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固定資産税Q&A 1
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年10月4日更新
地価が下がっているのに土地の税額が上がるのは
Q.1 地価の下落によって土地の評価額が下がっているのに、税額が上がるのは、どうしてですか。
A.1 地域や土地によって評価額に対する税負担に格差がある(例えば同じ評価額の土地であっても実際の税額が異なる。)のは、 税負担の公平の観点から問題があることから、1997年度(平成9年度)以降、負担水準(評価額に対する課税標準の割合)の均衡化を重視することを基本的な考え方とした 調整措置が講じられてきましたが、2006年度(平成18年度)以降はこれを一層促進する措置が講じられています。
具体的には、負担水準が高い土地は税負担を引き下げたり、据え置いたりする一方、負担水準が低い土地は、なだらかに引き上げていくしくみとなっています。 したがって、地価の動向に関わりなく、すべての土地の税額が上がっているわけではなく、税額が上がっているのは、 地価が上昇している場合を除けば、負担水準が低い土地に限られています。