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内海小学校-閉校式を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年8月18日更新

 日時・場所

 2022年(令和4年)2月27日(日曜日) 10時00分から

 内海小学校 体育館

※閉校式の開催映像はYouTubeで視聴できます。視聴はこちら⇒ https://youtu.be/4yiP7VabeqY

内容

 閉校式


 

1 開式の辞

2 市長式辞    

3 来賓代表あいさつ 

4 児童代表の言葉 

5 校歌斉唱     

6 校旗返納    

7 校長あいさつ

8 閉式の辞

式次第


閉校式

1 開式の辞

2 市長式辞

 福山市長 枝広 直幹

 それぞれに深い考えを胸に,今日この日をお迎えになったことと思います。御多用の中,御来賓の皆様方には御出席いただきましてありがとうございます。
 内海小学校は1975年(昭和50年)に設立して以来,47年の時を刻んできました。子どもたちと保護者の皆様方,そして地域の皆様方が手を取り合い,共に歩んできた47年間だったと思います。この間,いくつかの素晴らしい取組を行ってきました。特に2008年(平成20年)には,ユネスコスクールの認定を受けました。そして,エネルギーや環境学習に熱心に取り組み,環境大臣賞を受賞しました。今でいうSDGsの取組を先進的に取り入れてきた学校だと思います。そうした内海小学校も3月末をもって新しく想青学園に生まれ変わることになります。
 私は今年66歳になりますが,人生100年時代を考えればまだまだひよっこです。皆様方に人生を語る資格はないですが,それでもたくさんの経験をしてきました。振り返ると自分が発した言葉や行動のほとんどが,昔ある時に読んだ本に影響を受けている,昔話をした人の影響を受けている,昔接した人の行動をそのまま真似している,そんなことに気づかされました。カンヌ国際映画祭という大きな映画のコンクールがありますが,そこで是枝裕和監督の「万引き家族」という映画がパルムドールという大きな賞を受賞しました。是枝監督は「人は多くの人に接することで成長し,つくられていく生き物だ」とおっしゃっています。
 想青学園では,たくさんのことを体験できる教育をつくっていきます。今まで以上に多くの友だちと学校生活を楽しんでください。様々な人がいるかもしれませんが,その一人一人とのやり取りが皆さんの成長の糧になると信じています。
 この度の学校再編にあたっては,地域の皆様方に大変な御心配と御苦労をおかけしました。しかし,そういった苦労や心配を乗り越え,今日この日を迎えることができました。新しい学校でもしっかりと子どもたちを見守っていくことをお約束いたします。そして学校を終えた子どもたちが,この地域で皆様方と楽しく時間を過ごせるよう,地域づくりにもしっかりと取り組んでまいります。子どもたちが夢と希望を持ってこれからの人生を歩んでいくことを願い,この内海小学校での47年間の歴史と伝統が色褪せることなく語り継いでいかれるよう,大人たちも頑張っていきたいと思います。どうか皆様方の御協力をお願い申しあげ,子どもたちの新たな門出の祝いといたします。

市長あいさつ① 市長あいさつ②  


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3 来賓代表あいさつ 

 横島地区連合自治会 会長 中尾 憲二 様

 内海小学校の皆さんは内海町の宝です。また無限の可能性を持ち合わせています。皆さんには大きな夢,大きな希望を持っていただきたいと思います。例えば,政治家になる,学校の先生や科学者,スポーツ選手,はたまた宇宙飛行士になる等の夢と希望を持っていただきたいと思います。そして最も大切なことは,夢や希望に向けての毎日の小さな努力です。保護者の皆様にはお子様へのより一層のサポートをお願いします。
 コロナウイルス感染症の影響で規模を縮小しての開催ではございますが,閉校式を無事実施できますことを嬉しく思っています。
 最後になりますが,新しく開校する想青学園が立派な学校へと成長することを祈念いたしましてあいさつとさせていただきます。

来賓代表あいさつ① 来賓代表あいさつ②

(▲「内容」へ)

4 児童代表の言葉 

 内海小学校児童 金高 由奈 さん
 
 まだまだ先だと思っていた閉校式の日がやってきました。
 皆さんは内海小学校の伝統行事を聞かれて何を思い浮かべますか。全校版画,金管バンドクラブ,うつみ詩集など,たくさんの行事を思い浮かべられると思います。たくさんの伝統行事の中で,私が特に思い出に残っている行事は金管バンドクラブの活動です。金管バンドクラブの活動を通して,私は運動会のマーチングやジュニアミュージックフェスティバル出場などのたくさんの経験をすることができました。また,仲間と協力し,助け合うことの大切さに気づくこともできました。金管バンドクラブを始めたばかりの頃は,音すら出すことができませんでしたが,友だち,先輩,先生方にアドバイスをもらったり,励まし合ったりしながら粘り強く練習してきたので,「こんにちはトランペット」や「千本桜」などのたくさんの曲が吹けるようになりました。
 内海小学校には特徴を活かした活動がたくさんあります。貝掘りや海の生き物調べなど自然を活かした活動は内海小学校の魅力だと思います。毎週火曜日の昼休憩に全校で遊ぶ「なかよしタイム」では,学年関係なく他学年の人とも仲良く遊ぶことでより仲を深めることができています。ほかにも少人数ならではの特徴がたくさんあっていいなと思っています。また内浦小学校や内海中学校の皆さんとも合同遠足や貝掘り,合同発表会などで仲を深め,学び合ってきました。
 私はみんなと仲良く,誰とでも協力できる内海小学校が大好きです。私は内海小学校で学べたことに自信を持ち,身につけた力を活かしてこれからも一生懸命頑張ります。

児童代表あいさつ① 児童代表あいさつ②

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5 校歌斉唱

校歌斉唱① 

(▲「内容」へ)

6 校旗返納

校旗返納① 校旗返納②

(▲「内容」へ)

7 校長あいさつ

 内海小学校 校長 橘高 智子 

 先ほど,児童の皆さん,保護者・御来賓の皆様に見守っていただくなか,校旗を返納いたしました。校旗にもありますが,本校の校章は郷土である内海のまち,そして未来へ子どもたちが両手を大きく広げて支える様子を表していると伺っています。地域,社会,未来の形成者となる子どもたちの成長に期待する思いも「みんな未来の担い手に」と校歌にも歌われております。この校歌は昭和50年,開校時に内海小学校の子どもたちと先生方によって作られたものです。内海の美しい海,空,自然に囲まれて心豊かに育まれる子どもたちの姿が歌われています。そして,自然と人との共存を大切にし,健やかに成長して未来を担う大切な役割を果たすという強い思いが込められています。開校時からこの「みんな未来の担い手に」の思いを教育目標として様々な取組が行われてきました。
 伝統として引き継がれてきた活動の一つにESD教育,持続発展教育があります。総合的な学習の時間や生活科を中心に,教科学習との関連の中で環境保全の重要性を学び,自分たちにできることを追求,継続してきました。全校児童による地域清掃やグローブ活動などを通して,環境保全への意識や実践力を高めてきました。自然と人との共存を学ぶこの取組はユネスコスクールへの加盟,エネルギー教育,環境教育に関する様々な賞の受賞につながっていきました。
 もう一つ伝統として引き継がれてきた活動として,表現活動があります。47年間続けられてきた児童詩集「うつみ詩集」には,子どもたちの生き生きとした感性やキラキラと輝く言葉が溢れています。生活の中で感じた思いを素直な言葉で表現したこの詩集は,まさに内海っ子の記録そのものです。また,全校版画の制作では,高学年から低学年へのスキルの継承が行われ,全校児童で一つの作品を作り上げる感動を引き継いできました。そして金管楽器の演奏では,一人一人が目標を持ち,粘り強く努力することで技能を磨いたり,支え合って一つのことを成し遂げる素晴らしさを実感したりする経験を積み重ねてきました。これらの取組や実践を通して,健やかな子どもたちの育成が図られてきました。これまで内海小学校の発展に御尽力いただきました皆様に心からの敬意を表します。
 開校以来,昨年度末までに1150名の卒業生が巣立ち,今年度は36名の児童が内海小学校47年の歴史をしっかりと締めくくる大切な役割を果たすべく,元気に学校生活を送ってくれました。子どもたちがいつも明るい笑顔で過ごし,懸命・誠実に頑張ることができたのは,保護者の皆様の力強い支えと地域の皆様の温かい御支援があったからです。改めて感謝申しあげます。子どもたちが素敵な内海町で生まれ育ったことや,温かく育てていただいたことを誇りに思い,ますます健やかに成長してくれることを信じています。
 素直な心でお互いを大切にしあい,明るく前向きに頑張る児童の皆さんは,先生たちの自慢の子どもたちです。一人一人がしっかりと考え,判断したり,小さな努力や挑戦を積み重ねたりして前向きに頑張っています。互いに学び合い,共に高まり合う姿勢は大変立派です。内海っ子として活動したことに自信を持ち,これからも皆さんの素敵なところをぐんぐん伸ばして,ますます力いっぱい活躍してください。

校長あいさつ① 校長あいさつ②

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8 閉式の辞

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内海小学校閉校式・閉校記念式典次第 [PDFファイル/366KB]

開校準備委員会だより 特別号 [PDFファイル/1.05MB]

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