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2016年(平成28年)9月市長定例記者会見

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年6月6日更新

 記者会見などにおける市長の発表や質疑応答をとりまとめ、掲載しています。

 会見日:2016年(平成28年)9月7日(水曜日)

報告事項 

 ・市制施行100周年・福山城博物館開館50周年記念「水野勝成展」について

 ・市制施行100周年・日伊国交150周年記念「ミケランジェロ展」について

 ・9月議会の案件について

会見録

報告事項

市長

 おはようございます。それでは,9月議会の案件のご説明に入る前に,2件報告をさせて頂きたいと思います。文化施設で開催をいたします市制施行100周年記念事業についであります。まず一点目でありますが,福山城博物館で開催いたします「水野勝成展」であります。

 この展覧会は,市制施行100周年,福山城博物館 開館50周年記念としまして,今月の17日から11月13日まで開催するものであります。 福山藩の初代藩主 水野勝成公は,徳川家康のいとこにあたり,1619年に備後福山藩の領主となり,福山城を築城するとともに,城下町を整備,福山発展の礎を築かれました。 この展覧会では,福山開祖である勝成公とその父,忠重公の偉業を,織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といった天下人との関わりを交えながら,甲冑や書状,絵図などと共に私たちの住む福山の始まりを紹介するものであります。

 福山城は,6年後の2022年に築城400年という大きな節目を迎えます。多くの市民の皆様に,福山の歴史を知っていただき,築城400年に向けて機運を高めていきたいと考えています。

 次に,ふくやま美術館で開催をします,「ミケランジェロ展」についてであります。この展覧会は,市制施行100周年,そして日伊国交150周年記念として,今月18日から11月6日まで開催をいたします。

 ミケランジェロは,イタリア・ルネサンス最大の天才といわれる偉大な彫刻家であり画家であり,そして建築家でもあります。フィレンツェのカーサ・ブオナローティの所蔵品を中心に,日本初公開の29点をはじめとする自筆素描や油彩,版画など75点を集め,展示をしております。なお,福山は日本巡回展の最終会場となっています。この展覧会を通じて,多くの市民の皆様に,本物の芸術に触れていただく機会にしたいと考えております。

 以上が文化関連の2件の報告であります。

 それでは,引き続いて,9月議会の案件について,ご説明をいたします。9月議会につきましては,本日 招集告示を行い,9月14日から開会することといたしました。

 第1次分として提出します内容について,ご説明をさせて頂きます。

 まず,報告案件としては,「損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分の報告について」をはじめとする4件であります。

 そして次は,決算案件でありますが,「平成27年度 福山市病院事業会計 決算認定について」をはじめとします4件であります。

 次に,条例案件ですが,「福山市税条例等の一部改正について」を始めとする6件であります。

 次に,単行議決案件としては,仮称でありますが,「深品中継施設 建設工事請負契約締結の変更について」を始めとする3件となっています。

 それでは,補正予算議案説明資料に基づき,補正の概要について説明をいたします。5ページ目をお開きいただきたいと思います。

 今回補正する会計は,一般会計および,企業会計の,水道事業会計と下水道事業会計の2会計,この合計3会計であります。補正予算額は,一般会計で26億3,684万7千円の追加,企業会計で1億4,750万円の追加,総額では27億8,434万7千円の追加であります。

 今回の補正は,主に6月の大雨による災害復旧に対応するもので,先程申し上げました,総額27億8千万円のうち,災害関連経費が一般・企業両会計を含めて24億7千万円と,その大半を占めております。

 二つ目の丸印になっております内訳に沿って以下ご説明をいたします。

 まず一般会計ですが,「6月20日から29日までの大雨による災害関連経費」といたしまして,23億2,439万円を計上しております。大雨により被災した道路・河川・農地・農道,西部清掃工場など公共施設の災害復旧について対応するもののほか,次のページをめくってください。6ページに移りますが,建設改良費に対する下水道事業会計出資金は手城ポンプ場の仮設ポンプ購入費として,塵芥収集処理費は現在箕沖・慶応浜埋立地に搬入している倒木の処理を行うものとして,一つ飛んで,消防団員出動報酬は今回の大雨への対応で出動した消防団員への報酬として,水防対策用資材費は土のう袋やビニールシートなど水防用備蓄資材の補充として,災害見舞金は床上浸水等の被災をされた方への見舞金として,そして,道路管理費は引野アンダーパスの冠水警報装置を修繕するものとして計上をいたしております。

 次に2番目「安心・安全の実現」といたしまして,予防接種費は本年10月からB型肝炎の予防接種が定期接種化されるためワクチン代などの対応をするものとして,小規模福祉施設設備整備費補助は小規模多機能型事業所など9ヶ所にスプリンクラー設備の整備費を助成するものとして,水防対策用資材費は自主防災組織への活動支援用の為の資機材の整備として,そして消防機器整備費でありますがLED投光機を整備するものとして計上をいたしております。

 次に3番目の柱の「介護施策の充実」といたしまして,まず介護ロボット導入促進事業費補助でありますが,介護事業所職員の負担軽減のため移動支援や見守り支援などを行う介護ロボットの導入に対する助成を行うものであります。また,介護職員技能等向上支援事業は,介護事業所職員の技能等の向上を図るため,広島県介護福祉士会から講師を派遣し,現場での助言・相談を行うものとなっております。

 次の「コミュニティの活性化」についてご説明をいたします。コミュニティ施設整備費補助は赤坂学区のコミュニティ施設整備に対する助成を行うもの。また,地域集会施設建設費補助でありますが,これは内海町大浦地域集会所改修のほか3件を対応するものとなっています。

 5番目の「維持補修」であります。市民生活に関わりあいの深い道路や水路などの土木施設や農林水産施設の維持補修費を措置するものとなっています。

 6番目であります。寄附金対応という項目でありますが,ふくやま美術館やふくやま書道美術館の事業費に対する助成など,篤志家からのご寄附についてそれぞれの趣旨に沿った対応を行うとしております。

 7番目でありますが,「制度上補正を必要とするもの」という項目であります。まず,国庫負担金等返還金でありますが,老人保健医療などの事業費精算に伴う返還金に対応するものとして,農業担い手育成事業費は地域農業の担い手の経営強化を支援するため,金融機関の融資を受けた農業用施設等の整備に対し支援するものとして,そして,共有地処分金還元費でありますが,加茂町八軒屋地域集会所の改修を助成するものとなっています。

 「その他」といたしまして,観光施設便所洋式化等でありますが,これは阿伏兎観音駐車場・内海ふれあいホール,福寿会館の便所の洋式化などを行うものであります。

 最後に企業会計では大雨による災害関連経費として,水道事業会計は熊野水源池の修繕工事費などを,また,下水道事業会計は手城ポンプ場のポンプ改修費等について,それぞれ今回の補正で対応をするものであります。

 以上が,今回予定しております平成28年第4回定例市議会に提出する補正予算の概要であります。

 以上,補正予算3件を含め,9月議会へ第1次分として20件を提出いたしております。よろしくお願いをいたします。私からの説明は,以上でございます。

質疑応答

記者

 補正予算に関連して,災害の対応のことについて市長のお考えをお伺いしたいと思っているんですけれども。まず,先程の選挙戦を通じて,市民の災害への危機意識の薄さっていうところの指摘もあったかと思うのですが,あらためて平時と非常時の災害対応について,市長のお考えをお伺いしたいのですが,よろしくお願いいたします。

市長

 これ,あの私の経験でもあるんですけれども,長い時間年月を掛けて自然は私たちの目に見えないところで姿を変えているんじゃないか,このように感じているんです。今まで安全だと思っていた地域が今や安全ではないかも分からないと,こういう緊張感・危機感を持って,平時の防災に対する考え方をしていかないといけないと思っています。これまでの危険地域について,総点検をするとともに,それ以外の幅広いエリアについてももう一度可能な限りの点検をしていくということが必要だと思います。

 それから,災害時に備えまして,日ごろから関係機関や,そして,自主防災組織との連携の在り方を実のあるものにする,そういう取組をしていかないといけないと思っています。そういうことが,いざ災害にみまわれた時の迅速な対応に繋がっていくと思っています。

 それから,これは災害に限らず,私は職員に申し上げているんですけども,現場に行く,そして地域を見る,そういう中で,いざあるところで災害が起きたときに,次にどのような二次災害が懸念されるのか,そして人災に繋がらないためには,今どういう対応をしないといけないのかという,イマジネーションというのか,それを持つことが出来るんだと思うんです。そうすることによって,現場での対応の迅速化が可能になってくるような気がいたします。防災に対しては,近道といいますか,それは無いと思いますね。日ごろの緊張感ある意識が重要だと思っています。防災計画を作ったから,業務継続計画が出来ているから,自主防災組織が組成されているから,それだけで防災への備えは十分ではないと考えています。

記者

 ありがとうございます。追加で質問なんですけれども,今回の6月の大雨,瀬戸川流域であるとか,他の地区でも土砂災害とか色々発生したと思うんですけれども,その地域に対してこれまででもこれからでもいいんですけども,具体的に何か庁舎内で指示を出す予定はありますでしょうか。

市長

 今,関係者,国や県や市ということだと思いますが,関係者が集まって,災害の検証やその対策を議論する場が設けられていると聞いています。そうした議論をしっかり見極めていきたいと,このように思っております。

記者

 今日発表いただいた補正予算を拝見する限り,就任3日目ということもあって補正予算に何か市長のご意向で何か盛り込んだものがあるかないかというのを伺いたいのが1点と,その後,二日前の会見からちょっと時間が経ったのですが,何か選挙の公約に絡んで,新たに市に対して指示を出されたことがあったら教えて頂ければと思います。二点お願いします。

市長

 今回の補正についてはですね私が特に新たなことをお願いした内容は含まれておりません。とにもかくにも,災害対応を迅速に進めるという観点からの,そういう観点の意味合いの強い補正予算案となっています。

 それから,就任を受けての取組でありますが,この前の就任記者会見でも申し上げましたように,まず公約に掲げておりましたいくつかの施策のうち,いち早く組織的な対応が必要になってくるようなもの,それについて早速庁内で指示をいたしました。それは,都市の顔づくりのため,駅前の整備の為の部局横断的な組織の立ち上げ,そして,100人委員会を立ち上げるための準備組織の立ち上げ,準備をいち早く進めて欲しいと,こういう趣旨,この二つの対応を早速スタートさせました。

 それ以外も,いくつかの公約の柱,これは来年の新年度予算に向けて,それをどう反映していくかということが中心になって参りますので,それに向けてそれぞれの部局が今,検討を早速始めてくれていると,このように思っております。

記者

 市長が市長選の時に,妊娠,出産,育児,そのあと切れ目ない支援をする為の,言わば和光市のモデルにした窓口を作りたいというようなことをおっしゃられていたと思うんですが,それについては国の方でも地域子育て世代の包括支援センターという枠組みで取組をしているところがあると思うんですけれども,そことの関連と,あとスケジュール観としてはどのような,いつごろぐらいを考えていらっしゃるのかを教えて頂きたいんですが。

市長

 先日,和光市の担当部長さんと早速連絡を取って,市の職員を和光市に派遣をすると,こういう相談をさせていただきました。もちろん,和光市の施策をモデルになって国の施策に繋がってはいますけども,やはり,先行的に,つまり,日本で先行的にそれを実施した和光市の取組を直接聞くことで,そして,福山という地域特性に合ったその施策にしていく為に,直接話を聞くのが効果的だろうと,こういう思いからであります。

 これを契機に和光市とも連携をずっと持ち続けていきたいと思っています。もちろん,新年度予算の中にそういう体制の整備も含め,あるいは事業も含めてですね,なにがしかの取組をスタート出来ればいいなと思っています。

記者

 続いて,その職員の派遣というのは,長期的なものになるのでしょうか。出向というか。

市長

 まだですね,そこまで考えていません。取り敢えず,行ったり来たりしながら,どれだけ理解を深めることが出来るか,そうしたところから交流をしていきたいと思っています。

記者

 今までの関連なのですが,所信表明のことでちょっとお伺いしたくて。選挙中色々訴えられたと思うんですけど,今までに中心市街地,100人委員会,あと今,子育てのことをおっしゃられましたけれども,その他で所信表明の中に,これはやりますと,選挙の訴えとは別にやりますという具体的な事業が他にございましたら,挙げて頂きたい。

市長

 やりますというのは全部やりますなんです。やりたいんですね。それは,1年目からやることになるのか,2年,3年,4年,段階を踏んで,年月を経ながらですね,その実施のタイミングを計っていくのか,色々な市民の皆さんに対するお約束の果たし方があるとは思っています。そういう意味では,先程から申し上げております,駅前の賑わい再生の話と100人委員会の立ち上げは,なんとか早期には手を付けたいと思っておりますが,それ以外にネウボラもそうですね,ネウボラもそうだと思います。それ以外にも医療・介護・そうしたものを地域の中に根付かしていく,しかもそのネットワークを組んで,関係する方々,例えば,医療者であり,介護を専門とする者であり,或いは薬もそうです。あるいは管理栄養士もそうです。あるいは歯科医師もそうかもわかりません。そういうその地域の幅広い医療や健康に係わる人達がネットワークで結ばれたスマート医療ですね,この取組も進めていきたいと思ってます。

 いきなり,市全域でという訳にはいかないと思いますので,関心の高いエリア,あるいはそうしたものが必要となるエリア,そうしたものをモデル的に,そのスマート医療の地域として取組を開始すると,そういうことも今,頭の中では考えています。そうすることによって,地域コミュニティ,一般的には希薄になっていると言われる地域コミュニティーを医療や介護や健康という切り口で,もう一度その絆を強めるという取組にも繋がっていくんじゃないかなというふうに思っています。

 それからあと,活力ある産業づくりということについても,公約の中では申し上げました。これから地方の時代,地方の時代は中小企業の時代,これからの中小企業は,それぞれが素晴らしい技術力を持っていますけれども,技術力を一企業の中だけで囲い込むのではなくて,そうしたものを互いに共有する,そういうネットワークの中で共有することによって,新しい時代の中小企業像というものをつくる。そうした取組がこのIoT(アイオーティー)の時代の中小企業の一つの取り組み姿勢だというふうにも思っています。だから,そういうものを福山市の行政がすでに進めておりますフクビズとかですね,あるいはものづくり大学の発展していくその先に見てもいいと思いますし,もっともっと福山市の産業政策を強化していく中で,そういう中小企業を元気にしていくと,そういう活気ある産業づくりにも取り組んでいきたいと思っています。

 それから,教育については,私は未来を創造する教育に取り組みたいというふうに申し上げました。2011年に小学校に入学をした子どもたちが将来就く仕事の65%が今現在,世の中には存在しない仕事なんだと,こういう調査結果もあります。前例に囚われない,単にその知識の吸収だけには囚われない,新しいものを切り開いていける,そんなたくましい子どもたちを育てたい,そんな教育も頭に置きながら教育行政を進めていきたい,このようにも思っています。スポーツや芸術に親しみながら健全な体と感性豊かな,そんな子育てにも取り組んでいきたいと思っています。

 そうしたいくつかの公約に掲げました事柄を優先順位を考えながら,そして,持続可能な財政を維持しながら,着実に市民の皆さん方の前にお示しをしていきたいと思っています。

記者

 一昨日も触れられたんですけど,市議会との関係を,9月議会の前なので確認したいのですけど。選挙ではほとんどの市議さんがほとんど具体的に支持されたと思うんですけども,緊張関係を作っていかれると言ったんですけれども,まあ言わばオール与党のような体制で,きちんとした緊張感をどう作っていかれるのかを改めてその辺のご認識を聞きたいんですけど。

市長

 緊張関係を作っていくということは,私は一言も申し上げたことはありません。行政と議会との関係は,適切な緊張関係の上に成り立つものだというふうに申し上げました。それは,議会に対する敬意であります。二元代表制としての議会に対する敬意をしっかりと踏まえながら,誠心誠意説明を果たしていくということであります。そして,市民の皆さんにとって,とっても大切なことは,そういう議会との信頼や協調を踏まえながら行政としての施策をスピード感を持って実施していく。果断に実施できる,そういう環境づくりをしていくと,作り上げていくと,こういうことだと思っております。そういう意味合いから,緊張関係という言葉を使っております。

記者

 結果的には緊張関係を築くことが出来るというふうにお考えということなんですよね。

市長

 そういう適切な緊張関係ということを意識して,誠心誠意の説明に努めていくということですね。

記者

 先日の会見で枝広市長,湯崎知事のご挨拶に議会前に伺われるということだったんですけど,その後具体的にこの日に行くとか決まったこととかありますか。

市長

 決まりましたらご説明いたします。出来るだけ早く行きます。はい。

記者

 市長が思われる福山のイメージですね。もう少し具体的に言うと,例えば,これから中核都市のほかの市長さんとお会いしたときに,福山市というのはこういう良いところがある,こういうところだというふうに説明されるかと思うんですが,どういうふうに説明されるのかということをお聞きしたいのですが。

市長

 あの,まあこれは取り立てて新しい言い方ではないと思うんですけども,やはり福山は人口や産業の集積があり,そして,歴史や伝統や文化,観光,豊かな自然,時に自然は牙をむきますけれども,しかし総じて言えば,安全・安心な将来発展可能性の非常に大きな備後を代表する地域だと,このように申し上げていきたいと思っています。

記者

 財政についてお伺いしたいのですけれども,昨日,企画財政局の方から,15年度の収支見通しというのが示された訳なんですけれど,それを拝見しますと,特に将来負担比率等は相当良いなと,個人的には受け止めているのですが,市の財政全般に係っての市長のご認識をお聞かせください。

市長

 新しい法律が出来まして,健全な判断比率ですね。そうした法律に基づいて全国の自治体が財政事情を新しい切り口からチェックをすると,こういう取組に入っています。その財政健全化指標のいずれを取っても,福山市の財政は非常に堅実だと,こういう印象を改めてもちました。私も国の財政に長く関わってまいりましたが,素晴らしいことだと思って勉強をしております。これは,これから先の少子化・高齢化の人口減少社会に向けて必要な行政サービスを提供し,持続可能なまた財政も維持していくという,その備えを年月を掛けて福山市がしっかりと意識をしてきた,その成果が今,現れて来ていると思います。こうした,いわば財産をしっかりと受け継ぎながら,新たな発展可能性をどのように模索をしていくか,それでもやはり,未来に向けた投資は必要ですから,そうしたものにどう繋げていくのか,大いに財政当局には知恵を絞ってもらいまして,財源を捻出して欲しいと,こういうふうに思っています。

記者

 すいません,市政と直接関わらないことで恐縮なんですけども市長ご自身広島カ-プのファンだという風に聞いておりますが,カープのマジックが今3で,早ければ明日にも優勝,まあ,遅くても今週中には胴上げかなという風に思っておりますが,そのことについての受け止めと,あと,広島市ほどではないでしょうが,福山でも恐らく百貨店,スーパー,あるいは飲食店等で優勝セールのようなものがあろうかと思います。そうした経済効果への期待というものがありましたらお示しいただければと思います。

市長

 大ファンであります市長室への入り口,ちょうど秘書室の前にも,マジックを掲げております。もしあれでしたら,帰りに見て頂ければと思いますが。本当に順調にマジックが減ってきて,そういう意味では驚いているんですね。一気に,なんか今日は無理なんですね。あす以降,優勝に繋げて頂きたいと思います。優勝が決まったら,本当に市内が真っ赤に染まるぐらい,商業関係の皆さん方には,思いっきり優勝セールをしていただいて,大いに市内の雰囲気を盛り上げて頂きたいと思いますね。

 以上。