
秋季所蔵品展「私と作者の「あいだ」―作品からのメッセージ」
秋季所蔵品展「私と作者の「あいだ」―作品からのメッセージ」
1.概要
みなさんは、美術作品を見るとき、どんなことを考えますか? 人物画に描かれたモデルの気持ちや、彫刻が動き出す場面など、さまざまな想像をしたことがあるのではないでしょうか。私たちは、作品を目の前にしたとき、知らず知らずのうちに、目に映らない要素をも想像によって感じ取っています。裏を返せば、作品における余白や、はっきりと描かれていない部分には、自由に想像できる余地があるのです。
本展では、こうした想像できる余白としての「あいだ」に注目し、時・人・空のコーナーに分けて作品を紹介します。「あいだ」をめぐりながら、心の赴くままに展示室を散策してみてください。
秋季所蔵品展「私と作者の「あいだ」―作品からのメッセージ」目録[PDFファイル/1.59MB]
2.展覧会詳細
ア.展覧会名
秋季所蔵品展「私と作者の「あいだ」―作品からのメッセージ」
イ.会期
2023年9月7日(木) ~ 12月10日(日)
月曜休館
※ただし、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館、
9月19日(火)、10月10日(火)は休館。
ウ. 開館時間
午前9時30分~午後5時
※ただし、9月8日(金)、9日(土)、15日(金)、16日(土)、
12月1日(金)、2日(土)、8日(金)、9日(土)は午後7時まで開館。
エ. 会場
ふくやま美術館 2階常設展示室 (福山市西町二丁目4番3号)
オ. 観覧料
一般310円(250円) 高校生以下無料 ( )内は有料20名以上の団体料金
※観覧料の減免、割引など詳しくは施設利用案内をご覧ください。
カ.展示内容
第1室 「私と作者の「あいだ」―作品からのメッセージ」——————————— 33点
第2室 「日本美術と西洋美術」——————————————————————— 26点
第3室 「生誕周年記念 白瀧幾之助と南薫造 後期(9月7日~9月24日)」————30点
茶 室 「松本コレクション」———————————————————————— 4点
キ.関連イベント
学芸員によるギャラリートーク
展覧会の見どころについて、担当学芸員がわかりやすく解説します。
9月23日(土・祝)、10月14日(土)、11月19日(日)
いずれも午後2時~
※要所蔵品展観覧券、事前応募不要
対話型鑑賞会
学芸員が司会となって参加者同士が作品について語り合う鑑賞会です。
9月18日(月・祝)、11月23日(木・祝)
いずれも午後2時~
※要所蔵品展観覧券、事前応募不要
小林徳三郎《鏡》1931年
大村廣陽《晴れ行時雨》1934年
桑田笹舟《臨 高野切第一種》昭和時代