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充電式電池とは

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年12月5日更新

 充電式電池とは、乾電池のように使い捨てではなく、充電器を使って何度も繰り返し使用できる電池のことです。ニカド電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池などがあります。充電式電池の本体や充電式電池が使用された製品の本体、パッケージ、製品の取扱説明書などに表示されたリサイクルマークが目印です。(※表示が無い製品もあります。)

充電式電池のリサイクルマーク
マーク
 ​
 特に、リチウムイオン電池は、小型で軽量、エネルギー効率が高く、経済性に優れていることから、モバイルバッテリー、加熱式たばこ、コードレス掃除機、スマートフォンをはじめとするさまざまな身の回りの製品に使用され、今の私たちの生活を支えています。

充電式電池が火災の原因に

​ 充電式電池に過度な力が加わると発熱・発火することがあり、ごみ収集車やごみ処理施設の破砕機等で衝撃が加わった際に出火し、火災事故が起こる可能性があります。こういった、リチウム蓄電池が原因となったごみ収集車やごみ処理施設での火災等は、全国で12,765件(令和2年度)も発生しています。
 本市においても、2024年(令和6年)11月2日(土曜日)に、福山市箕沖町にあるリサイクル工場で火災が発生し、原因として、リチウムイオン電池などの充電式電池等から発火した可能性があると考えています。

出典:環境省 ecojin(https://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/eye/20240313.html

収集車火災
収集車の火災の様子

リサイクル工場火災
火災後のリサイクル工場の中央制御室

 

充電式電池が発火する事故の再現動画

出典:独立行政法人 製品評価技術基盤機構(Nite)

出典:独立行政法人 製品評価技術基盤機構(Nite)

充電式電池は正しく分別・リサイクル

 充電式電池が不燃(破砕)ごみに混入すると火災事故の発生につながります。ごみ収集車の損傷やごみ処理施設の火災となるだけでなく、職員等の人命にも関わるため、正しい分別にご協力ください。

 本市では、充電式電池や充電式電池が取り外せない小型家電のリサイクルに取り組んでいます。市内の各環境センターやリサイクルプラザなどの公共施設で実施している拠点回収へ直接持ち込んでください。
 持ち込みが難しい場合は、年4回の「燃やせる粗大ごみ」の日に、別袋に入れて出してください。

※発火リスクを下げるために、なるべく電池を使い切ってから出してください
※2024年(令和6年)12月から充電式電池が取り外せない小型家電の分別が変わりました
※「不燃(破砕)ごみ」の日には絶対に出さないでください!


​関連:充電式電池が取り外せない小型家電の分別について
関連:電池・ライター類・スプレー缶等をごみで出すときのお願い