業（以下「エフピコRiM再生事業」という。）は，これまでの指定管理者制度や委託事業とは異なり，公募要項に示すコンセプト（公募要項P.7～8）を基本とし，単なる商業テナントの入替えやwithコロナ以前の価値観を継続するのではなく，商業機能に捕らわれない新しい発想のもと，官民がそれぞれ投資を行い，連携しながらエリア価値を高め，市民の豊かな日常生活の実現をめざすものです。
　さらに，周辺の道路，公園等の公共空間や店舗などとの連携により，本事業の効果を周辺のエリアにまで波及させ，福山駅周辺にさらなる良質な民間投資を呼び込み，ひいては市域全体や備後圏域の発展につなげていくことをめざします。

希望する事業者像

　エフピコRiM再生事業において，福山市がパートナーとして選定したい事業者像は，「福山駅前再生に向けたRiM再生の方針」（以下「再生方針」という。）に定める再生の視点や事業の目的，次に掲げる視点を共有するなど，福山市と共通の認識に立って，官民が連携してエリア価値を高めながら，地域全体の再生と経済循環をもたらすパートナーとなって当該事業を進めていくことができる事業者です。

新たな発想による再生

　福山市は，再生方針に定める再生の視点の３にある「福山の未来を育てる場」や「新しい民間事業者のチャレンジの場」をつくり出すことができる事業者を求めています。これまでの商業機能中心の施設運営ではなく，福山の未来に対して明確なビジョンや想いを持って，新しい発想で企画・運営を行うことができる事業者を求めています。

エリア単位での再生

　エフピコRiMの施設だけが良くなればよいという敷地主義ではなく，地元商店会や現在再整備が進む旧キャスパ，近隣の公園・道路等の公共空間等とつなげ，さらに福山城周辺エリア（公募要項図表２参照）などとの連続性の強化などにより，街区や通りなど周辺のエリア全体の再生をめざす視点を有している事業者を求めています。

福山駅前だけでなく周辺地域を含めた再生

　福山駅周辺デザイン計画では，福山駅前と市の周辺地域がつながることで市域全体が発展することをめざしています。福山駅前と周辺地域が結びつき，双方が良くなっていくことが，福山駅前再生のめざす将来の福山の姿です。
　周辺地域には，様々なスポーツやツーリズムの舞台となる自然環境，豊かな食材，多様な製造業の集積，そして地域のために活動する人たちなど，それぞれの地域に優れた資源があります。それらを生かし，発展し続けていく地域をつくるために，福山駅前やエフピコRiMが果たすべき役割を踏まえ，良質なコンテンツを創造し，集積できる事業者を求めています。

パブリックマインドと官民連携を通じた都市・地域経営課題の解決

　福山駅前再生ビジョンでは，福山駅前の再生により，市全体の都市・地域経営課題の解決をめざしています。
　パブリックマインドを持ち，収益の一部を地域の価値向上に活用することや，官民連携を通じて地域の資源を生かしたコンテンツや地元の事業者・プレーヤーを育てるなど，エフピコRiM再生事業を通じて地域を育てていく視点を持った事業者を求めています。

応募手続き

公募要項の公開

公募要項等の資料は、このページの末尾からダウンロードしてください。資料に修正、追加等があった場合は、速やかに本市ホームページで公開します。

説明会の開催

日時

２０２０年（令和２年）１２月４日（金曜日）

公募要項等の説明　１０時００分から（１２０分程度）

現地見学会　１３時３０分から（６０分程度）

⇒説明会は終了しました。

場所

まなびの館ローズコム　４階　中会議室

（福山市霞町一丁目１０番１号）

⇒説明会は終了しました。

参加申込

２０２０年（令和２年）１２月２日（水曜日）までに、次のＵＲＬ又はＱＲコードから申込フォームにアクセスし、お申込みください。

⇒説明会は終了しました。

その他

　説明会は本選定に応募の意向のある企業等を対象として実施します。説明会に参加しない場合も本選定に参加することはできます。参加できる人数は一団体につき，３人までとします。
　説明会の日時及び場所は変更となる場合があります。また，天変地異等やむを得ない事情のある場合は，説明会を中止する場合があります。これらの場合，速やかに本市ホームページ等にてお知らせします。

⇒説明会は終了しました。