本文
からだにやさしい食生活
福山市市民健康意識調査(2023年(令和5年)5月)の結果からわかった、市民のみなさんの食生活の問題についてまとめました。
みなさんの食生活はどうですか?できることから始めましょう。
「からだにやさしい」食生活ってなんだろう?
朝食のすすめ
朝食を毎日食べていない人の割合(2023年(令和5年)福山市市民健康意識調査の結果)
朝食欠食の影響
- 「生活習慣病のリスク」を増大させることがわかっています。
朝食の欠食は、肥満、高血圧症、脂質異常症および糖尿病のリスクが高くなることが多くの研究で示されています。 - 筋肉量の減少につながります。
朝食を欠食するなど、1日のたんぱく質の摂取量が少なくなると筋肉量の減少につながります。
また、加齢とともに筋たんぱくの合成が遅くなるため、高齢の方はより一層たんぱく質を含む食品をとることが大切です。
からだにやさしい あさごはんレシピはこちら [PDFファイル/939KB]
ヘルシーメニューコンテストレシピ集はこちら
減塩のすすめ
減塩に気をつけていない人の割合(2023年(令和5年)福山市市民健康意識調査の結果)
なぜ減塩が必要なの?
食塩をとり過ぎると、血圧が上がって循環器疾患のリスクが高まったり、胃がんのリスクが高まったりします。
平成28年国民健康・栄養調査によると、調味料由来の食塩相当量が摂取総量の約7割を占めています。
特に、しょうゆ、塩、みそから多く摂取しています。まずは、調味料の使用量を意識することから始めましょう。
からだにやさしい 減塩のすすめレシピはこちら [PDFファイル/1.21MB]
野菜のすすめ
1日に野菜を食べる回数(2023年(令和5年)福山市市民健康意識調査の結果)
なぜ野菜が必要なの?1日どれくらい食べればいいの?
ビタミンA、ビタミンC、カリウム、食物繊維の摂取は、健康維持に役立ち、野菜を多く食べる人は、脳卒中や心臓病にかかる確率が低くなるという報告があります。これらの栄養成分を十分に摂取するために必要な野菜の量が1日350g以上と考えられています。
※一部の疾患のある方は、野菜の過剰摂取が疾患管理において影響を与えうることに注意が必要です。
果物のすすめ
1週間に果物を食べる回数(2023年(令和5年)福山市市民健康意識調査の結果)
なぜ果物が必要なの?1日どれくらい食べればいいの?
心血管・脳血管疾患の発症及び全死亡のリスクと果物摂取量を検討した研究で、200g/日程度(ジャムを除く)で相対リスクが低くなることが報告されています。疾病予防のために果物を食べましょう。
※一部の疾患のある方は、果物の過剰摂取が疾患管理において影響を与えうることに注意が必要です。
からだにやさしい 果物のすすめレシピはこちら [PDFファイル/1.06MB]