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新着情報
- 市長のスケジュール 2025年(令和7年)5月分 (2025年6月19日更新)
- 2025年6月定例市議会市長記者会見 (2025年6月16日更新)
- 福山市長「主な出来事」 2025年(令和7年)3月 (2025年5月29日更新)
- 市長のスケジュール 2025年(令和7年)4月分 (2025年5月27日更新)
- 2025年4月定例市長記者会見 (2025年5月2日更新)
市長のあいさつ
5月17日から25日にかけて「福山ばら祭」「Rose Expo」「第20回世界バラ会議福山大会」「ばらのまち福山国際音楽祭」が開催され、街中がばらで彩られた9日間となりました。
「世界バラ会議福山大会」には28の国・地域から723人の方が参加しました。国内外の参加者からは、「まちの至る所で状態の良いばらが咲いているまちは世界に類がない」「こどもたちやボランティアが熱心にばらを説明する姿勢から、福山にばらの文化が根付いていることがわかった」「福山でのおもてなしは素晴らしく、運営は大会史上随一であった」など高い評価をいただきました。大会開催に御尽力いただいた全ての皆様に敬意を表し、心から感謝申し上げます。
大会を通して、ばらが国境を越えて人と人を結び付け、平和を希求する力を持っていることを改めて実感しました。ばらのまちづくりの原点である平和への願いを、次の世代に引き継いでいきます。そして、ばらのまちづくりを更に深化させ、「世界一のばらのまち」の実現に向けて取り組んでまいります。
次に、これからの市政運営について申し上げます。
6月から「地域の拠点づくり」の戦略策定の取組を本格化させています。どのような拠点機能がそれぞれの地域に必要なのか地域住民と共に考え、具体化していきます。
8月に開設予定のネウボラセンターでは、新たに不登校やひきこもりに悩む若者の相談窓口を設けるとともに、保育施設の入所申込みの受付や出産応援金のオンライン手続き等様々なサポートも行います。こどもが安心して遊び、親同士も交流できる遊戯場も整備します。今後、相談・支援内容を更に充実し、子育て家庭や若者の多様化する悩みにワンストップで対応できる体制をめざします。
福山駅周辺のにぎわい再生に向けては、デザイン会議と広場協議会を中心に、市民の意見も聞きながら議論を重ねてきました。その中では、備後圏域の玄関口にふさわしい場として、交通結節機能と都市の広場機能が融合した居心地が良く歩きたくなる空間へと駅前を変えていくべきとの方向性が示されました。これからその具体化に向けた検討を進めていきます。市民対話集会も開催するなど、市民と共に駅前広場の再整備を進めていきます。
「都市」と「人」が輝く未来の地域創生を目指し、「(仮称)子ども未来館」の整備、人生100年時代の高齢者支援の充実、都市の発展を支える基盤づくりなどにも果敢に挑戦し、人口減少社会においても、「都市」と「人」が輝く未来の地域創生に邁進していきます。
今後も市民の皆様の御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2025年(令和7年)6月
福山市長 枝広 直幹