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有機フッ素化合物(PFAS)の対応について

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年9月15日更新

1.経過

 国立保健医療科学院によって、2022年(令和4年)6月から2023年(令和5年)6月までに本市の加茂川や高屋川などにおいてPFAS調査が実施されました。その結果、加茂町を流れる深山川(みやまがわ)でPFOS及びPFOAの合算値について河川の指針値(1リットルあたり50ナノグラム)超過が確認されました。

 調査地点と検出値 [PDFファイル/384KB](国立保健医療科学院) 

 本市としては、市民のみなさまの健康と生活を守るために、国や県と連携しながら「PFOS及びPFOAに関する対応の手引き」に基づき、次のとおり調査等行っています。

出典:PFOS及びPFOAに関する対応の手引き(第3版)(環境省)

【お知らせ】
   2025年(令和7年)6月30日に暫定指針値は指針値に見直されました。値は1リットルあたり50ナノグラムで変更ありません。

 水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について(環境省)

2.調査結果【河川水】(2025年3月19日更新)​

 PFOS及びPFOAの影響範囲を把握するため、調査を実施しました。

調査日(採水日):2025年(令和7年)3月13日      調査結果 [PDFファイル/556KB]

調査日(採水日):2025年(令和7年)2月27日、3月4日 調査結果 [PDFファイル/891KB]

調査日(採水日):2025年(令和7年)2月20日      調査結果 [PDFファイル/728KB]

3.調査結果【飲用井戸水及び沢水等】(2025年3月10日更新)​

 指針値を超過した深山川周辺において、飲用井戸水等の調査を実施しました。

調査日(採水日):2025年(令和7年)3月3日、4日、5日 調査結果 [PDFファイル/303KB]

調査日(採水日):2025年(令和7年)2月26日、27日    調査結果 [PDFファイル/481KB]

調査日(採水日):2025年(令和7年)2月25日、26日  調査結果 [PDFファイル/390KB]

【井戸水等の飲用について】

・環境省によれば、PFOS及びPFOAの基準値(50ng/L)は、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定されたものです。

・これまでの飲用井戸水等の調査結果はすべて50ng/L以下であったため、環境省の見解に基づき、飲用しても健康に悪影響は生じないと考えられます。
​ 水道水におけるPFASについて (福山市上下水道局ホームページ)

4.調査結果【河川水モニタリング】(2026年9月7日更新)​

 これまで指針値を超過した河川及びその周辺の河川について、水質の季節変動や経年変化を確認するため、河川水のモニタリング調査を実施しました。

調査日(採水日):2026年(令和8年)7月10日    調査結果 [PDFファイル/540KB]

調査日(採水日):2026年(令和8年)4月22日    調査結果 [PDFファイル/553KB]

調査日(採水日):2026年(令和8年)2月2日     調査結果 [PDFファイル/535KB]

調査日(採水日):2025年(令和7年)11月13日   調査結果 [PDFファイル/623KB]

調査日(採水日):2025年(令和7年)8月14日    調査結果 [PDFファイル/1.37MB]

調査日(採水日):2025年(令和7年)6月19日    調査結果 [PDFファイル/1.57MB]

5.農産物への影響(2026年9月15日更新)

 現在、農畜水産物等の食品について、人の健康への影響に関する情報が不足しており、評価する基準も定められていません。食品の安全性を科学的に評価する国の機関である食品安全委員会は、「現時点での情報は不足しているものの、通常の一般的な国民の食生活(飲水を含む)から食品を通じて摂取される程度のPFOS及びPFOAによっては、著しい健康影響が生じる状況にはないものと考える」と評価しています。

 2025年(令和7年)8月には、国(農林水産省)において、水稲の栽培試験の結果から、土壌中のPFOS及びPFOAは、ほとんど玄米に移行、蓄積しないことが公表されました。

 また、この度、「令和7年度国産農畜水産物に含まれる有機フッ素化合物(PFAS)の実態調査や試験研究の結果について」が公表され、農地土壌から野菜類へのPFOS・PFOAの移行は限定的であることが分かりました。

 

【国の公表内容】

〇国産農畜水産物37品目からのPFOS及びPFOA摂取量は、耐容一日摂取量を大幅に下回る。

〇農地土壌から野菜類へのPFOS・PFOAの移行は限定的。

 

農業環境から野菜類への移行、蓄積に関する試験研究の結果

 環境水の指針値を超えるPFOS及びPFOAが検出されている河川水・地下水から取水している農地において、農地土壌から農産物(バレイショ、キャベツ、ダイコン、ニンジン及びホウレンソウ)へのPFASの移行の程度を把握することを目的として試験研究を行いました。

 その結果、土壌中のPFAS濃度が比較的高い、土壌の性質の異なる2ほ場において栽培試験を実施したにもかかわらず、可食部中のPFOS又はPFOAの濃度は一般的な流通品を対象とした国産農産物の実態調査の結果と同程度の水準であり、農地土壌から農産物へのPFOS及びPFOAの移行、蓄積は限定的であることがわかりました。

 

今後の予定

農林水産省は令和8年度も、国内で生産量が多い未調査の品目にも対象を拡大して含有実態の調査を継続し、知見の集積に努めてまいります。

特異的に高い値が見られた試料については、蓄積要因等の調査等を進めます。

農産物への移行、蓄積の程度については、令和8年度以降も試験研究を継続します。

PFASが農畜水産物に及ぼす影響についてはまだ十分な知見が蓄積されていないため、農林水産省ではこれらの結果を当省ウェブページ等で公表し情報発信に努めてまいります。

詳しくは、農林水産省ホームページをご覧ください。

食品中のPFASに関する情報

農業環境中のPFOS、PFOAのコメへの移行、蓄積性について [PDFファイル/382KB]

農業環境中のPFOS、PFOAの野菜類への移行、蓄積性について [PDFファイル/404KB]

令和7年度国産農畜⽔産物に含まれる有機フッ素化合物(PFAS)の実態調査や試験研究

の結果について公表

6.健康への影響(2025年5月12日更新)​

 PFOS及びPFOAは、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについてはいまだ確定的な知見はありません。そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく基準値等の検討が進められています。また、国内において、PFOS及びPFOAの摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されていませんが、環境省は内閣府食品安全委員会が行った食品健康影響評価の結果等を踏まえ、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。
 本市では、指針値を超過した深山川周辺にお住まいの方等で、希望される方に健康調査(血液検査)を行いました。また、健康相談を希望される方には、引き続き対応します。

 健康調査(血液検査)の実施について [PDFファイル/310KB]

出典:「PFOS、PFOAに関するQ&A集」(環境省) [PDFファイル/844KB]

7.住民説明会等の開催(2026年9月15日更新)

住民説明会
 年 月  日 場  所

参加者数(人)

 2026年(令和8年)

8月30日(日) 粟根西集会所 48
7月 4日(土) 加茂交流館   36

2025年(令和7年)

3月20日(木) 美郷館 32
3月16日(日) 加茂交流館 40
3月 9日(日) 山野交流館 55
3月 2日(日) 粟根西集会所 60
2月23日(日) 広瀬交流館 52
2月22日(土) 加茂交流館 37
                                                                                                                                合計 360 

その他

・2025年(令和7年)2月22日 水道普及地区で井戸等利用の138世帯に周知文を配布し、注意喚起を行いました。

・2025年(令和7年)2月21日 水道未普及地区23世帯に周知文を配布し、注意喚起を行いました。

8.要望書の提出(2026年8月5日更新)

2026年(令和8年)8月5日(水曜日)石原宏高環境大臣及び鈴木憲和農林水産大臣へ要望書を提出しました。(8月5日更新)

 有機フッ素化合物(PFAS)に関し、一日も早く市民のみなさまの不安が解消されるよう、環境基準等の法整備や濃度低減対策のための技術の確立などについて、福山市長が環境省及び農林水産省に対し要望書を提出しました。 

 【要望内容】

 1 PFOS 及びPFOA に係る環境基準や規制基準の設定等の法整備について
 2 濃度低減対策のための技術の確立と、財政的支援について
 3 農産物等への影響について

 2026年(令和8年)8月5日付有機フッ素化合物(PFAS)対策に関する要望書(環境省) [PDFファイル/87KB]

 2026年(令和8年)8月5日付有機フッ素化合物(PFAS)対策に関する要望書(農林水産省) [PDFファイル/87KB]

2025年(令和7年)3月26日(水曜日)浅尾慶一郎環境大臣及び江藤拓農林水産大臣へ要望書を提出しました。(3月26日更新)

 有機フッ素化合物(PFAS)に関し、一日も早く住民のみなさまの不安が解消されるよう、本市が行った河川や飲用井戸水等の調査結果に対する国の評価や今後の本市が行うべき対応についての助言や技術的支援などについて、福山市長が環境省及び農林水産省に対し要望書を提出しました。 

 【要望内容】

 1 河川や飲用井戸水等の調査について
 2 農畜産物等への影響について
 3 健康への影響について

 2025年(令和7年)3月26日付有機フッ素化合物(PFAS)対策に関する要望書(環境省) [PDFファイル/135KB]

 2025年(令和7年)3月26日付有機フッ素化合物(PFAS)対策に関する要望書(農林水産省) [PDFファイル/133KB]


 ※飲用井戸等衛生対策要領の一部改正について国からの見解が示されました。

 水質基準に関する省令の一部改正及び水道法施行規則の一部改正等について(環境省)​

2025年(令和7年)3月5日(水曜日) 福岡資麿厚生労働大臣へ要望書を提出しました。(3月7日更新)

 有機フッ素化合物(PFAS)に関し、市民のみなさまの安心・安全確保のため、一日も早いその対策について福山市長が厚生労働省に対し要望しました。

 【要望内容】

 1 健康影響に関する情報提供について
 2 調査及び対策等に係る財政的支援について
 3 PFBSに関する情報提供について

 2025年(令和7年)3月5日付有機フッ素化合物(PFAS)対策に関する要望書 [PDFファイル/699KB]

2025年(令和7年)3月3日(月曜日) 江藤拓農林水産大臣へ要望書を提出しました。(3月3日更新)

 有機フッ素化合物(PFAS)に関し、農業者や畜産業者のため、原因究明とその対策について福山市長が農林水産省に対し要望しました。

 【要望内容】

1 農畜産物等に関する情報提供について
2 土壌や農業用水等からの除去等の対策に係る技術的支援
3 農畜産物等の被害等に対する財政的支援について
4 PFBSに関する情報提供について

2025年(令和7年)3月3日付有機フッ素化合物(PFAS)対策に関する要望書 [PDFファイル/159KB]

2025年(令和7年)2月27日(木曜日) 市長が浅尾慶一郎環境大臣及び小林史明副大臣、中田宏副大臣へ要望書を提出しました。(2月28日更新)

 PFOS及びPFOA並びにPFBSについては、除去等の対策が確立されていないことや、身体への影響の十分な知見がないこと、農作物等への影響が明らかになっていないこと等の状況もあり、超過地点の周辺住民から多くの不安の声を聞いているところであります。この度、有機フッ素化合物(PFAS)に関し、住民の安心・安全確保のため、一日も早い原因究明とその対策について福山市長が環境省に対し要望しました。

 【要望内容】

1 モニタリング方法及び除去等の対策に係る技術的支援について
2 調査及び対策等に係る財政的支援について
3 健康影響及び農作物等に関する情報提供について
4 PFBSに関する情報提供について

2025年(令和7年)2月27日付有機フッ素化合物(PFAS)対策に関する要望書 [PDFファイル/168KB]


小林史明副環境大臣と福山市長

9.参考

 PFOS、PFOAとは

 有機フッ素化合物であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)は、環境省により、2020年(令和2年)5月に人の健康の保護に関する要監視項目に位置づけられました。

 人の健康への影響としては、コレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が内閣府から報告されていますが、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては十分な知見はありません。

 公共用水域及び地下水における指針値としてPFOSとPFOAの合算値で50ng/Lと定められています。指針値は、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準をもとに設定されたものです。

 現在、事業場からの排水等に対する規制はありません。

出典:「PFOS、PFOAに関するQ&A集」及び「PFASに関する今後の対応の方向性」等について 環境省ホームページ

   「有機フッ素化合物(PFAS)」評価書に関するQ&A(2024年6月25日) 内閣府食品安全委員会ホームページ

問合わせ先​

 

河川・井戸水等の調査、その他全般について

環境保全課 ☎084-928-1072
水道水について 水質管理センター ☎084-955-1144
農産物について 農業振興課 ☎084-928-1031
健康相談・健康調査(血液検査など)について 健康推進課

☎084-928-3421

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