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秋季所蔵品展「野田正明の世界-ニューヨークから世界へ-」

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月6日更新
 

秋季所蔵品展 「野田正明の世界 -ニューヨークから世界へ-」

野田正明《可能性》 2005年

野田正明《可能性》2005年

福山市新市町出身の野田正明(1949-)は、1977年よりニューヨークを拠点にアジア、ヨーロッパで活躍してきた現代美術家です。

野田は、1970年代前半よりシルクスクリーン版画制作を始め、「第26回モダンアート協会展」で大阪市長賞を受賞するなど、関西画壇の若手として、その活動も評価されていました。

渡米後の1980年代以降、野田は、緻密で高度な技法へとその刷りを発展させます。自然の大気を思わせる、激しく渦巻く躍動的な表現は、アメリカの版画界においても注目を集めました。

1990年代からは、絵画制作から派生した立体制作も積極的に手掛け、平面から立体へと多元的な展開を見せました。

2000年から近年に至っては、アメリカ国内に限らず、中国、深圳での個展をはじめ、ギリシアのデルフィやマラトン、日本においても松江、福山でのモニュメント設置など、その活動の領域をさらに広げています。

今回は、2006年に当館で開催した特別展「野田正明展 ニューヨークからのメッセージ」からおよそ10年ぶりの特集展示となります。渡米前の学生時代の作品をはじめ、野田正明の近況を作品によりご紹介するものです。作者をはじめ篤志家より今年寄贈いただいた新収蔵作品17点なども含め、絵画、版画、立体作品、あわせて約40点により、ご覧いただくものです。

 


野田正明《サークル-A》 1971年

野田正明《サークル-A》1971年

野田正明《次元 6-J》 1979年

野田正明《次元 6-J》 1979年

野田正明《進化 3》 2000-2003年

野田正明《進化 3》2000-2003年

野田正明《ラフカディオ・ハーンの開かれた精神のオディッセイア》 2009年

野田正明《ラフカディオ・ハーンの開かれた精神のオディッセイア》2009年

野田正明《覚醒-5》2009年

野田正明《覚醒-5》2009年


会  期:2016年9月7日(水曜日)~12月18日(日曜日) 

休 館 日:月曜日 *9月19日(月・祝)、9月20日(火曜日)、10月10日(月・祝)、10月11日(火曜日)は開館

開館時間:午前9時30分~午後5時  *10月28日 (金)、29(土曜日)、11月4日(金曜日)、5(土曜日)は、午後7時まで

会  場:ふくやま美術館 2階常設展示室(福山市西町二丁目4番3号)        

観覧 料:一般300円(240円)高校生以下無料  ( )内は20名以上の団体料金

 

■次の方は無料です。(証明となるものを各受付にご提示ください。)

・社会福祉施設に入所されている方。

・福山市,府中市,神石高原町に住所を有する65歳以上の方。(運転免許証や健康手帳など,住所・年齢が確認できるものが必要)

・身体障害者手帳,療育手帳,精神障害者保健福祉手帳を持参する方及びその介護者の方。


展示構成

第1室 :野田正明の世界

第2室:日本の近現代美術

和  室 :松本コレクション 「高麗茶碗」


関連イベント:

ギャラリートーク 「ニューヨークから世界へ」 *所蔵品展観覧券が必要

講師: 野田正明

日時: 9月11日(日曜日) 午後2時~3時半

会場: 2階常設展示室

ギャラリートーク(第3金曜日)  *所蔵品展観覧券が必要

講師:担当学芸員

日時:9月16日(金曜日)、10月14日(金曜日)、11月18日(金曜日)、12月9日(金曜日) いずれも午後2時~

秋季所蔵品展目録 [PDFファイル]

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