風景
印刷用ページを表示する 掲載日:2010年4月10日更新
駐車場入口の道しるべ
かつてこの道しるべは神辺町川南にありましたが、道路拡幅にともない移設されていたものが1997年に寄贈され菅茶山記念館に置かれました。
石柱の三面には菅茶山の書により「是より東上方道、是より南ふく山道、是より西九州道」と記されています。
菅茶山ブロンズ坐像
筆洗いの池
廉塾に現存する当時筆を洗った水路を思わせる「筆洗いの池」。記念館では、めだかを飼育しています。また、5月~10月には睡蓮が咲きます。
茶山を詠んだ竹下陶子の句碑
菊薫る かぎり茶山の 文化あり 陶子
楷の木
楷の木(カイノキ)ウルシ科 ランシンボク属
楷の木は中国原産の落葉高木。中国名の「楷樹」から“カイノキ”あるいは“カイ”と呼ばれ、また“ランシンボク(爛心木)”の名を採用している文献もある。
分布は中国・台湾・フィリピンで、中国の孔子の墓所に植えられたことから、儒学にかかわりの深い木「学問の聖木」とされ、日本には大正時代にもたらされた。楷の木のように羽状複葉である植物のほとんどは、先端にも小葉がある奇数羽状複葉であるが、楷の木はこの小葉を欠くことが多く、偶数羽状複葉となりやすい。初夏には黄緑色の花を咲かせ、秋には紅葉が美しいなどの特徴を持つ。また、書体の一つにある楷書は、この楷の木の枝や葉が整然としていることから語源になったとも言われている。
記念館入口
館内風景
中庭