やりたかった観光農園をこの町で
福山市での人との出会い
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やりたかった観光農園をこの町で
稲田裕さん稲田尚子さん |
取組紹介
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東京でコンサルティング業を営む稲田裕さん。奥さんの尚子さんと一緒に探し始めた東京と地方の二拠点暮らし、たどり着いたのは福山市田尻町でした。裕さん、尚子さんご夫妻は、晴れた日は瀬戸大橋まで見渡すことができる田尻町の高台で、ブルーベリー観光農園のオープンをめざして、東京と福山を行き来する生活を送っています。そこには、やりたかった自分らしい生き方を支えてくれる多くの人との出会いがありました。 福山市はもともと裕さんにとっては自分が生まれ育った街。今の仕事や場所だけでなく、新しい挑戦として農業をしてみたい、その想いを実現できる場所を探して日本各地を視察に回りながら、自分にとって生まれ故郷でもある福山市で訪れた田尻町。その小高い丘から、瀬戸内の島々が浮かぶ穏やかな海の景色を臨んだとき、ここしかないと感じたそうです。たまたま出張で四国に来ていた尚子さんに電話して、予定を急きょ変更してもらい、その風景を見てもらいました。尚子さんもその美しい風景に一目ぼれ、田尻町で新しいチャレンジが始まりました。 大規模で生産性を追い求める農業には興味がなかった稲田さん。比較的自生しやすく手間のかからないブルーベリーを、除草剤も使わず、肥料も使わない、ど根性栽培で育てることに決めました。一回だけの農業体験を提供する場所ではなく、何度も訪れる人と人が出会う場所にしたいという想いのもと、観光農園の準備を進めています。 そんな想いを後押しするのが、稲田さんご夫妻が「怒涛」と表現するほどに積極的に関わってくれる田尻町の人たち。畑の整地や石積みなど、地味で手間のかかる作業も、それを見かけた地元の人が近所の人たちに呼びかけて一緒に作業してくれます。東京から手伝いに来てくれる友人には、瀬戸内の美しい風景に加え、そういった地域とのつながりに価値を感じて、田尻町を繰り返し訪れる人もいるそうです。 |
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メッセージ
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観光農園に集まる人たちが、地域を元気にする新しいアイデアを持ち寄り、語り合い、そしてそれが実現されていくようなコミュニティを創っていきたいと話す稲田さん。東京での日常の繰り返しだけでは生まれなかった生き方が、福山での人との出会いを通じて生まれています。 |









