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8月定例市長記者会見

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年9月7日更新

 記者会見などにおける市長の発表や質疑応答をとりまとめ,掲載しています。

 会見日:2021年(令和3年)7月30日(金曜日)

8月定例市長記者会見

 ・新型コロナウイルス感染症対策について

 ・ワクチン接種について

  8月定例市長記者会見資料 [PDFファイル/607KB]

会議録

市長

 新型コロナウイルス感染症とワクチン接種の状況,それから今後留意すべきことをご報告します。

 県の集中対策が終了して約3週間経過しましたが,再び本市をはじめ県内各市でも陽性者の確認が続いております。今後,人流が増える時期を控えており,強い危機感をもってこの流行の予防をしていく必要があると思っています。まず,現在の状況ですが,7月28日現在で患者数が49人です。入院が9人,ホテル療養が28人,入院者のうちの重症者,中等症者はいません。主な指標として,これまでご報告してきました直近1週間の10万人当たり陽性者数は8.74人となっています。県が注視している警戒基準値の4を6月4日以降下回っていましたが,7月中旬から再び4を超える状況が続いています。これから先,どのような傾向になるか,我々は最大の警戒をもってみているということであります。現在,市内の病床は90あります。9人入院されていますので,病床ひっ迫率は10%ということになります。現時点では,病床ひっ迫,医療ひっ迫の状況にはなっておりません。懸念は変異株の数です。変異株の数が増えている。また,アルファ株からデルタ株への置き換わりが進んでいるということであります。本市ではデルタ株の疑いが3例ありますが,正式な検査結果が出るまでは,非常に時間がかかります。それまでの間に,置き換わりが進んでいくことは,想定しておかないといけません。従って,現在の数字を改善傾向だとみるわけにはいきません。

 週ごとの感染者の状況をみると,今回の感染状況には大きな特徴があります。高齢者の割合が第3波では32%,第4波では26%となっております。6月15日から7月28日の陽性者数126人のうち,高齢者の割合は4%となっております。それに対し,30代以下が75%を占めるという大きな特徴があります。特に,10代以下が大きく増えているという特徴に注意しないといけません。

 感染経路について我々が懸念しているのは,市外から福山に持ち込まれることであります。第4波が始まろうとしていたときに,記者会見の場でも私が強く申し上げたのは,関西方面への往来をぜひ控えて欲しいということです。当時は,関西を中心に爆発的に感染が広がっていました。その後,本市でも感染の波に襲われたということであります。6月15日以降の感染経路の状況では,16人が市外感染者との濃厚・接触者でありました。また,経路不明が31人いますが,そのうち9人が市外との往来があるということが聞き取りの結果判明しています。従って,想定ではありますが,この25人の感染経路は,市外に感染の起因があるのではないかと考えられます。まだ感染の起因が市外と想定できるものは約20%ではありますが,今から強く警戒をしないといけないと考えています。

 この時期,長期の休みに入って市外,県境を越えて移動する,帰省をする大学生の皆さまや仕事の関係で感染地域との往来をする方には,最大限の注意をお願いしたいと思います。どうしても移動しないといけない方については,PCR検査の励行をお願いしたいと思います。大学生の皆さまには,広島県の検査キットは無料ですので,ぜひ利用していただきたいと思います。検査結果が出るまで1週間前後かかるので,どうしても間に合わないという方は,お住まいの地域でPCR検査を受けて,福山に帰ってきていただきたいと思います。福山駅前臨時PCRスポットもぜひ利用していただきたいと思います。福山駅前臨時PCRスポットは周辺市町の方も,8月末まで利用できます。この夏,成人式が行われる市町もあると聞いております。成人式などで,福山駅を経由して帰省される新成人の方もぜひご利用いただければと思っております。事業者の皆さま方にも,福山駅前臨時PCRスポットや福山PCRセンターを活用して事前事後の検査をぜひともお願いします。

 次はワクチン接種についてです。まず,65歳以上の高齢者につきましては,7月末までに7割の接種を終えることを目標としてきました。7月28日時点ですでに7割を超えることになりました。現時点で,1回目接種を終えた人は83%を超えております。2回セットで接種の予約を受け付けておりますので,最終的には8割を超えることになります。すべての接種者をみると,現時点で1回目の接種率が約3割となっております。2回目の接種率は約2割となっております。今後,若い世代の接種率の低さが懸念されています。望まれる方にできるだけスムーズに接種ができる環境を整えていきたいと思っています。また,できるだけ接種を推奨したいと思っています。

 接種の状況について整理しますと,7月2日から基礎疾患を有する方に,7月15日からは枠を広げてその他の有先接種,早期接種の方に,7月27日からはそれ以外の一般の方に予約を開放してきました。当初予定しておりました集団接種,エフピコアリーナの夜間接種,8月2日から始まる福山労働会館みやびの大規模接種,8月4日から始まるシャープ福山スポーツセンターでの大規模接種は現時点で,すべての予約枠が埋まりました。12歳以上64歳以下でみると,接種済みの割合そして予約も含めた割合は,28万人を分母として,まだ10%にとどまっています。特に若年層の接種済み・予約割合が低い状況です。大学では,職域接種を予定していますので,大学生の接種が進んでいくと思います。また,企業の職域接種もやがて始まります。このほかにも,個別接種がありますので,積極的に利用していただきながら,供給されたワクチンの範囲内で,効果的に接種を進めていきたいと思います。

 今後のワクチン接種について加速,あるいは円滑化させるための改善策を講じました。まず夜間接種について,予約を開始した直後に予約が埋まりましたので,夜間接種を希望される方が多い,ニーズが強いということで,エフピコアリーナふくやまの第2次,第3次の予約枠を増やしました。第2次分の予約は8月2日,第3次分の予約は8月9日です。ご注意いただきたいのは,エフピコアリーナふくやまは,夜9時までですが,大規模接種会場は夜8時までとなります。次に医療機関での取組であります。接種可能な医療機関の数が,徐々に増え,現時点で215医療機関となっております。それから,医療機関でも夜間,休日の接種を拡充しています。現時点では約80医療機関が夜間接種に対応でき,約30医療機関が休日接種に対応できます。こうした体制を整えて,今後に備えていくことになります。

 河野大臣は,先日,各市町に対して12歳以上の接種対象者の8割が2回接種できるだけのファイザー社製ワクチンを,9月末から10月初旬までに確実に届けるとの発言をされました。我々は9月末までに,7割の市民が接種を終えるという目標を掲げて,ワクチン接種の円滑化に取り組んできました。河野大臣の発言から,ワクチン量は全体として確保されている,あるいは市町ごとに確保されているはずです。あとは,配分調整の問題が非常に大きくなってきます。これは国だけの責任ではありません。県が大きな役割を担っているということであります。県と国がしっかり連携することで,市町それぞれの状況を踏まえながら,一日たりともワクチン不足が起こらないようにタイミングを見据えて,クールごとにワクチンを市町に届けるという大きな役割が県にあります。今後は県の役割がより大きくなるということをしっかりと県と話をしているということであります。

 最後に,ワクチン接種に関するチャットボットが8月中に開設します。対応できる質問ですが,ワクチン接種全般にわたる質問にAIが回答することになるかと思います。運用開始日や具体的な内容につきましては,最終調整中ですので,決定次第,お知らせします。

記者

8日に福山市の南部・西部を中心に記録的大雨が降りました。中でも島しょ部の内海町では床上浸水も含めて浸水被害32棟が出ました。市長は床上浸水被害をなくす目標を立てて,これまで浸水防止対策に取り組まれてきました。今回の被害をどう受け止められているか,また対策についてお聞かせください。

市長

今回の内海町の床上浸水あるいは床下浸水の事案についてであります。まず我々が進めております抜本的な浸水対策について確認させていただきます。平成30年の豪雨災害を受けまして,我々はこのような雨が降った時に二度と床上浸水を起こさない,そういう対策を講じていくということを申し上げました。雨の状況を振り返りますが,3日間合計で400mm近い雨が降りました。これによって,市内の広範囲で浸水被害が発生しました。床上浸水も発生しました。床下浸水も大変な数でありました。そのときの時間最大雨量は20mmでした。従って,そうした雨を想定して抜本的な浸水対策を講じてきました。その抜本的な浸水対策の中には,今回の対象エリアにある樋ノ口樋門のポンプの排水能力を十分に発揮させるようなオーバーホール等の取組も進めています。今回の雨を振り返りますと,時間雨量64mmです。時間雨量64mmは集中的に降ったゲリラ豪雨だということ,それから9時24分の満潮に向かっている時間帯で雨が降ったために,樋門を閉鎖する以外に方法がありませんでした。逆流すると塩害が発生するので,樋門を閉じ,ポンプの能力で排水を試みましたが,とても追いつきませんでした。消防団のポンプ車も4台呼びましたが,それでも間に合わないので,県のポンプ車の出動を要請したという対応を進めました。つまり,そういう特異な状況が,今回内海町で生じたために1棟の床上浸水が発生しました。私も直後に現地入りし,地域の皆さま方とお会いしてお話も聞きました。今回のような雨が今後予想されることもありますので,この当該エリアの従来の対策に加えて,どういう対策を追加して行えるのか,効果的な対策の内容について年度内に取りまとめるようにすでに指示を出しています。

記者

天満屋福山店で「えほんの国」が再開,また,中央公園にパークPFI制度を活用した飲食施設がオープンしてまもなく3カ月となります。5月1日のオープン後のそれぞれの利用状況と,施設を生かした今後の取り組みについてお聞かせください。

市長

えほんの国について,閉鎖の発表をした段階で,私もできるだけ早い再開を念頭に置いていきたいと申し上げたと思います。市民の皆さま方の声にも応えたいという思いがありました。それを受けて,結果的に駅前から近い場所に適地を得まして再開できました。これまでに5,000人を超える利用がありました。途中,コロナの影響で閉鎖する期間がありましたので,利用者にとっては大変利用しにくい,不安定な状況ではありましたが,この5,000人を超える利用は,一定程度の方に利用していただいているという思いをもっています。例えば,7月1日から7月25日までに2,700人を超える利用がありました。リムにありました時の閉鎖直前の利用は,同じ7月の利用が3,100人でありますので,それに近い利用人数だと思います。毎日の絵本の読み聞かせが,子どもにとって大変楽しみなイベントのようです。それに加えまして,季節に応じたさまざまな取組を運営している職員が手づくりで工夫をしています。引き続き,市民の声を伺いながら,えほんの国の運営に努めていきます。

中央公園のパークPFIであります。これは,中四国でたった1つの取組でありますので,周辺の自治体から関心をもってみられております。これまでの成果ですが,中核施設のガーデンレストランEnlee(エンリー)は,とても開放的なレストランであり,5月,6月の1日平均では約100人の利用があると聞いております。そういう意味では,順調な滑り出しだと思います。そして,前面の芝生空間ではコロナ対策に留意しながら,さまざまな取組,イベントが行われています。いい空間ができたと思っています。こうした取組が,日常的なものになっていく,これが私の願いです。管理運営を行っております事業者のものではなく,市民の利用する空間だという意識が芽生え始めていると思いますので,さらに確かなものにしていきたいと思っています。

記者

2022年度の学校再編に向け,6月議会で条例改正がなされました。内海町や沼隈町の該当校は対象になっていた一方,山野や加茂などの北部の6小中は条例に盛り込まれませんでした。今後,来年度の再編を見送る方針に転換する考えはありますか。また,なお根強い住民の反対の声に対する市長の思いをお聞かせください。

市長

学校再編の問題についてですが,大きく変わってきた社会経済環境の中で真正面から取り組む課題だと考えています。これまでは,教育と地域の活性化の問題は分けて考えてきました。まずは,子どもたちにどのような教育環境をつくりあげるかという議論に集中して先行的に取り組んでいこうという議論をしてきました。それは地域によって,いろいろな思いがあります。特に山野,加茂,広瀬のうち山野地区の住民の皆さま方にとっては,やはり今後の地域づくりに対する心配が強かったということです。これは決して無視するわけにはいきません。しっかりと,そうした思いに寄り添って議論を進めていく必要があるということで,これまでは教育委員会が地域との議論を進めてきましたが,加えて,地域の活性化を担当する企画部門が参加して,地域の思いをしっかり受け止めていこうという体制ができました。一部議論を始めていますが,これからどう地域の声を反映していくかという議論を本格化させていきたいと思っています。そうする中で,地域の皆さま方のご理解もいただきながら,学校再編を進めていければと考えています。

記者

基本的には,方向性は変わっていないということでしょうか。

市長

そうです。地域の皆さま方との議論を深めることで将来の姿が見えてくるということであります。

記者

新型コロナウイルスの感染者について,6月15日以降30代以下が中心となってきているというお話がありました。若い世代が中心となっている原因についてどう分析されているのかということと,分析結果からどのような対策が必要なのか,どのような意識をもつ必要があるのか,お考えをお聞かせください。

市長

年代別にみて65歳以上の感染者の数が大きく減っています。この要因の1つには,ワクチンの効果があるのではないかと言われています。私たちも,同様に思っています。先ほど申し上げましたが,まだ若い世代のワクチン接種が進んでおりませんので,しっかりとワクチン接種ができる環境をつくりながら,若い世代の方にもワクチン接種を受けていただければと思っています。若い世代,あるいは働き盛りの方など,エネルギッシュな活動をされています。そのため,感染者に接する機会が増えていくと思います。ぜひ,行動についてもう一度それぞれが見直して,しっかりとした感染予防対策を取りながら,日々の生活を送っていく取組をお願いしたいと思います。みんなが協力をして,感染しない,感染させない,また新たな変異株の脅威を乗り切っていきたいと思います。今,新たな波の入口に立っていると考えられます。この中に入らないように,また長いトンネルの中に入らないように,皆さまのご協力をお願いしたいと思います。

記者

30代以下の感染者が増えているというのは相対的な割合として増えているということでしょうか。

市長

相対的な割合です。顕著に感染者の数が増加しているということではありません。

記者

個別接種について,高齢者の方が対象のときはかかりつけ医がいらっしゃる方も多いと思います。次は基礎疾患のある方などを中心に個別接種ということもありました。現在接種を進めている64歳以下の基礎疾患がない方というのは,かかりつけ医がない人も多いと思います。そういう人は,個別接種をどのように利用することが望ましいのか,お考えをお聞かせください。

市長

かかりつけ医がない人,あるいは日頃病気にかかったことがない人は,医療機関へ直接連絡をすることを躊躇されるかもしれません。ただ,受け皿である医療機関には,積極的に接種の体制を整えていただいています。ですので,最も利用しやすいところで受けていただきたいと思います。ご自身のためにも,個別,集団,大規模を問わず,早い段階で接種を受けていただくことが基本だということを改めてお願いしたいと思います。

記者

医療機関で一般診療もしている中で,一般診療とワクチン接種の業務的な負担もあると思います。そうした中,一般の方も個別接種を促していくということでしょうか。

市長

それぞれの医療機関には,ご多忙の中で個別接種に参加していただいております。医師会としっかり連絡をとりながら,負担のないやり方,支障のないやり方で,個別接種に多くの医療機関が参加してくれているということです。ぜひ医療機関を選択肢の一つに加えていただきたいと思っております。

記者

高齢者の接種は進んでいますが,なかなか若年層の接種が進まないということですが,感染した時のリスクが高齢者より低いとの認識や,長期的な部分でご両親に不安があるということもあると思います。チャットボットの活用などで不安を取り除くことも若年層の接種を進めるために必要だと思うのですが,どのように安心感を伝えていくのか,お考えをお聞かせください。

市長

若年層のリスクが低いということがどうなのかということだと思います。私の思いですが,後遺症の問題は,年齢問わず無視できないものがあると思います。そういうことも含めて,リスクのご判断をいただければと思います。また,治験について議論されています。さまざまなものがSNS等で流布していると思いますが,我々は国や専門家の発信する内容を信頼する。そして,できるだけ短期間で集団免疫を獲得する状況にする。それが基本だと思います。もちろんそれぞれの判断があると思いますが,社会全体で,コロナに対する免疫力をつけるために市民一人ひとりが,あるいは国民一人ひとりがどう考えるのかを行動基準に置くべきだと思います。                                      

記者

ふくやま芸術文化財団の新理事長が就任されましたが狙いはありますか。

市長

今回,任期満了をもって交代されました。豊田さんは大変すばらしい方であり,これまでもばらのまち福山国際音楽祭のスペシャルアドバイザーに就任していただきました。世界的な音響技術者であり,そうした技術を通じて,文化全般にわたっての識見や幅広い人脈をおもちの方です。いわば専門家だと考えています。福山出身のそのような方が,理事長に就任していただいたということを心から喜んでいます。

記者

ワクチン接種について,市長はワクチン接種を終えたのでしょうか。

市長

2回目の接種を終えています。2回目の接種は,7月18日の集団接種会場です。

記者

市職員の接種を優先的に行うということは,危機管理上は必要だと思いますがお考えをお聞かせください。

市長

まずは,接種を希望する市民の方が予約できる環境を整えたいと思います。その中で,職員が予約を入れることは,もちろんいいことだと思います。市民の方々と一緒に接種を受ける。できるだけスムーズに接種できる環境を我々は整えるという方針をこれからも続けていきたいと思います。

記者

他都市の市長記者会見で出席した方が陽性者と判定されました。その他の出席者全員がPCR検査を受けることになりました。本日の記者会見の安全対策は万全なのでしょうか。

市長

記者会見場を設営している責任者がいます。市長記者会見を管理,運営しているのは記者クラブです。それぞれの責任者が相談をした上で,会見の場が設置されていると考えています。引き続き,感染対策に万全を期していただきたいと思います。

記者

感染された記者の方はいろいろ取材活動されていますので,影響は大きくなります。同じような事態が発生したときは影響が大きいので,事前にPCR検査を受けて参加するなど,記者クラブの方と感染対策について協議し,対策された方がよいと思います。

市長

しっかりと記者クラブと相談し進めていきたいと思います。また,同じメディアの仲間として記者クラブの方と協議するというやり方もありますので,一緒になって感染予防対策を進めていきたいと思います。

記者

学校再編について企画部門を加えるということですが,どの担当を加えて協議を進めていくのでしょうか。

市長

企画部門は地域活性化のための地域戦略を担っている地域活性化担当が参加します。

記者

どのような議論を進めていくのでしょうか。

市長

山野地域の今後のあり方について,何をめざし,何を思い,何を願っているのかということを議論しながら,地域全体の議論に広めていきたいと思います。

記者

大雨が何度か起きたと思うのですが,7月15日大雨の被害まとめが翌週になりました。その間に雨が降ったときに,市民が被害を把握しないまま動くと,二次被害の可能性があったと思います。被害まとめの情報提供が翌週になったことについてお聞かせいただけますでしょうか。

もう1点,市長が内海町を視察されましたが,浸水対策が必要だと判断されたという認識でしょうか。

市長

早く被害まとめを情報提供する必要があると私も感じました。しかし,正確な数字を市民にお知らせしないといけません。現地の調査を行い,被害の数字を確定させる作業が必要になります。我々も,早く数字を確定できるように努力をしていきます。

また,被害のあった地域の現地を視察しました。これまで,対策を行ってきましたが,こうした被害が発生したということは追加的に対策を行う必要があるということで,取組を再スタートするということで指示をしました。従来以上に,知恵を出して,地域の皆さま方の安心につなげたいと思います。

記者

磯栄吉さんから貴重品が寄贈されたという話がありましたが,福山市として何か動きをお考えでしょうか。

市長

現時点において貴重な遺品をどう活用するか,という方針は立てていません。市議会においても話があり,福山市出身の偉人の功績について考えなければならないということであります。今回,市の担当者もご遺族にお伺いして,お話もさせていただきながら,ご遺族の意向も受けてきているはずです。そうした部分を参考にしながら取り組んでいきたいと思います。

 

以上。

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