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ばら

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100万本のばらが咲き誇るまち 福山

「ばらのまち福山」の沿革

ばらのまち 写真

市内の⾄る所にばらが咲き誇る福⼭市とばらとの深い関わりは、戦後復興期まで遡ります。

1945年8⽉8⽇、空襲を受け、福⼭市は市街地の約8割を焼失しました。戦争の傷跡が癒えない1950年代半ば、まちの復興に向け懸命に⽣きる住⺠の中から「花を植えよう。荒廃したまちに潤いを与え、⼈々の⼼に和らぎを取り戻そう。」という声が起こりました。そして、市⺠の⼿によって現在のばら公園におよそ1,000本のばら苗が植えられたのが、ばらのまちづくりの始まりです。

以来、地域や企業なども一緒になり、ばらの植栽・手入れを行い、市制施⾏100周年に当たる2016年に「100万本のばらのまち福⼭」が実現しました。

また,60年以上に及ぶばらのまちづくりの取組が認められ、2025年5月の第20回世界バラ会議福山大会の誘致につながりました。

世界バラ会議福山大会2025について詳しくはこちら

ばらを植える住民の写真 福山ばら祭の写真 大会旗引継の写真

 

ローズマインド

福山の戦後復興から半世紀以上の歩みのなかで誕生し、根付いた言葉です。ばらへの慈しみが思いやり・やさしさ・助け合いの⼼を育み、「ばらづくりは優しいまちづくりにつながる」という⼈々の想いが“ローズマインド“という⾔葉を⽣み、家庭の庭先から道沿いの⼩さな花壇へ、そしてまち全体に広がり根付いていきました。

 

ばらの日

 「福山市ばらのまち条例」において、市民がばらのまちづくりについて理解と関心を深め、ばらを贈る習慣を広めるなどばらを通じてばらに込められた想いや願いを伝え合うよう努める日として5月21日を「ばらの日」と定めています。これは「福山ばら祭」の前身である「バラ展」の第1回が5月21日に開催されたことが由来です。

ローラ33の写真  ​

「ふくやま」と名のつくばら

現在、「ふくやま」と名のつくばらは11種類あります。

「ローズふくやま」や「プリンセスふくやま」など、品種ごとに可愛らしい名前が付けられています。歴史を感じさせる「福山城」と名のついたばらや、福山市市制施行100周年を記念して誕生したばらもあります。

これらのばらは「ばら公園」「緑町公園」「花園公園」で出会うことができます。

福山のばら一覧​​

◆「ふくやま」と名の付くばらについて詳しくはこちら

 

ばらのまち福山イメージキャラクター「ローラ」

「ばらのまち福山」のPRのため,2010年7月1日に誕生したばらの妖精です。

福山市のPRに繋がる取組に使用することができます。

ローラについて詳しくはこちら

ローラ24の写真

 

関連インタビュー

福山市のばらから取り出した独自の酵母で発酵食品を開発 福山大学 生命工学部生物工学科 教授 久冨泰資さん

折りばらで世界の人々に「ばらのまち福山」をPR 福山暁の星女子中学・高等学校 生徒会執行部のみなさん

「ばらのまち福山」を広める大学生 福山市立大学 学生ばらのまち推進委員会 沖村希莉さん,大津美空さん