春季所蔵品展「ふくやま美術植物園~アートにみる四季の花々~」
春季所蔵品展「ふくやま美術植物園~アートにみる四季の花々~」
林武《薔薇》
春夏秋冬、四季がはっきりと変化する日本では、折々で多彩な色とかたちを持った花が咲きますが、それらは単に観賞の対象となるだけでなく、美術やデザイン、あるいは文学などさまざまな芸術分野の中で取り上げられてきました。
当館の所蔵品を見ても、花を表現した作品が数多く存在します。本展では、そうした花モチーフの絵画や工芸品を、花の種類ごとに分類し、かつその季節ごとに並べて紹介します。
たとえば、春の花バラを描いた林武や絹谷幸二の洋画、夏の花ユリを描いた梅原龍三郎の洋画や奥田元宋の日本画、秋の花キクを表した井伏圭介の金工や樂惺入の陶芸といった具合に、計20種類の花を描いた、36人の作家・36点の作品を展観します。あわせて、それぞれの花の植生や豆知識に関するパネルも掲示し、美術品に表現された四季折々の花を楽しんで頂くものです。
会 期 2017年4月5日(水曜日) ~6月25日(日曜日)
月曜休館 ただし、5月1日(月曜日)は開館
開館時間 午前9時30分~午後5時 ※ただし、6月2日(金曜日)、3日(土曜日)、9日(金曜日)、10日(土曜日)は午後7時まで開館
会 場 ふくやま美術館 2階常設展示室(福山市西町二丁目4番3号)
観 覧 料 一般300円(240円) 高校生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金
■次の方は無料です。(証明となるものを各受付にご提示ください。)
・社会福祉施設に入所されている方。
・福山市,府中市,神石高原町に住所を有する65歳以上の方。(運転免許証や健康手帳など,住所・年齢が確認できるものが必要)
・身体障害者手帳,療育手帳,精神障害者保健福祉手帳を持参する方及びその介護者の方。
藤井治子《花見》
作者不明《姫谷焼色絵牡丹文皿》
緒方亮平《紫陽花》
塩出英雄《蓮(習作)》
吉田卓《コスモス》
樂惺入《黒樂菊置上茶碗 銘菊慈童》
藤井松林《紅梅春鶯図》
主 催:(公財)ふくやま芸術文化振興財団 ふくやま美術館
展示構成
第1室:「ふくやま美術植物園~アートにみる四季の花々~」
四季折々の花をモチーフとした日本画・油彩画・版画・工芸 計36点
第2室~第3室:日本の近現代美術/ヨーロッパ美術 計45点
和室:茶道具計4点
関連イベント
ギャラリートーク *所蔵品展観覧券が必要
日時:4月21日(金曜日)、5月19日(金曜日)、6月18日(日曜日)午後2時~
会場:ふくやま美術館2階 常設展示室
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