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特定外来生物とは?

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年5月8日更新

外来種について知る

 特定外来生物とは,外来生物(海外由来)の中でも,生態系,人の生命・身体,農林水産業へ被害を及ぼすもの,または及ぼすおそれがあるものの中から外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により指定された生きもののことです。

 問題を引き起こす可能性のある生きものを特定外来生物として指定することで,その飼育,栽培,保管,運搬,輸入といった取り扱いを規制し,特定外来生物の防除等を行うこととしています。

 外来生物が増えるようになったのは,私たちの生活が関係しています。食用や観賞用として輸入したものが,自然界に放たれてしまったことが一因と言われています。また,それらが増え続けると生存競争となります。その結果,生存競争に敗れた在来種の生息場所が縮小しています。

          オオキンケイギク         ホテアオイ

私たちにできること

 私たちにできることは,外来種被害予防三原則を守ることです。

 1.入れない 2.捨てない 3.拡げない

 すなわち,生態系等への悪影響を及ぼすかもしれない外来種はむやみに生息していない場所に入れないということが重要であり,もしペットとして飼育しているのであれば,途中で捨てずに最期まで面倒をみることが必要であり,もし野外で繁殖が確認されていたとしたら,少なくともそれ以上は拡げない(移動させない)ことが大切です。

 

特定外来生物等一覧を確認するにはココをクリック(外部サイト:環境省)

また,環境省と農林水産省が「生態系被害防止外来種リスト」(正式名称:我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト)を作成しています。(外部サイト:環境省)