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Iターン 高部さん

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月10日更新

Iターン 高部さん

高部さん

インタビュー見出し

高部さん
夫・健司さん(40代),妻・貴子さん(30代),長男

Iターン

東京都 → 福山市山手町[福山市鞆町へ移住計画中]

まず移住。それからじっくり住みたい場所を探しました。

いつかは何かとせわしない東京から地方へ移住したいと思っていました。毎日の暮らしのことや子どもを育てる環境を考えても絶対その方がいいと思っていて。具体的にあれこれ考えるよりも、まずは妻の実家がある広島県に移住を決め、妻の親戚の家に居候させてもらっていました。8年前のことです。

しばらくして生活が落ち着いた頃、移り住む家を探すことになりました。途中で偶然、広島県の海沿いのまちを通りかかりました。その場所にある家から見える景色が、もう本当に感動的でした。元々東京出身の私には、島が多く、美しい瀬戸内海はとても魅力的で。きらきら輝く海を見た瞬間、ここに住みたい!と。もう即決でした。

港の景色

福山市のあたたかいサポートに後押しされました。

元々東京で夫婦共に引きこもりの若者をサポートするNPOで働いていました。その仕事を続けるなかで、さらに的確なサポートをするには、福祉の資格をとるべきだと思っていました。移住後、40代で就職を模索した時、安定した収入を得るためにも資格はやはり必要だと考え、国家資格である【社会福祉士】を取得しました。社会福祉法人に勤務後、妻の妊娠をきっかけに、子どもと過ごす時間を最優先にするためにフリーランスの社会福祉士になることを決意したんです。独立後、広島県教育委員会と契約し、3年前から中学校でソーシャルワーカーとして働き始めました。

勤務先が遠方になったため、引越し先としていろいろなまちを検討したのですが、中でも福山市の職員の方がとても親身になって相談に乗ってくださったことが印象的でした。そのことに励まされ、心が動かされたことがきっかけで福山市に決めました。現在は福山市山手町の一軒家を借りて暮らしています。

山手町は福山の中心部に近く、子育て世代が多い地域です。スーパーも多く、何かと便利な場所なのでとても暮らしやすいですね。家賃も安いし、地域との関わりも多く、安心して暮らせます。子育て世代こそ福山市のようなところへの移住がおすすめだと思います。家では小さいながらも庭に畑を作って、スイカを栽培するなど、毎日楽しく過ごしています。家の近くには遊具の充実した公園があり、そこでいろいろなイベントが開催されるので、子どもと一緒によく出かけますね。

海にも車ですぐ行けるので、漁師さんの浜売りで活きのいい魚を買うことも簡単にできるのですが、そこのお刺身がコリコリして本当においしいです。この食感は東京では味わえなかったですね。こちらに来て「鮮度」の意味が分かったと実感しています。

さらに【鞆】への移住を計画中。

今の暮らしも気に入っていますが、観光地の鞆の浦として有名な鞆町への移住を計画中です。鞆町は教育の先進地域で、幼保連携型の認定こども園や、小中一貫のモデル校(※)もあり、子どもが新しい教育を体験できていいと思います。

道が狭いことや大きなスーパーがないなど、生活自体は今より不便になりますが、瀬戸内海をすぐそばで感じられたり、満天の星空を味わえるのは代えがたい魅力です。それに「地縁」があるのもポイント。歴史や伝統ある祭が盛んな地域なので、町内会も活発で、温かい人がたくさんいます。実は、まだ移住していない今でも、気軽に相談できる知人ができています。すぐに仲良くなれる空気が鞆町にはあるので、これから移住するのが本当に楽しみです。

 ※小中一貫教育の施設一体型モデル実践校が整備される予定です。

鞆の方々

 

福山市公式ホームページ

ひろしま移住サポートメディアHIROBIRO

備後圏域の魅力再発見サイト

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