
春季所蔵品展「ベストセレクション—「今」見るふくやまの名品」
春季所蔵品展「ベストセレクション—「今」見るふくやまの名品」
1.概要
当館コレクションから、学芸員が選ぶ「名品」をご紹介します。西洋美術にはじまり、近代の洋画や日本画、書の作品を、ジャンルごとに展観していきます。当館の誇るシャガールや岸田劉生の作品に加え、福山を描いた優れた作品や、国際的に活躍を展開した作家の作品など、常日頃、作品のそばにいる学芸員だからこそお伝えできる、さまざまな魅力を取り上げます。また、第3室では、小松安弘コレクションの名刀を展観します。
当館のコレクションが、「名品」の継承、地元への眼差し、そして地域の方からの協力によって形成されていく様子を、作品を通して感じていただけることでしょう。
春季所蔵品展「ベストセレクションー「今」見るふくやまの名品」 [PDFファイル/2.44MB]
2.展覧会詳細
ア.展覧会名
春季所蔵品展「ベストセレクション—「今」見るふくやまの名品」
イ.会期
2025年4月3日(木)~6月29日(日)
月曜休館
※ただし4月28日(月)、5月5日(月・祝)、5月19日(月)は開館、5月7日(水)は休館
※一部展示替え有(詳細は カ. 展示内容を参照)
ウ. 開館時間
午前9時30分~午後5時
※ただし5月18日(日)は午後9時まで、6月6日(金)、6月7日(土)は午後7時まで開館
エ. 会場
ふくやま美術館 2階常設展示室 (広島県福山市西町二丁目4番3号)
オ. 観覧料
一般310円(250円) 高校生以下無料 ( )内は有料20名以上の団体料金
※観覧料の減免、割引など詳しくは施設利用案内をご覧ください。
カ.展示内容
第1室「西洋美術」「日本の近現代美術」 ―――――――――――――計27点
第2室「福山の美術」「日本画」「書」「工芸」 ――――――――――計22点
第3室「小松安弘コレクション」 ―――――――――――――――――計14口
※全点展示期間は4月3日(木)~4月13日(日)となります。
15日(火)以降は、貸出のため計12口の展示になります。
茶室 「松本コレクション」 ―――――――――――――――――――計5点
合計68点
キ.関連イベント
(1)学芸員によるギャラリートーク(担当学芸員)
当館学芸員が作品の見どころを解説します。
2025年4月20日(日)、6月8日(日)
※いずれも午後2時~
※所蔵品展観覧券が必要です。
(2)館長によるギャラリートーク
ふくやま美術館館長による刀剣解説ギャラリートークを開催します。
2025年4月3日(木)、6月7日(土)
※いずれも午後2時~
※所蔵品展観覧券が必要です。
(3)ふくふくおはなし美術館(対話型鑑賞会)
当館学芸員が進行役となって参加者同士が作品について語り合う鑑賞会です。
2025年5月5日(月・祝)、6月22日(日)
※いずれも午後2時~
※所蔵品展観覧券が必要です。
岸田劉生《麗子十六歳之像》1929年
国宝《太刀 銘筑州住左(号江雪左文字)》南北朝時代(14世紀)小松安弘コレクション