特別展「生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱」
特別展「生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱」

藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886-1968)は、西洋と東洋、それぞれから受けた影響を組み合わせ、独自のスタイルを確立した画家です。本展では、フランスの藤田研究の第一人者であるシルヴィー・ビュイッソン氏監修のもと、画家が生涯を通して情熱を注いだ「自己表現」、「風景」、「前衛」、「東方と西方」、「女性」、「子ども」、「天国と天使」という7つの切り口で藤田の芸術を読み解きます。国内外から集められた油彩、版画、水彩、素描、資料など、あわせて約160点の作品をお楽しみください。フランスを中心とする海外の個人コレクションの多くが日本初公開となります。

「生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱」チラシ [PDFファイル/1.8MB]
展覧会詳細
ア.展覧会名
「生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱」
イ.会場
ふくやま美術館(広島県福山市西町二丁目4番3号)
ウ.会期
2026年1月24日(土)〜3月29日(日)
月曜日休館 ※ただし、2月23日(月・祝)は開館、2月24日(火)は休館
エ.開館時間
9:30~17:00
オ.観覧料
一般1,500円(1,200円)高校生以下無料
*( )内は前売りまたは有料20名以上の団体料金
※観覧料の減免、割引など詳しくは施設利用案内をご覧ください。
※前売り券は2026年1月23日(金)まで販売。
→前売券販売所一覧
カ.主催・後援・協力・企画協力
主 催:(公財)ふくやま芸術文化財団 ふくやま美術館、福山市
後 援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ
協 力:日本航空
企画協力:株式会社ブレーントラスト
Commissariat général: Sylvie Buisson, historienne d’art et expert de Léonard Foujita
関連イベント
(1)開催記念クロストーク「キリスト教受容×藤田嗣治」
2026年1月9日から3月1日に岡山県立美術館で開催する展覧会「美と祈り―近現代日本美術にみるキリスト教」の担当学芸員である橋村直樹氏を招き、本展当館担当学芸員とのミニ講演と対談を行います。日本近代におけるキリスト教受容と、その中における藤田嗣治の特異性と共通性を探ります。
日 時:1月24日(土) 14:00~15:30
登壇者:橋村直樹(岡山県立美術館学芸課長)
鈴木一生(ふくやま美術館学芸員)
会 場:ふくやま美術館1階ホール
定 員:100名 ※当日先着順、聴講無料
(2) 子ども造形教室「フジタ画伯に挑戦!」
藤田の作品に触れながら、実際に藤田の描く極細の線と同じような手法で猫を描いて形を作りあげ、より藤田に迫る体験をします。
日 時:2月28日(土)(1)10:00~11:30 (2)13:30~15:00
講 師:渋谷清(画家/福山市立大学 教育学部教授)
会 場:ふくやま美術館2階工芸版画室
受講料:2,000円
対 象:小学生 ※保護者同伴可能
定 員:各回12名 ※応募多数の場合抽選
応募方法:往復ハガキまたは当館HP申込フォーム(1/2(金)から受付開始)に「郵便番号・住所」「電話番号」「名前(保護者とこども)」「こどもの年齢・学年」「メールアドレス」「希望の時間」を記入し、ご応募ください。
※1通につき1名
応募先:〒720-0067 福山市西町二丁目4番3号 ふくやま美術館「子ども造形教室」係
募集締切:2月14日(土)必着
(3)学芸員によるギャラリートーク
日 時:2月14日(土)、3月8日(日)各日14:00~
※特別展観覧券が必要

藤田嗣治《おやすみなさい、雪中の猫といっしょの少女》1952年 個人蔵

藤田嗣治《自画像》1960年 個人蔵

藤田嗣治《アトリエの中のキュビスムによる静物》1914年 個人蔵

藤田嗣治《鳥の口づけ》1917年 個人蔵

藤田嗣治《横たわる女性、水槽と猫たち》1927年 個人蔵

高野三三男《仮装した薩摩夫人像(ギターをかなでる婦人)》1928-29年 個人蔵

海老原喜之助《森と群鳥》1932年頃 三重県立美術館




