春季所蔵品展「大正アート・デモクラシー ―個性の時代の美術」
春季所蔵品展「大正アート・デモクラシー ―個性の時代の美術」
1.概要
大正時代は、「大正デモクラシー」という言葉に象徴されるように、政治的にも文化的にも「個人」の趣味や意志、権利が主張された時代でした。美術においても、作家の「個性」を前面に出した作品や、個々の生活を豊かにするための華やかな作品が生み出されました。本展では、大正ロマンを代表する竹久夢二の作品、個性の時代を代表する作家、岸田劉生の変遷を辿る多様な作品、この時代に花開いた福山の洋画など、様々な作品を通して、美術の民主主義、「大正アート・デモクラシー」を探ります。
竹久夢二 セノオ楽譜『歌劇椿姫』
1927年11版(初版1917年) 夢二郷土美術館蔵
岸田劉生《 静物(赤き林檎二個とビンと茶碗と湯呑)》1917年
春季所蔵品目録 [PDFファイル/1006KB]
出品リスト [PDFファイル/107KB]
2.展覧会詳細
ア.展覧会名
春季所蔵品展「大正アート・デモクラシー ―個性の時代の美術」
イ.会期
2023年4月6日(木) ~ 6月25日(日)
月曜休館
※ただし4/24(月)、5/1(月)は臨時開館
ウ. 開館時間
午前9時30分~午後5時
※ただし5/26(金)、5/27(土)、6/2(金)、6/3(土)は午後7時まで開館
エ. 会場
ふくやま美術館 2階常設展示室 (福山市西町二丁目4番3号)
オ. 観覧料
一般310円(250円) 高校生以下無料 ( )内は有料20名以上の団体料金
※観覧料の減免、割引など詳しくは施設利用案内をご覧ください。
カ.展示内容
第1室 「大正アート・デモクラシー
――個性の時代の美術」 ―――――――――――― 39点
第2室 「日本の美術」 ―――――――――――― 19点
第3室 「ヨーロッパ美術」――――――――――― 25点
(1918-20年代 大正同時期のヨーロッパ美術 ――20点)
茶 室 「松本コレクションの茶道具」 ――――――4点
キ.関連イベント
学芸員によるギャラリートーク
日時:2023年4月9日(日)、5月13日(土)、6月11日(日)
いずれも午後2時~
※要所蔵品展観覧券、事前応募不要