福寿会館庭園
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月1日更新
庭は回遊林池式庭園で、京都の作庭家西村氏の指導により、完成までに10年の歳月を費やしたといわれています。
池を中心に築山を築き、松の老木や山の草木、各地の銘石をふんだんに取り入れ、四季折々の景色を鑑賞できるように造られています。
東側には滝を模し、水が深山から流れ出し、やがて大きな流れとなってゆく様を表しています。
水面には遊魚石や船形石等を配し、欄干付の太鼓橋を備え,流れ込む池の形は小堀遠州好みの心字型です。
庭園内には園路を巡らし、途中に門や垣根、東屋を設け変化をつくるとともに,
園路の所々には様々な意匠を凝らした石灯籠が多数据え付けてあります。
竹林と全景に広がる松の緑を背景に、春のつつじ、夏の青葉、秋のモミジ、冬立木、また、四季変化する花々や小鳥のさえずりに,
季節の移り変わりを楽しめます。