
春季所蔵品展「繰り返しのアート」
春季所蔵品展「繰り返しのアート」
1.概要
ジャコモ・バッラ《速度の線・空間》
様式や作家、時代、地域を超えて、「反復(繰り返し)」は、美術史上の重要なキーワードの一つになっています。「反復(繰り返し)」がポイントとなっている作品が多々ある一方、そのあり方は各作家により異なり、それぞれの個性をうかがうことができます。本展では、自分が見ている世界、無限に水玉が増殖する様を可視化させた草間彌生(1929 -)、近代社会の特徴であるスピードと動きのダイナミズムを表現したジャコモ・バッラ(1871 – 1958)、連続する凹凸の表面にあたる光により鑑賞者の位置や展示場所により表情を変える作品を制作したエンリコ・カステッラーニ(1930 - 2017)などの作品を取り上げ、「反復(繰り返し)」表現の可能性を提示するとともに、各作家の個性と各作品の意味を探ります。
春季所蔵品展「繰り返しのアート」目録 [PDFファイル/645KB]
2.展覧会詳細
ア.展覧会名
春季所蔵品展「繰り返しのアート」
イ.会期
2022年4月7日(木) ~ 6月26日(日)
月曜休館
※ただし5/2(月)は開館
ウ. 開館時間
午前9時30分~午後5時
エ. 会場
ふくやま美術館 2階常設展示室(福山市西町二丁目4番3号)
※ただし5/27(金)、5/28(土)、6/3(金)、6/4(土)は午後7時まで開館
オ. 観覧料
一般310円(250円) 高校生以下無料 ( )内は有料20名以上の団体料金
※観覧料の減免、割引など詳しくは施設利用案内をご覧ください。
カ.展示内容
第1室 特集展示「繰り返しのアート」―――――――― 36点
第2室 「小松安弘コレクションの刀剣」――――――― 2点
「日本の美術」――――――――――――――― 15点
第3室 「ヨーロッパ美術」――――――――――――― 18点
茶 室 「松本コレクションの茶道具」 ――――――― 4点
※刀剣の常設展示詳細については小松安弘コレクション展示情報へ
キ.関連イベント
「繰り返し」?見て!話そう!
※学芸員を交えて、「反復(繰り返し)」を手掛かりにして、
作品を見て感じたことを来館者とともに語り合います。
※新型コロナウイルス感染防止対策のため、人数制限をさせていただきます。
ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
2022年4月24日(日)、5月21日(土)
いずれも午後2時~
定員:約10名
※要所蔵品展観覧券