クリエイティブの力で地方に新たな選択肢を生み出し続ける
福山市での人との出会い
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クリエイティブの力で 地方に新たな選択肢を生み続ける
谷田恭平さん |
取組紹介
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東京の有名建築設計事務所で精力的に不動産商品企画や設計業務に従事する傍ら、地元で ”瀬戸田映画祭” の実行委員会に加わるなど、郷里との縁を絶やさなかった谷田さん。もっと深く瀬戸内エリアのまちづくりや活性化に携わりたいと、2019年にクリエイティブチームumikaを立ち上げ起業しました。 「ローカルを地域価値にする」というヴィジョンを掲げ、事業企画・建築デザイン・まちづくりなどに取り組んでいます。東京の案件も手掛けつつ、福山との2拠点生活は6年を超えました。「福山は東京へのアクセスも良く、また瀬戸内のどこの市や町にも行きやすい、ビジネスを展開するにはとても良い立地です」と話します。 umikaのスタート事業として取り組んだのが、シェアキッチン ”Little Setouchi” 。福山市では民間事業者による初の菓子製造の許可を取得しているシェアキッチン創設事例でした。利用者それぞれが清掃・管理を担う、非常駐型の利用システムにより、最小限の初期投資で飲食に関する事業のトライアルが可能な場となっています。店舗周辺の商店街や自治会との交流も積極的に行い、イベントの企画なども行っています。創業支援にも、駅前の賑わいづくりにもなり、地域に寄り添ったビジネスが次々と花開いています。稼働率が高く、5人に1人は自分自身のお店やブランドを持って独立するという実績も出ているそう。創業当初は先進的な取り組みと思われていたシェアキッチンも今ではすっかり認知され、3店舗目を福山北部エリアに開業予定です。 さらなる駅前の活性化にと尽力しているのが、福山駅東側高架下にある空き店舗へのテナント誘致。好立地ゆえに賃料が高いなどの出店デメリットを、基準やルールを見直すことで入居しやすい契約条件に調整。食材やこだわりに投資できる、魅力的なお店づくりが可能な環境に整えました。店舗設計や空間プロデュースにとどまらず、入居条件・契約内容という重要な分野においても余すところなく、谷田さんのクリエイティビティは発揮されています。 |
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メッセージ
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ものづくり(産業)・元気な商店街(商業)・観光業・豊かな農業。福山は多彩なコンテンツに恵まれていると谷田さん。福山の魅力は、大都市のようなファクトリー・オートメーションではなく、人が一つ一つ生み出す強い個性や魅力といった、絶対的な価値をもつものが数多く存在するからだと考えているとのこと。 自分の興味あるテーマに沿いながら動いていけば、新たな気づきや出会いが必ずあると、言葉にも強い想いがにじみます。多くの出会いの中で ”手を差し伸べられ、時に手を差し伸べる” という、あたたかな連鎖の経験から紡がれた言葉が聞けました。自分自身さらにスキルを高め、より高い次元で新しい価値創造のできる存在でありたいと、これからも挑戦は続きます。 |









